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最終更新日 2025年2月25日

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令和6年度:瀬谷区音楽協会(12月13日実施)

瀬谷区音楽協会

日時、場所

令和6年12月13日(金曜日)10時00~11時30分、瀬谷区役所

出席者

瀬谷区音楽協会の皆さん
植木区長、政木地域振興課長、𠮷原区政推進課長

瀬谷区音楽協会の皆さんと区長、地域振興課長、区政推進課長の写真

団体のプロフィール

平成31年2月に開催された瀬谷区制50周年記念「輝く!瀬谷!ひと!フェスタ」のハルレヤコーラスと瀬谷の民話合唱のメンバーの有志を中心に、音楽による賑わい創出に繋げたいと“音楽のまちSEYA”実行委員会を、フェスタ開催直後の平成31年2月に設立した。
“音楽のまちSEYA”実行委員会では、令和元年12月、瀬谷区制50周年記念として「第九メモリアルコンサート」を開催。初めて第九を歌う人や合唱自体が初めてという人も多かった”区民参加型“の合唱は皆で練習を重ね、大成功を収める。
令和4年3月に、団体名を「瀬谷区音楽協会」と改名し、音楽を通じて、瀬谷区内の文化・芸術の向上に寄与することを目的に、年2~3回、音楽協会会員の発表や音楽家を招いたコンサートを開催している。令和6年12月のファミリーコンサートでは、瀬谷公会堂にて、多世代による歌やミュージカル等を披露し、多文化共生のキーワードで国際交流も図った。

主な内容

音楽協会が作成したこれまでの活動を紹介したビデオを視聴した後、瀬谷区音楽協会の皆さんに活動についてお話を伺いました。

コロナ禍での活動について

団体設立後まもなく、第九メモリアルコンサートも成功して、さぁこれからと意気込んだところで、コロナ禍になってしまいました。コロナ禍当時は、ホールも貸してもらえず、コンサート等の開催や団員の募集もできないなど、いろいろ大変でした。
学校の合唱部の指導をしている団員がいますが、学校でも「後ろの壁を向いて歌いなさい」みたいな感じで、唾が飛ぶから学校では危険と言われ、部員がすごく減りました。小学校の頃から「歌うのはちょっと危ない」という環境で育った子達は、合唱部に入りたがりません。歌は好きだけれど、「でもね」となって、その影響は未だに残っています。
音楽協会としては、コロナ禍でも会員のつながりを保ち、活動を続けるための工夫を重ねました。そのひとつがデジタルの活用です。今では、ほぼ全ての会員が「LINE」ができるようになり、80歳過ぎの会員でも、LINEで「今度、ここを注意してね」や「何時に変更」と送ると、「分かりました」と返事が届くなど、デジタルに詳しくなりました。

区民ミュージカル『サウンド オブ ミュージック』について

コロナ禍があけ、まず挑戦したのが区民ミュージカルです。
令和4年10月公演の『サウンド オブ ミュージック』では幅広い年齢層の出演者が必要なので、大人や子どもの募集を行いました。
初めは、子ども達が来てくれるか不安でしたが、子ども達も集まり、そしてずっと活動を続けてくれています。
生き生きしている子ども達の姿をみて、高齢の皆さんも元気がもらえるようで、孫に接するようにおやつをあげたり、おしゃべりをしたり、すごくいい関係ができています。親戚付き合いに近いのかもしれません。
子ども達は引っ越したり、転校したりして、この2年・3年で替わってはいますが、次のコンサート等があると来てくれます。子どもは児童合唱団、大人は男声、女声合唱団がありますが、いろいろな年代が一緒になって行う活動はあまりありません。また、大きい子が小さい子の面倒をちゃんとみるなど、学校とは違いますが、年令の違う子ども達同志も触れ合っています。そういうことができる場はあまりありません。
ミュージカルの公演そのものも大成功でしたが、幅広い年齢層で楽しくミュージカルやオペラをする場所としてみんなが楽しみにしてくれているようで、とても嬉しいですね。

