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第52回横浜市屋外広告物審議会

最終更新日 2019年3月9日

■第52回 横浜市屋外広告物審議会 議事録
議題

議事1 横浜市屋外広告物条例第19条に基づく許可の特例について(審議)
議事2 屋外広告物に関する具体的な取組について(報告)
議事3 その他

日時平成26年1月27日(月曜日) 午前10時から12時まで
開催場所横浜市庁舎5階 関係機関執務室1
出席者
(敬称略)

委員:菊竹雪、中下裕子、平山正晴、松野勲、宮川眞壽美、村上弘一、森谷保、山崎洋子
事務局:小池政則(都市整備局地域まちづくり部長)、塚田洋一(都市整備局景観調整課長)、
矢崎将一(都市整備局景観調整課景観調整係長)
説明者(議題1):関係事業者・株式会社横浜DeNAベイスターズ

欠席者
(敬称略)
委員:岩村和夫、諏訪恵一
開催形態公開(傍聴者なし)
決定事項

議事1:事務局の案のとおり、了承された。
議事2:次回以降、具体的な内容を報告することとなった。

議事

・資料確認
議事1 横浜市屋外広告物条例第19条に基づく許可の特例について(審議)
(中下会長)
はい。それでは、審議を始めます。まず議事1、横浜市屋外広告物条例第19条に基づく許可の特例について、事務局からご説明をお願いいたします。
(事務局)
(資料に基づき、説明。)
事務局の説明は以上です。それでは、事業者から説明をしていただければと思います。よろしくお願いいたします。
(説明者)
まず、昨年、2013年、横浜DeNAベイスターズは無事シーズンを終えることができまして、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。今年も昨年に引き続き、同様の照明広告の掲出についてご審議をいただきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
まず、表の資料からご説明をさせていただきます。我々ベイスターズ並びに横浜スタジアムともに、プロスポーツと地域との連携・協働の取り組みの中で、ベイスターズを根づかせることで地域活性化を図るべく、以下2点を推進しております。
まず1点目が、公園内を含む球場周辺、市役所周辺、ベイスターズ通りなど、周辺の賑わい創出への寄与を図りたいと思っております。それからもう一点目は、地域貢献活動、小学校訪問等を通じた、地域に密着した連携・協業を強化して、地元横浜の球団としての色を強めていくということを目指して活動を行っております。
この方向性に基づいて、市、球場、球団が三位一体となってシーズンを通してイベントを開催し、賑わいをつくっていければいいなと今年も考えております。この方針に基づいて、この2014年―2015年シーズンにおきましても、引き続き照明塔広告を実施させていただきたいと考えております。
具体的な内容については、その下に記載しております。
設置箇所が、1号、3号、4号、5号、6号の照明塔5カ所です。1、3、4、6号については2面、5号塔に関しては1面の計9面になります。1号、3号に関しては新設になります。言葉ではわかりづらいと思いますので、最後の紙に地図をおつけしております。
1号から6号まで記載があるかと思いますが、1号、3号、4号に関しては2面、5号塔に関しては1面、この理由は、木が重なっているので1面ということです。昨年も1面でした。それから、6号塔に関しては2面という、計9面の希望を出させていただきます。1号塔及び3号塔に関しては、ことし新規という形でご検討いただきたいと思っております。
1枚目に戻りまして、昨年設置させていただいた時点で、構造計算等は済んでおりまして、安全上の問題はないということでいただいております。それから、設置面積も変わりません。広告物の仕様に関しては、昨年同様メッシュターポリンで、風を受けても通り抜けるという意味で穴があいている素材になっております。
それから、デザインですが、昨年は選手が立っている後ろに青空があるというデザインでしたが、ことしは選手が1名立っていて、後ろにグレーまたは白を基調とした背景のプレー写真というような状況でございます。このビジュアルの意味ですが、公園の中でスタジアムの背景、色にマッチするということを考えて、この色とさせていただきました。ベース地が球場壁面と同じような色であるということで、公園環境との調和を図っております。色数ですとか色の割合なども、周辺の町並みに配慮する形で落としてあります。それから、選手ビジュアルというのがメーンに来ておりますので、企業名とかキャッチコピーというのは前面に出て来ず、チームロゴを使用することで文字要素を削減しております。
具体的なビジュアルについては、そのページ以降の記載になります。シミュレーションの5ページ目、スタジアムショップ前2が一番デザインがわかりやすいかと思います。グラデーション的にグレーと白があって、選手のプレー写真というようなデザインになっております。9面のデザインは基本的にすべて内容を変える予定です。今は1人になっておりますが、各デザイン、選手が変わってくるというようなイメージでございます。
以上が私どもからの説明となります。ぜひご検討いただければと思います。
(事務局)
ありがとうございます。それでは、事務局からの説明は以上でございます。
(中下会長)
ありがとうございました。それでは、委員の皆さんからご質問、ご意見をお願いいたします。いかがでしょうか。
