矢向中学校（増築）

外観

昇降口

廊下・EVホール

渡廊下

普通教室

多目的室

金工・木工室

理科室

生徒数の増加対策として、校舎棟の増築及び、既存校舎棟の管理諸室の拡張や改修を行い効率的な教育環境の向上をはかりました。
【増築校舎の配置】
スポーツが盛んな校風から建設場所はグラウンドへの影響を最小限とした敷地北東の正門付近としました。正門は生徒の主な通学経路の上、緊急車両等の唯一の進入経路となっており、この経路を安全に確保するため、渡り廊下は2階建てとし、1階を大型車両の進入経路、2階は屋内通路で既存校舎と結び、安全なバリアフリー動線を確保しました。
【良好な学習環境】
増築校舎は建築面積をコンパクトにできる中廊下型を採用することで効率的な動線を確保すると共に建設コストを抑制しました。普通教室は南側直線配置とし良好な採光と通風を確保。内壁を木質感のある仕上げ材とすることで温かみを感じる快適な学習環境としました。
【災害に強い学校】
建設場所は地震時に地盤液状化が想定されるため、 杭工事では地震力が大きくかかる杭上部に 強度が高い既製コンクリート杭の工法を採用しました。