都田地区センター及び都田地域ケアプラザ

外観（側面）

外観（正面）

外観（北西側）

俯瞰

エントランス

事務室

EVホール

プレイルーム

多目的室（大）

オープンスペース

　本施設は、都筑区にある地区センターと地域ケアプラザからなる複合施設です。
　敷地は、横浜環状北西線のトンネル上部という特殊な場所で、荷重制限など様々な条件があり、首都高や横浜市関係各課と綿密な協議を重ねて整備しました。
　構造は鉄骨造の２階建てとして軽量化を図り、平面形状はシンプルな矩形で敷地の高低差を利用した２階レベルから直接道路へ避難できる明快で安全な施設計画としました。
　複合施設であることから各施設の与条件を整理し、建設懇談会を通して地域の意見を取り入れながら、一元管理しやすい施設の計画に努めました。１階は誰もが自由に利用可能な図書・娯楽コーナー等のオープンスペースを集約し、エントランスホールと一体的に配置することで広さが感じられる空間としました。また、出入口脇の休憩コーナーは地域の独居老人をはじめ、誰もが気軽に立ち寄れる地域の居場所となる空間としました。２階は多目的室（大・中・小）を設け、様々な用途に活用できる計画とし、調理室は、多目的室（中・小）と一体利用可能な計画としました。
　複合施設であることを活かし、「新しいかたちの公共施設」として子供から老人まで様々な世代に活用されることを願っています。