今は照明塔の1面だけがモデルになっていますが、照明塔の周りをぐるりと回ると4面あるのですか。
(説明者)
照明塔は全部で3カ所ありますので、3面ですが、そのうちの外側2面を使います。
(中下会長)
先ほどおっしゃったスタジアムショップ前2の下の写真ですが、右側のほうにまだ白くあいているところがありますが。
(説明者)
ここは空きです。
(中下会長)
これは1面しか使わないのですか。
(説明者)
そうです。そこだけ木がちょうどかぶさっていますので。
(中下会長)
確かに見えにくいですね。
(説明者)
それ以外のところに関しては、外側の2面を使うということです。
(山崎委員)
木がかぶさらないようにすればこっちも使えるわけですか。
(説明者)
そうですね。
(山崎委員)
ちょっと切ればいいような気がします。こっちもあったほうがきれいになりますよね。
(説明者)
そうですね。
(山崎委員)
何かいろいろ規制があるのですか。
(事務局)
この場所は横浜公園になっておりますので、環境創造局が管理しております。樹木等の制限については、環境創造局が適正に進める中で、樹木等を大事にしながら管理しています。
(山崎委員)
では、この写真ではちょっとだけかぶさるように見えますが、こちら側から見ると相当切らないと見えないのですね。
(説明者)
そうですね。ちょっと切ればよいという場所ではないですね。
(山崎委員)
そうですか。広告自体はとてもきれいだし、いいなと思います。
(中下会長)
確かに、去年のものよりもデザイン的にはマッチしている感じがしますね。
(事務局)
写真は、昨年と同様の形のものをご用意していただきました。この意味合いは、景観上どうなのかという視点で審査しているということです。このため、直近の場所や公園の外側から周辺から景観も含めて写真を撮ってもらい、歩道を介して市民の方にどう見えるのかという状況を見ていただくために添付していただいております。
(菊竹副会長)
景観に配慮した広告の掲出をお考えいただいていることに敬意を表したいと思います。現在の案では、1人の選手が出ていますが、この他にどういう選手の写真が出てくるのか、確認させてください。
(説明者)
9人の選手になるかと思います。
(菊竹副会長)
9人のそれぞれの選手が、上下の枠2面で掲出されるのでしょうか。
(説明者)
そうです。上下で1選手を掲出し、9面にそれぞれの選手を掲出します。
(菊竹副会長)
9選手、それぞれ違うデザインになりますね。
(説明者)
そうです。バッターであればバッティングプレーの写真にするなどします。ただ、同じ背景のものが来るというイメージです。
(菊竹副会長)
わかりました。ありがとうございます。
(松野委員)
去年からですが、選手を凛々しく撮ってほしいという注文をつけています。ピッチャーは、ピッチングをしているポーズが形になります。しかし、バッターはなかなか絵になりません。パワフルなフィーリングを出そうと、力いっぱいスイングをしているところを狙ったものがよくあるパターンですが、例えば、長嶋茂雄選手が振っているときのフォトジェニックさに比べて、ベイスターズの選手が振っているときの良い写真はこれまで見かけませんでした。今のところ、この選手のポーズは去年の内容と近いです。
凛々しさが表れたものであって欲しいと思います。多分、スポーツの写真というのは、雰囲気を撮ることが重要で、長時間の掲出に耐えられる映像が余りないような気もするので、その辺りを注意して、「絵」になっている写真を狙ってクリエイティブに進めてほしいと思います。
(説明者)
わかりました。写真にはこだわろうということで、カメラマンとも常に話をしております。良い写真を形にしたいと思います。ホームランバッターは打った瞬間かもしれませんし、走る選手であれば走っているプレー写真かもしれません。その辺りで一番よくフォトジェニック、ビジュアルを使ってきれいにお見せしたいと思います。
(松野委員)
ぜひよろしくお願いします。
(中下会長)
ほかにどうでしょうか。
この最後の地図を見ますと、ほかのところにも照明塔があるのですよね。
(説明者)
ほかというのは、2号塔ということですか。
(中下会長)
そうです。2号塔とか7号塔ですかね。8号塔もあるのですよね。この辺を使われないのは何か理由があるのですか。
(説明者)
6までですね。2号塔に関しては、外側が見えないためです。
(中下会長)
なるほど。そういうことですね。
よろしいでしょうか。ほかにございませんか。それでは、一応これにつきましては、「その他の理由」に該当し、景観を阻害しないと認められるものとして、許可の特例を認めるということで異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
(中下会長)
ありがとうございました。
(説明者)
ありがとうございました。
議事2 屋外広告物に関する具体的な取組について(報告)
(中下会長)
それでは、次は議事2の「屋外広告物に関する具体的な取組について」です。事務局からまずご説明をお願いいたします。
(事務局)
(資料に基づき、説明。)
(中下会長)
ありがとうございました。今のご説明は色々盛りだくさんな内容でしたけれども、まず議事2のペーパーの事務局としての考え方として、(1)の取組を進める上での基本的な考え方ということで3つの観点が示されております。これについて、これでいいのか、もう少しつけ加えたほうがいいのかというようなご意見がありましたら、ご発言いただければと思います。いかがでしょうか。
