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令和4年度:TEAMドルフィン(9月6日実施)

最終更新日 2022年10月27日

TEAMドルフィン

日時、場所

令和4年9月6日(火曜日)10時30分~12時、二ツ橋第二地域ケアプラザ(瀬谷区二ツ橋町)

出席者

TEAMドルフィンと影絵グループ花いちもんめの皆さん
植木区長、堀内区政推進課長

メンバーの皆さんと区長と区政推進課長の写真

グループのプロフィール

子育て中の親子が気軽に集まれる場所づくりをし、楽しく子育てできる環境を提供していくことを目的に、2019年4月より活動を開始。主に幼児~学童期の子ども及び子育て中の親を対象としたイベントや活動を行っている。
主な活動場所は、横浜瀬谷市民の森、瀬谷図書館、瀬谷公会堂(令和4年度末まで休館中)など区内各所。

主な内容

「みんなde影絵!」見学

※TEAMドルフィン主催、影絵グループ「花いちもんめ」出演の影絵公演を、地域子育て支援拠点「にこてらす」などに遊びにいらしたお子さんたちと見学しました。

TEAMドルフィン設立及び活動の経緯について

2019年に「We LOVEせや」という発達障害グレーゾーン児童のキャリア教育推進のシンポジウムを行いました。障害児への支援は様々ありますが、グレーゾーン児童の場合は、親が頑張らなければいけないという状況があり、いろいろな子どもがいる中で、地域で子育てを考えていこうという目的でこのシンポジウムを提起させていただいたのが活動の始まりでした。
その後はチョークアートのイベントを主軸に、未就学児や小学生のお子さんが体験できる講座や、ハロウィンパーティなどを行ってきました。「せやまる・ふれあい祭り」でチョークアート講座、バッチフラワーレメディの体験講座、そして瀬谷区制50周年記念イベントでチョークアート体験コーナーを担当したりしました。
2020年度はコロナ禍で活動が休止状態となりました。2021年度からは、新たに開始した「森のおさんぽ会」や瀬谷図書館での「休日おはなし会」、「夏のお話フェスティバル」、いちごクラブでの「音遊びイベント」などを行っています。「休日おはなし会」では、ウクレレを使い音楽に合わせて読み聞かせをしたり、BGMの代わりとするなど工夫をしながら行っています。

森のおさんぽ会とは?

「森のおさんぽ会」は、瀬谷区近隣の未就学児とその保護者を対象に、瀬谷市民の森を約1時間、子どものペースに合わせてゆっくり歩くイベントです。また、簡単なクラフトづくりも提案しています。クラフトづくりは、親も子どもと同じ目線で取り組めるためとても楽しいです。一方で、子どもは「遊びの天才」なので、必ずしもクラフトづくりをする必要はありません。よく歩く子は歩き、あまり歩かない子はその場のあるもので自由に遊んでいます。
昨年度は計12回開催し、78組168名の方に参加いただきました。今年度は5、6月に計5回開催し、毎回6~8組程度参加いただきました。10月からは、どんぐりを使ったクラフトを実施する予定で、現在参加者を募集中です。
「森のおさんぽ会」を始めたきっかけは、区役所で行っていた「公園で遊ぼう会」がなくなったことです。そこで、最初は、個人的に近隣の子どもを誘って公園遊びを始めました。
その後コロナ禍となり、公園でも遊べなくなって、仕方なく瀬谷市民の森に行ってみたところ、とてもいい場所でした。また、コロナ禍でTEAMドルフィンとして活動をどうしていくか悩んでいた時であり、いままでの経験から外遊びのニーズがあることを実感していたため、この「森のおさんぽ会」をTEAMドルフィンで実施していくことにしました。
昨年1年間実施する中で子どもたちを見ていて、当初に思っていた目的以外にも挙げきれないほどの良い発見がありました。地域の人と地域の自然で遊ぶということは、「ふるさとづくり」そのものであり、これからも「森のおさんぽ会」を続けていきたいと思います。
旧上瀬谷通信施設の開発が進んできていますが、瀬谷市民の森とは地図上では区切られていても、自然の中ではつながっていて生き物が行きかっています。「森のおさんぽ会」では、環境保全をあえて前に出さずに、遊ぶことで自然とそれが分かっていってほしいという思いで取り組んでおり、環境破壊が進むことを危惧しています。

影絵グループ「花いちもんめ」について

瀬谷区制40周年に関する企画として区役所主催で開催された、瀬谷に残っている民話などを影絵で行う「民話アートスクール」という講座がきっかけです。その講座の受講者が中心となって、影絵グループ「花いちもんめ」を立ち上げました。
メンバー6人のうち、3人はアートスクールから始まって、ずっと続けていますが、残りの3人のうち、2人は去年からの参加です。影絵で民話を行うのに6人ではぎりぎりで、人数が少ないと公演が難しいという課題があります。
また、民話の影絵だけでなく、本日の公演のように小さいお子さんも楽しめるよう、子ども向けの音楽を使ったものも行っています。
以前は、子ども会や高齢者が集まるサロンなどで影絵を行っていました。しかし、コロナ禍になってからは、練習場所の確保が難しくなったり、活動を控えることもありました。ようやく最近はこうして呼んでもらって少しずつ公演をしています。
メンバーの多くは70歳を越えてきていますが、影絵をやることは、介護予防にもなって、みんな元気です。家族の介護など、周りの人の健康も気づかいながら活動を続けています。

活動内容を伺って(区長から)

今日は、影絵から見させていただきました。お子さんだけでなく親御さんも楽しんでいるように感じました。大人にとっては昔に戻ったような感じで楽しめ、ほっとされているように思いました。
TEAMドルフィンの皆さんから、いろいろな活動について伺い、瀬谷区の豊かな自然のいいところを使いながら活動されていて、子育て中の方が「自分1人で頑張らなくていいんだ」と思えるサポートをしていただいているのだと大変感慨深く感じました。
行政主体でイベントを実施すると、どうしてもきっちりとなって、参加しづらい場合もあると思います。特に子どもさんが予定通りきっちりと動くのは難しいですよね。
TEAMドルフィンの皆さんにもご協力いただく「瀬谷区子育て応援イベント2022」では、昨年に引き続き、今年も方面別に4ブロックに分かれてイベントを実施します。昨年はゆるやかに始まり、ゆるやかに終えることができ、参加いただいた方の良い経験になったのではないかと思っています。
TEAMドルフィンの皆さんには、引き続き、瀬谷区で子育てをされる方たちが参加してよかったと思えるものを提供していただければ幸いです。本当に今日はどうもありがとうございました。

このページへのお問合せ

瀬谷区総務部区政推進課広報相談係

電話:045-367-5636

電話:045-367-5636

ファクス:045-365-1170

メールアドレス:se-kusei@city.yokohama.jp

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