ここから本文です。
消防本部別館
最終更新日 2025年6月23日
消防本部別館整備工事
| 名称 | 消防本部別館 |
|---|---|
| 所在地 | 保土ケ谷区川辺町2番地の20 |
| 構造規模 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、地上5階 |
| 延べ面積 | 2911㎡ |
| 設計 | 株式会社松田平田設計 |
| 工期 | 令和5年9月から令和7年3月 |
| 施工 | (建築工事)株式会社小俣組 (電気設備工事)メルビック電工株式会社 (空気調和設備工事)川本工業株式会社 (衛生設備工事)万里設備株式会社 |
外観
屋上
外観
エントランス
特別高度救助隊入口
訓練室
会議室
事務室
食堂
厨房
設計者からのコメント
消防本部庁舎(本館)の継続工事として、旧司令センター既存棟の改修工事を行った。
設計コンセプトは本館と同様に、以下の4点を重視した。
1.迅速かつ機動的に消防機能を発揮できる庁舎
2.大規模災害にも消防機能を継続発揮できる庁舎
3.安心、信頼を実感できる庁舎
4.社会の変化に柔軟に対応できる庁舎
横浜市が掲げる公共建築物の目標耐用年数を超える利用を目指し、既存の構造躯体と外壁を残しつつ、内部の撤去・解体を行い、本館との機能連携を踏まえた新たな機能を付加する内外部改修を行った。このスケルトン・インフィル改修は、これからの横浜市消防局の活動に相応しい、「社会の変化に柔軟に対応した」施設のあり方を体現している。
本館の2階から5階までを渡り廊下で接続し、仮眠室は執務室と同じ階に配置することで、「迅速かつ機動的に消防機能を発揮できる庁舎」を実現している。
旧司令センター4階にあった司令室部分は、既存の天井高さを活かし、多様な訓練に対応可能な訓練室へと改修した。この訓練室は、外部の訓練スペースでもある中庭に面して出入できる造りとすることで、内外連携した訓練が可能であり、大規模災害時には休憩室・仮眠室としての活用などに転換することで、隣接する緊急消防援助隊受援室と連携して「大規模災害にも消防機能を継続発揮できる庁舎」としての役割を果たす。
本館と機能連携し、横浜市全域の消防機能を統括する消防本部として、「安心と信頼を実感できる庁舎」としている。
建築工事、電気設備工事、空調設備工事、衛生設備工事である本工事に加え、司令センター工事など複数の別途工事を本工事中に施工検討を行うなど多岐にわたる施工調整を行った。無事、改修工事が竣工を迎えられ、関係各所に感謝する。
このページへのお問合せ
建築局公共建築部営繕企画課
電話:045-671-2956
電話:045-671-2956
ファクス:045-664-5477
ページID:956-587-862