(村上委員)
この枠の下のほうに、新たな取組としてア、イ、ウの3つがありますね。この中で例えば、色彩とか光といったものは入っているのでしょうか。広告物の色彩の制限だとか、あるいは光の制限だとか。最近、ゲームセンターとかパチンコ店などもそうですが、光が明る過ぎたり、逆に極端に暗くなったり、非常に目に悪いのではないかと思うのですが、そういうようなものが審査基準の中に入っていくのか、あるいはまた運用基準に入っていくのかわかりませんが、もし入っていなければ何か検討していただきたいなと思います。
(中下会長)
村上委員がご指摘になったのは(2)の部分ですね。(1)と関係するかもしれませんので、光の件について基準を持っているのかということについて説明をお願いします。
(事務局)
条例と条例規則の中で、蛍光色の使用を禁止し、用途地域に応じて映像装置も禁止しています。さらに細かい内容については、【分野3】の《方向性7》の屋外広告物の審査に関する基準に、これまでの審査をまとめた内容を表現していきたいと思います。
これに加えて、《方向性6》の横浜サイン・ガイドラインでは、横浜の魅力ある景観をつくる屋外広告物を推奨する表現をまとめていきたいと考えております。一方、光については、他都市も含めていろいろ課題点がございます。他都市との協議会等を構成していく中で意見交換等を行っております。色々研究しながら進めていこうと思います。また、国の関係機関にも働きかけをしながら取り扱いについて検討しているところでございますので、随時状況をご報告していきたいと思います。
なお、光については、このガイドラインの方で触れられるということです。
(中下会長)
基本的な考え方が3つ挙げられているのですが、これについてはいかがでしょうか。
(山崎委員)
ここに書かれている3つは、まずぱっと見て意味がよくわからないと思います。3つとも同じことではないのだろうかという気がするためです。さらに、これは誰に向けて出すメッセージなのかよくわからないのです。広告をつくる代理店だとかプロダクションに向けたものなのか、一般市民に向けたものなのかよくわかりません。一般市民にとっては、何が言いたいのかちょっとよくわからないし、具体的にもわかりません。一方、プロダクションだとかそういうクリエイターに向けた場合は、これだけではわからないので、当然ながら細かい規則を見なければいけないと思います。ですので、もう少し意味合いがわかるようなものにできないものかなと思います。
(中下会長)
大変貴重なご意見をありがとうございます。
(松野委員)
言葉で色々挙げられたり、絵による説明なり、富山のガイドラインは結構わかりやすいと思うのです。あのガイドライン型式を横浜に当てはめた時に、裏を返すと、横浜らしさとは何なのかということを、常に心に思いながら作っていくことなのだと思うのです。そのためのリードのガイドブックにしては、富山のように、横浜のことできちっとした作例を見せないといけません。あのガイドラインを見たとき、写真にしても「ああ、富山かな」とすぐにわかりますよね。その仕切り方とまとめ方を、横浜というものを材料にして、どこまででき上がるかということだと思うのです。それは、色が何だという話ではなくて、最終的には、いかに横浜らしさを分かっている人が選んで決めたかというところに懸かってくるのではないかと思うのです。それを全国に発信して横浜らしさを訴えるものになっていくのではないか。別な言葉で言うと、それが横浜スタンダードではないかと思うのです。
(山崎委員)
横浜は広いし、特徴が場所によって違います。松野委員がおっしゃったように、スタンダードを決めるのはたいへん難しいでしょう。報告にあったスーパーの広告の事例について言えば、何で赤ではいけなかったのかと言われた場合に、どう説明するのだろうということです。この地区は余り赤い色がないから赤い色を取ってもらったと言うのか。中華街は赤が多いから赤でもいいのか。
(松野委員)
私ももちろんそういうものがベースになります。しかし、地域ということで決めたのではなくて、速度のあるところで運転していて、可視度とか瞬間的に判読できるかどうかという基準に基づいて決めていかなければいけないと思うのです。スーパーの広告の矢印が赤でなくなったということは、ロゴタイプから何々店、左側というのが一目で入りますから、全体のデザインが目に入るわけです。そういう専門的な見方で決めていかなければいけない。だから、地域によってというのはまたさらにプラスのバイアスがかかってくるというわけです。
(山崎委員)
地域ということの前の段階のことなのですね。
(松野委員)
そういうことだと思います。
(山崎委員)
私は赤いほうが目に入るような気がしたものですから。
(村上委員)
専門家の方は赤い矢印ではなく、スーパーのロゴに合わせたデザインの方が目立つと判断するのですか。
(松野委員)
そうですね。ぱっと見たときに全体が目に入ります。赤い矢印の場合、意識が赤だけに向くのです。
(村上委員)
業者の最初の案は、赤い矢印のデザインだったのでしょう。
(松野委員)
業者と専門家とでは、視点が異なると思います。
(山崎委員)
デザイン的な専門家と、商売を知っている業者と視点が違うのは当たり前だろうという気がします。横浜はまた広いので、デザイン的に基準を全部統一しようとしても、あるいは、商売的なことで決めようとしても、なかなか難しいでしょうね。