高齢者向けの活動について

新しい試みとして、高齢者のフレイル予防のために歌を歌ったり体を動かしたりする活動にも取り組みはじめています。現在、いろいろな歌を歌いながら、座ったままでも体を動かしたりできるオリジナル音源も作成しています。YouTubeに掲載されている動画は、速かったり歌いづらいものが多いですが、私達が作成した曲を聴いた方からは、「この音程やテンポなら歌える。」と言っていただいています。
発声する機会が少ないと、嚥下機能が衰えて、誤嚥性肺炎になりやすくなりますが、発声や体操も、毎月行っていると変わってきます。ピアノをよく弾く人は、右手と左手の指がそれぞれ動くので良いと言われますが、ずっと弾いている人はともかく、いきなり「やりましょう」と言っても無理です。体を動かすといった運動から入って、少しでも体の機能が衰えないようにするというのが必要だと思うので、そのお手伝いもしていきたいです。
ただ、どちらかというと女性のほうが参加してくれますが、なかなか男性の参加が増えません。

GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)に向けて

音楽協会として、どのような手伝いができるだろうかと考えています。
アートと音楽はエンターテイメントだと思うので、ただ自分達の発表をするだけなく、来場されたお客様にも楽しんでもらいたいと思っています。
今は、ドローンショー1つとっても、音楽・ドローン・レーザー光線の総合的なエンターテイメントとなっています。これから具体的な情報が出てきたら、GREEN×EXPO 2027でのイベント等に向けて、例えばいろいろな音楽の団体が5分ぐらいずつテーマを決めて何かやるなど、様々な団体とつながれたら面白いのではないでしょうか。
「瀬谷区」や「GREEN×EXPO 2027」の知名度はまだ低いと感じます。市外での会議等でGREEN×EXPO 2027のPRをしたことがありますが、GREEN×EXPO 2027の存在や開催地等が知られていません。瀬谷区の場所すら知らない人も多いです。瀬谷区をもっとアピールしていけるよう来場者を驚かせるような発想で取り組んでいきたいですね。

活動内容を伺って(区長から)

本日はありがとうございました。
多世代にわたりいろいろな人が活動に参加しやすいように、日頃から心掛けていただいていることに感謝しています。
令和元年の瀬谷区制50周年記念「第九メモリアルコンサート2019」に参加された方から、忙しい時間を合わせて練習し発表したのが、とても記憶に残っていると聞きます。一人では実現が難しい夢を実現する場を作っていただき、感謝しています。
令和4年の「区民ミュージカル サウンド オブ ミュージック」を開催すると初めて伺った際は、劇に必要な幅広い年齢層の団員がいらっしゃるのか、また、子ども達は、同年代と役を演じるのは慣れていても、多世代と一緒に演じるのには、慣れていないのではないかと、心配しました。
しかし、実際に拝見し、最後の写真撮影では、子ども達がご年輩の人と打ち解けた様子でカメラの前でポーズをとっていた姿を拝見し、一緒に活動した時間が良い関係を作りあげているのだと感じました。
高齢者向けの歌いながら体を動かして機能を保つための活動をはじめられたとのことですが、「デイサービスのレクリエーションにこういうのを入れたい」という話をそれぞれのケアプラザに話をする等も良いかと思います。
また、瀬谷区民文化センター「あじさいプラザ」が開館した時は、コロナ禍だったので、これから盛り上げていこうというときにイベント等の開催ができなくなってしまいましたが、瀬谷駅から程近い場所に、ギャラリーやホールもあるのですから、これから、いろいろなことができると良いと思います。例えば、ギャラリーで花関係の何かをやっているときに、一緒に同じテーマの音楽もやるなど、多くの可能性があると思います。自然に人が来てくれるようにするのには、「こんなこともやっている。あんなこともやっている」と、様々な所でPRし、あじさいプラザだけでなく、それぞれの地区の地区センターや公会堂、相鉄沿線の区同士で連携するなどし、どんどん広がっていければと思います。音楽を楽しむだけでなく、いろいろな団体とコラボする形でGREEN×EXPO 2027の機運を醸成できれば嬉しいです。「こんなこともできたら」という話があれば、是非、お聞かせください。本日は本当にどうもありがとうございました。

このページへのお問合せ

瀬谷区総務部区政推進課広報相談係

電話:045-367-5636

電話:045-367-5636

ファクス:045-365-1170

メールアドレス:se-kusei@city.yokohama.lg.jp

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