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令和5年度 水道局決算概要

令和5年度横浜市水道事業会計及び工業用水道事業会計決算(速報値)の概要

最終更新日 2024年7月11日

水道事業:水道料金収入は前年度比2億円の増、純利益は82億円を確保

水道事業会計

(1)水道料金収入の増

5年度の水道料金収入は、前年度に比べて税込で2億円(0.2%)増の766億円となりました。
使用水量は、新型コロナウイルス感染症の影響による生活様式の解消が進み、主にご家庭で使われる口径13~25mmは前年度に比べて365万㎥(1.1%)減少しました。一方、大型商業施設や宿泊業など主に事業用で使われる口径40mm以上では179万㎥(3.3%)増加しました。

水道料金収入の状況(税込)

(単位:億円)
  5年度 4年度 増△減
水道料金収入 766 764 2

うち口径13~25mm

529 536 △7

(使用水量)

(3億1,637万㎥) (3億2,002万㎥) (△365万㎥)

うち口径40mm以上

237 228 9

(使用水量)

(5,644万㎥) (5,465万㎥) (179万㎥)

(2)純利益の確保と累積資金残額の増

純利益は、支出について労務単価の引上げや物価上昇等により修繕費が9億円、委託料が5億円増加したほか、西谷浄水場の水処理の制限運用により企業団受水費が4億円増加したため、前年度に比べて20億円減の82億円となりました。また、累積資金残額は、翌年度への繰越工事が減少したことにより前年度に比べて34億円増加し、252億円となりました。

純利益の推移

(3)企業債残高の増

西谷浄水場再整備事業が本格化したことにより施設整備費が増大したため企業債残高は前年度に比べて73億円増加し、1,656億円となりました。

財政状況

(単位:億円)
  5年度 4年度 増△減
純利益 82 102 △20
累積資金残額 252 218 34
企業債残高 1,656 1,583 73

工業用水道事業会計

(1)工業用水道料金収入

5年度の工業用水道料金収入は、前年度に比べて0.6億円(2.2%)減少し、27.8億円となりました。

(2)純利益の確保

純利益は、前年度に比べて0.9億円減少し、6.4億円となりました。また、累積資金残額は、前年度に比べて6.8億円減少し、30億円となりました。

(3)企業債の活用

施設整備費が増大したため前年度に比べて1.9億円増加し、企業債残高は37.7億円となりました。

工業用水道事業会計の収支状況(税込)

(単位:億円)
  5年度 4年度 増△減
工業用水道料金収入 27.8 28.4 △0.6
純利益 6.4 7.3 △0.9
累積資金残額 30.0 36.8 △6.8
企業債残高 37.7 35.8 1.9

(参考)水道事業の主な取組

水道施設の更新・耐震化を進めています

令和6年能登半島地震では、水道施設が被害を受け、広範囲で長期間の断水が発生しました。
横浜市では、これまでも浄水場や配水池などの基幹施設や送配水管の更新・耐震化を計画的に進めてきました。
また、施設の耐震化とともに、水源水質の悪化や水利権水量の全量処理に対応するため、西谷浄水場の再整備にも取り組んでいるところです。
更新・耐震化にあたっては、将来の給水量の減少を踏まえたポンプ能力等の見直しや管口径のダウンサイジングなど工事コストの縮減を進め、持続可能な水道事業運営を目指しています。


大口径管路更新工事

参考資料

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このページへのお問合せ

水道局経営部経理課

電話:045-671-3326

電話:045-671-3326

ファクス:045-212-1157

メールアドレス:su-keiri@city.yokohama.jp

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