(松野委員)
最終的にこの問題は、面倒臭がってしまってはだめなのです。というのは、こういうことの習慣は次の世代に必ず受け継がれていくことでありますので、決めるときにきちっと決めていかないと、いいものは積み上がっていかないと思うのです。
(山崎委員)
私にはその基準がいまいちわかりづらいです。全体がぱっと目に入ってしまうと何も印象に残らないという気がします。赤い矢印で「50メートル先左側」がぱっと目に入ると、何が左側にあるのかという感じで見ることができます。こういった細かいところは非常に難しいところだなと思っています。
(松野委員)
車に乗っていて見るものか、自分の速度で見るものか、その辺によってものは変わるのです。
(山崎委員)
それはどこが判断基準をするのですか。行政でしょうか。こういう審議会でしょうか。
(松野委員)
大抵は、高速道路だったらそういう委員会があります。読めるか読めないか、大きさも含めて、基準を決めていますね。
(事務局)
屋外広告物条例は色々な規定を持っていますが、面積規定を中心にしているため、細かい広告の内容についてはそれほど表現されていません。一方、横浜市では、これまで長い間、都市デザイン活動の中で公共サインを中心に整備してきました。こうした活動に関わる地区では、屋外広告物の内容も含めて調整してきました。
職員も含め、専門的な観点で調べて検討して、地区によって屋外広告物の基準を定めています。法的な意味では、建築計画や地区計画、景観計画や景観協定があります。そういった中でも屋外広告物の基準を表現している地区もあります。横浜市全域の中でスタンダードに決めていくのは大変だということは承知しております。地区によって景観の特性だとか状況がありますので、それらを考えながら広告の機能面、意味合い、その大きさ、場所、色合い、表現、必要に応じて決めていく必要があると思います。そういうものを整理して、横浜サイン・ガイドラインに表現していきたいと考えているところでございます。いろいろ手法もありますので、連携しながら詰めていきたいと考えております。その際は、考え方や細かい内容について、審議会にお示しし、ご意見をいただきながら進めていきたいと思っております。
(菊竹副会長)
3月中に審査に関する運用基準が公表されて先行しますが、山崎委員や松野委員がおっしゃるように、いかにして横浜らしさや独自性を出しながら、横浜サインのガイドラインをつくっていくか、これが今後の一番重要な課題になってくるでしょう。横浜らしさをだし、誰が見ても分かりやすいガイドラインを作っていくために、是非この審議会で議論させていただく機会を設けて頂ければと思います。
(事務局)
審査基準の策定ということで、別紙2-1に提示しましたが、提示していく内容についても必要に応じて、例えば、冒頭に「はじめに」と表現される場合がありますが、そういうところに横浜市全体の考え方を表現して、「横浜サイン・ガイドライン」との連携だとか今後のことについて、業界の方や市民の方々に分かりやすいようにご提示していきたいと考えております。この審議会の内容の取扱いは公開ですので、ホームページに載せます。自由に閲覧できますので、そういった内容も含めながら、まとめていきたいと思います。ありがとうございます。
(中下会長)
基本的な考え方のところですが、ご意見が出たように、これだけだと一体どういうメッセージなのかがわかりにくいです。横文字も必要かもしれませんが、なるべく使わないで表現できる方が、多くの方々に理解していただけると思います。
しかし、屋外広告物は必要悪的なイメージが持たれる中で、それらも積極的に活用していくのは非常に良いことだと思うのです。考えてみれば、広告物が全然なくなってしまった町というのは本当に味気ない町になると思うのです。そういう意味で、広告物が果たしている役割というのもとても大事なものですよということを発信していこうという積極的な姿勢はとても良いなと思うのです。
一方で、広告物というのはデザインだけではなくて、広告としての機能が果たされるということが基本でなければならないのかなと思います。建物と同様で、建物は機能を果たすような構造を持っていた上で、さらにデザインが要求されるわけです。そういう意味で、機能を持ちながらも、デザインとしても、地区によって何が調和するのかということも違ってきます。横浜らしさと横浜スタイルというのも、1つの言葉だけではくくれないもので、同じ広告物であっても、中華街に持ってきたものとみなとみらいに持ってきたものとでは、調和するかどうかという感覚も違うのだろうと思います。「地域の景観と調和する」ということは今でも表現自体はできますけれども、できれば、横浜らしさをイメージができるような具体的な表現があるともっと良いのかなと思います。こういった考え方をさらにブラッシュアップしていっていただけたらいいなと思います。
(事務局)
基本的な考え方については、ご意見をいただきながら検討を重ねていきたいと思います。これが決まらないと進められないということではなく、こういう考え方を共有していきたいということが伝えたい内容です。横浜サイン・フォーラムというイベントにおいても、色々なご意見が出てくると思います。一般の市民の方からも意見が出てくると思います。そういうものを踏まえて、ブラッシュアップしていきたいと思います。そして、次回の審議会のときには、また新たにまとめた内容をご提示していきたいと思いますので、ご意見をいただければと思っております。
(中下会長)
わかりました。では、もしご意見があれば言っていただければと思います。
では、次に、3つの分野に8つの方向性があり、それぞれの取り組みを進めていらっしゃると思います。これについてご報告がありましたけれども、これにつきまして何かご質問、ご意見はございますか。
(山崎委員)
横浜サイン・フォーラムですが、例えば、区ごとに開催するなどして、たくさん開いていただきたいと思います。というのは、文章で読んでもどういうことなのか理解できなくても、具体的に絵で見られるような機会がたくさんふえたなら別です。この広告はこうした方がより景観的にいいし、人にもたくさん中身も見てもらえるのですよということを見比べることができますよね。文章は、あれもこれも入れなければと考えて、それをすべて入れると、かえって分かりづらいものになってしまいます。文章は短くして、具体的なもので見せるような形のフォーラムをたくさんやっていただきたいなと思います。
(松野委員)
例えば、テーマが、各地区が抱えているさまざまな問題、景観の問題がそれぞれ違うと思うのです。その問題を取り上げながら、最適な方法をアドバイスしながら、フォーラムを進めていくみたいなことをしていけば、より地域や参加者との密着性が出てくるかもしれません。
(中下会長)
絵で示すと、見ている人からするとこっちの方がぱっと目に入るとか、その辺りが分かっていいかなと思います。例えば、遠くから見たときには、このデザインの方が車で走ってきたときに全体に注意が行くとか、そういったことは科学的な部分だと思うのです。人間の視線などの科学的な説明もあって、この方が広告としては望ましい機能を果たしているという説明があったら、わかりやすいかなと思います。
(松野委員)
自分が住んでいるところに対して、愛着もより出てくるのではないかという気もします。
(山崎委員)
具体例を見たが故に、意見が分かれることもあるのですが、フォーラムにおいても、こういう理由でこれがいいのですよということを説明していただく機会があるとよいと思います。
(松野委員)
議論も膨らむような気がします。
(中下会長)
ほかにご意見はいかがでしょうか。
審査基準とガイドラインの関係について確認なのですが、禁止物件の適用の除外の場合とか、あるいは特例の許可として取り扱う場合がありますよね。このガイドラインには強制力はないと書いてあるのですが、適用の除外や特例の許可を認めるときの一つの基準として、ガイドラインというのは考え方として入ってはこないのですか。
(松野委員)
物差しですね。
(中下会長)
そうです。禁止物件のところに、色々な理由があって広告を特例で認めるのですけれど、そのときは、条文にも書いてあるように、景観を阻害しないということが条件になるわけですから、その阻害しないという条件はガイドラインに沿っているということとするかどうかです。審査基準は強制力があり、ガイドラインは強制力がないという言い方ではなくて。
(事務局)
これまでと同様、禁止地域に関わる許可の特例は、色々な要件をチェックしていきます。相手方とも協議していきますので、その協議内容を含めながら、この条件となる考え方を極力表現して、理解していていただけるようにまとめていきたいと考えています。その考え方についての参考とするという意味で、実際の事例だけでなく、審議会のご意見も含めながら表現することによって、より理解しやすくなるようにまとめていきたいと思っております。その後、横浜サイン・ガイドラインを作っていくとことと審査基準を作っていくこと、後先の問題になりますけれども、同時に進められるところについては、支障がないように進めていきたいと思っております。
(菊竹副会長)
私は、ガイドラインが本当に大切だと思っておりまして、運用基準を説明するだけでなく、横浜サインを作っていくためのビジョンを語ってほしいと思います。このガイドラインは、どういった方向を目指しているのでしょうか。
(事務局)
まさに内容を検討しているところです。これまで条例改正のときにもご意見をいただいていますし、関係者も含めて、業界の方々と意見交換をしているところです。これから、この横浜サイン・ガイドラインをどう作っていくか。また、横浜サイン・フォーラムの中でも色々なご意見が出てくると思いますので、総合的に考え方を共有できる形に表現していきたいと考えております。最初からこうだと決めつけて規定をつくるのではなく、柔軟性を持って共有するところから始めたいと思っております。横浜は色々な事例や色々な活動、ルールもあります。例えば、そういった事例を中心に、認識を持っていただくということが大事だと思います。良い意味で広げていくことから始めていきたいと考えております。
(菊竹副会長)
富山のガイドラインの素晴らしいところは、誰が見てもサインに関するビジョンがあることが分かることです。基本的な考え方を色々とご検討されていますが、事例集で終わるのではなく、ビジョンを語る豊かなガイドラインにまとめて頂きたいと思います。
(事務局)
今後も審議会のご意見を聞きながら良いものをつくっていきたいと思います。
(中下会長)
例えば、面積にしても、全体の真ん中にあるのと、端にあるのとでは、同じ面積でも受ける印象は違うと思うのです。また、位置や色彩によっても受ける感じが違うと思うのです。ですので、こうした方が景観にマッチしやすいというコンセプトや解説を入れていったらどうかと思います。それから、全体として見るときにはむしろ同じ色調のほうがよいというようなことだとか、その辺りを科学的に、人間の視野に入るときにどういう入り方をするのかということと合わせて、地域景観とマッチングさせる方向性のようなことを解説していったらどうかという気がします。
真鶴に伺ったときに知ったことがあります。建築基準法は建ぺい率だけなので、どこに建物を建てるかというのは全然規制がかかっていないけれども、後ろに林があってそのふもとにひっそりと建っている、こういうのがよいだとか、あるいは、色調が周囲の緑と調和して、ああいう色調だと景観と調和するとか、そのようなことを図示しながらガイドラインをつくっていたのです。私たちもそういうものを見せてもらうと、印象が全然違うな、こんな風に違うのだ、これは素敵だなというのが、ビジュアルで分かるのです。広告でも、何かそういうようなことを工夫していったらどうかと思います。
(山崎委員)
この場所にはこれぐらいの大きさしか出してはいけないとか、色はこれを使うだとか、そういうガイドラインをつくることは比較的容易だと思うのです。ところが、広告の中身になると、それはもう感覚だから、ここはやっぱり緑がいいですよと言っても、うちはブルーでやりたいとか、白でやりたいとか、そこになってくると、デザイナーのプライドだってあるし、業者の考えもあるし、そこをどう説得するのかという疑問が湧きます。
(松野委員)
それは印象度の測定の問題だと思います。例えば、ブルーがその企業のコーポレートアイデンティティのカラーだとします。そうすると、ブルーだったらどれぐらいのパーセンテージが目で見たときの度合いがよいのかということを測っていくのだと思います。
(山崎委員)
一つ一つの広告に関して、行政と広告主が協議し合うことは可能でしょうか。
(松野委員)
理想はそうすることですよね。
(山崎委員)
大変なことですよね。
(松野委員)
以前ある講演会で聴いた話ですが、ジェノバの公民館の事例でした。みんなが集まる公民館が湾の入り江に昔からあって、その公民館を今後どんな形にしようか、どこを直そうか、色はどうしようかということを、10年間も話合ったそうです。最終的には、形は何も変えずに、手前の色をちょっと変えたぐらいで終わるのですが、それくらいみんな真剣に自分の土地の景観について愛着を持ってこだわっているのです。
(山崎委員)
そうですね。ジェノバは古いところだから、市民も町に対する愛着が横浜と全然違うと思うのです。横浜は入ってきたら出ていく人も多く、郷土愛が少し乏しいですよね。だから、そこまで真剣に話さない。
(松野委員)
日本人だからだということもあると思います。新しもの好きで、何かすぐに変えたいというのがどこかにあるのです。それから、会長がご指摘されていた、空きスペースを大きく見せるデザインは、広告のテクニックなのです。テクニックの裏にあるのは心理学。テクニックと心理学をうまく使うことによって広告デザインというのは出来ている場合があります。
それをすぐに使いたがる前に、もう一つ踏みとどまって、横浜というところでもっと気持ちよく過ごしていけるような場所をつくり出そうというのが、大切なポイントです。
(山崎委員)
その概念と、各広告を作る会社の方向性とがうまく一致するように持っていくためには、なかなか時間がかかりますね。
(松野委員)
この10年間、バス停の広告に関してはそれをやってきたのです。
(山崎委員)
いまのところ、横浜の中心部分ですよね。
(松野委員)
ほかのところも出てきてはいますけどね。
(山崎委員)
関内地区とかみなとみらい地区とか、限られたところにこれを当てはめていくのはいいことだろうし、例としてわかりやすいだろうなと思います。
(松野委員)
南部にも一種作っていいと思います。もう一つは、今までたくさん事例があるけれども、それが古過ぎるのだと思うのです。だからそれを、今の時代に合わせたものに置きかえながら、そこをもう一回練り込むメジャーとして、ガイドラインが必要なのではないかと思います。
(事務局)
都市デザイン活動は40年進めてきていますし、一方で、各地区でまちづくりの協議をやっています。また、建築協定も作っています。協議の際は、それぞれの主体がそれぞれのルールを持っていますので、色々な問題が発生することはつきものです。しかし、常に相手方と協議しながら決めてきた経緯や経験があります。そういった実績もありますし、現在も進めています。どのように進めてきたのかという、協議の内容や考え方も含めた協議自体のまとめ方、色の明度、彩度、色相についての決め方とか、地区によって色々な表現をしています。そういうものを全体的に整理しながら、ガイドラインの案を提示したいと思います。そして、ご意見をいただければと思っております。
ビジョンと事例集というお話がありましたけれども、横浜には色々な地域がありますので、一番大事にしたいことは、この基本的な考え方を今回出した理由でもありますが、色々な方々とビジョンを共有しながら、屋外広告物の事業を進めなければいけないということです。行政がビジョンを掲げたときに、市民の皆様は知らないことが多いということも事実だと思います。しかし、ビジョンがなければ、なかなか色々な方々を巻き込んで一緒にやっていけないということもあります。もっと言えば、ビジョンを持つことによって、行政としても、フォーラムやガイドラインを作るようなときに、横浜市はこういう方向でやっていきたいといったことを広めていきたいということです。今回、基本的な考え方を載せさせていただきましたので、ビジョンの中に基本的な考え方を取り込みながら、ガイドラインをつくっていきたいと思います。また、フォーラムの中でも、横浜市としてはこのように今後の方向性を考えているんだということをお知らせする中で、サインの持つ重要な文化的な要素だとか、機能やデザインなど、そういったことも事例を出しながら、紹介していきたいと思っています。
(中下会長)
日本とヨーロッパの行政の一番の違いは、個別許可制であるかどうかです。ヨーロッパでは、建物を建てるときも個別許可なので、審査官の役割が非常に大きくて、専門性の高い方がそういう部署にいます。しかし、日本の場合はそういう仕組みがないため、基準制なのです。基準を満たしていればオーケーだということになります。日本は、個別審査は要らないということをずっとやってきたために、なかなか景観がうまく形成されないということが今日出てきています。そういうことを見直すべきという意見も学会などから出てきています。例えば、都市計画法も建築基準法も見直すべきだというような考え方が出てきているかなと思います。
そういう意味では、屋外広告物の基準が定まっているのは未だに条例であって、デザイン性だとか景観との調和とかというのは、必ずしも法的な審査基準の中に明確に入っていません。ですので、実務上の運用は、ガイドラインを作って、個別許可に限りなく近い方向にスタートしようとしているのは非常に先駆的な取り組みだと思います。小さな屋外広告物であっても、それによって景観がこれだけ変わってくるというふうになってくれば、建築物についても、いずれはそういうことも入れて配慮をされるようになって、基準を満たしていれば何をやってもいいだとか、ピンクで塗ってもいいんだとか、そういう考え方が少しでも是正されてくるといいなと思います。そういう意味では、多分審査は大変なところは多いのだと思います。
(山崎委員)
私も何とかこれが実行されるといいなと思っているのです。
(中下会長)
本当にそう思いますね。
(山崎委員)
ヨーロッパなどに行きますと、町の色が統一されていてとてもきれいですよね。日本に帰ってくるとバラバラで、ちょっとがっかりしたりします。日本の家も昔は、江戸時代など見ると統一されていてきれいですよね。先進国としてデザインの統一感のなさは恥ずかしい気がしますので、横浜が先駆的な役割を担うことができたら素晴らしいです。
(中下会長)
本当にそう思います。日本はこれから環境立国で生きていかないといけない時代ですから、横浜は特にそういった方々をお招きしてというところなので、ぜひ頑張ってやっていただきたいなと思います。
(事務局)
景観条例と屋外広告物の2つを所管していますが、この2つは非常に景観的な意味で重なる部分があります。横浜は、都市デザイン活動やまちづくり協議を特にやってきた実績があります。この景観条例を作るときも、景観の協議をしましょうということを盛り込んで条例化しました。それに基づいて、みなとみらい地区とか関内地区とか新港地区とか、地区によってすべての協議を細かいところまでやっています。郊外部周辺についてもまちづくり協議という形で屋外広告物の申請と一緒に進めています。これまでやってきたこと、また、新たな課題もありますので、整理しながら、良い事例も含めて表現していきたいと思っています。是非細かい部分についても、ご意見をいただければと思っておりますので、よろしくお願いします。
(中下会長)
森谷委員、何かございますか。
(森谷委員)
恐らく一番協議が難航するのは、コンビニエンスストアやファストフードなど全国画一的に広告を出す業種だと思います。鎌倉市などでも、鎌倉だからこういう形にしてくださいとお願いしても、なかなか言うことを聞いてくれないと聞きました。そういう業種に対して、どのようにして横浜市のそれぞれの地区に合わせた形で広告を出していくのか、あるいは、そのまま出させるのかという議論になってくると思うのです。そういう意味で、審査基準というのが非常に大事で、その審査基準は行政としての透明性を出さなければいけませんので、それを早く出したいというお気持ちもよくわかります。それから、基準に書けない部分をデザインとしてどう誘導していくかというところも非常に大事なので、よりよいビジョンを出して、事例を示していくということだと思うのです。どこも同じようなことで悩んでいるのだと思います。そこに手を出すのが大変難しいということだと思いますので、頑張っていただければと思います。
(中下会長)
そうですね。でも、そういう協議の場があるというのはよいことですよね。法律だけではなかなか難しいですからね。
(森谷委員)
そうですね。景観法ができましたので、規制していく根拠はできてきたと思います。ですので、広告物だけではなくて、街なみとして、どうやって公共施設をつくるのか、建物はどう誘導するのか、屋外広告物はどのようにするのか、それぞれ景観法と屋外広告物法と役割分担がありますので、屋外広告物の枠組みの中でどうなのかということをきちっと説明していただいた上でご審議いただくと、審議が明確になるだろうなと感じました。
(中下会長)
そうですね。景観法と両方とも入っていますから。
(森谷委員)
両輪になっていると思います。
(中下会長)
随分活発なご意見が出たようでございますので、今日出ました意見を参考にしていただいて、ますますよいものができますように、審査基準及びガイドラインともよろしくお願いしたいと思います。この審議会に報告及び意見交換の場を設けていただければと思っておりますので、その点もあわせてよろしくお願い申し上げます。以上で、報告事項は終わります。
議事3 その他
(中下会長)
議事のその他につきましては、何かございますでしょうか。
(事務局)
その他については特にございません。
(村上委員)
ちょっとだけよろしいでしょうか。
(中下会長)
はい、どうぞ。
(村上委員)
分野2のところに「悪質な業者」と書いてありますが、これはどんな事例があるのでしょうか。
(事務局)
路上に許可なく広告物を置いたり、申請をしないで看板をくっつけたり、それを警察のほうでも問題意識を持っていて、何度か指導をしているのですが、なかなか改善がなされないという事例が出てきています。
(村上委員)
この業者は特定されているのですか。
(事務局)
そうですね。
(村上委員)
何件か。
(事務局)
そうですね。そういう方向で動いています。
(村上委員)
そうですか。わかりました。
(事務局)
禁止地域に許可なく出しているなど、そういった違反広告物の調査も同時に進めていますので、そういったことを今後もやっていきたいと思っています。
(村上委員)
例えば、そういうことを警察に言ったら、警察は動いてくれますか。
(事務局)
警察から相談がある場合もあります。セーフティーコーンにくくりつけてある広告があるのですが、それについて許可を出しているかという警察の照会に対して、受けていないことが多いのですが、「受けていません」と回答することもあります。その後、警察も指導しているのではないかと思います。
(村上委員)
そうですか。わかりました。
(中下会長)
ほかに何か皆さんから話題提供等は、ございますか。
(山崎委員)
公衆電話ボックスがなくなったせいか、こういう風俗系の広告を見なくなりましたが、行政で取り締まられたから少なくなったのですか。
(事務局)
個人的な観点かもしれませんが、携帯が普及した中で電話ボックス自体がどんどんなくなりましたよね。それを媒体とした広告がありましたけれども、それについては対処したことがあります。電話ボックスがなくなったことによって変わってきております。
(山崎委員)
置き場所がなくなったから、広告もなくなったということですか。
(事務局)
そうだと思います。しかし、地区によっては電柱だとか立て看板とか、そういうものを使って、広告が掲出されていて、問題になっています。その辺りは、警察もチェックしています。
また、地域パトロールということ形で、地域の方や土木事務所、警察と一緒にパトロールして、お店に行って文書での指導もやっています。そういうことも含めて連携しながら、今後も違反対策については取り組んでいきたいと思っております。
(山崎委員)
インターネットの普及かなとも思っています。
(事務局)
そうですね。大きいと思います。
(森谷委員)
ネットの普及で圧倒的に減りました。
(山崎委員)
それは町の景観としてはいいことですね。
(中下会長)
そうですね。
(森谷委員)
インターネットが普及してかなりなくなりました。特に郊外が著しくなくなりました。インターネットの方が捨て看よりも圧倒的にコストパフォーマンスがいいためです。郊外に出されるのは不動産広告ですね。不動産は車で現地を見なければいけないので、目につくために案内を出すという意味で、相変わらず捨て看を出していますけれども、それ以外はないと思います。
閉会
(中下会長)
それではよろしいでしょうか。では、最後に議事をまとめていただけますか。
(事務局)
議事1については、ご了解を得ましたが、松野委員から写真の選び方についてご意見をいただきました。また、議事2は、分かりやすく、かつ具体的な表現をしてほしいというご意見をいただきましたので、事務局としても、審議会に内容を提示しながら進めていきたいと思いますので、次回以降もよろしくお願いしたいと思います。
以上で、予定した議事が終わりましたので、本日の議事録については、横浜市の保有する情報の公開に関する条例に基づき、審議会の議事録についてあらかじめ指定した者に確認を得た上で閲覧に供するとなっております。
前回から取扱いについて変更しまして、事務局から議事録について皆さん方に見ていただきながら、最終的に会長のご了解を得て進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
次回の審議会については、来年度以降になると思いますので、また後日日程調整をさせていただきます。横浜サイン・フォーラムの資料についても、ご提示していきたいと思いますので、ご覧になっていただき、ご参加を願いたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。本日はありがとうございました。
(中下会長)
どうもありがとうございました。

資料[PDF]第52横浜市屋外広告物審議会資料(PDF:1,661KB)
特記事項

・本日の議事録については、各委員で確認した後、会長が最終確認する。

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このページへのお問合せ

都市整備局地域まちづくり部景観調整課

電話:045-671-2648

電話:045-671-2648

ファクス:045-550-4935

メールアドレス:tb-keicho@city.yokohama.jp

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