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最終更新日 2026年4月7日
「環境会計」とは、地球温暖化対策などの環境保全への取り組みに対して、どれだけのコストを投入してどれだけの効果が得られたのかを、できる限り数値化し、公表する仕組みです(集計範囲:水道事業及び工業用水道事業)。数値は、環境省・経済産業省が公表している「電気事業者別排出係数」などの令和8年2月時点の最新値である令和5年度値を基に算出しています。
環境対策のための施設・設備の建設などにかかった投資額は38億1,973万円、施設の維持管理などにかかった費用額は38億9,291万円でした。これらは水道局の令和5年度支出額(約1,313億円)の約6パーセントに相当します。
投資額の主な内訳は、浄水場の再整備などの①公害防止コストが25億9,663万円、省電力ポンプ設備への更新などの②地球環境保全コストが10億4,875万円となっています。
費用額の主な内訳は、浄水場の排水汚泥処理の①公害防止コストが7億2,252万円、ダム湖の環境整備などの②地球環境保全コストが8億3,535万円、工事廃材のリサイクルなどの③資源循環コストが20億9,423万円となっています。
| 分類 | 主な取り組み内容 | 投資額(千円) | 費用額(千円) | |
|---|---|---|---|---|
| (1)事業エリア内コスト | 水源から蛇口までの水道局の事業活動で生じるコスト | 3,819,641 | 3,652,102 | |
内 訳 | ①公害防止コスト | 西谷浄水場の再整備事業、浄水場の排水汚泥処理 | 2,596,626 | 722,520 |
| ②地球環境保全コスト | 省電力ポンプ設備への更新、ダム湖の環境整備、水源林の管理など | 1,048,754 | 835,351 | |
| ③資源循環コスト | 再生水道メーター購入、工事廃材などのリサイクル、廃棄物処理、漏水防止対策など | 174,261 | 2,094,231 | |
| (2)管理活動コスト | 除草作業の委託、水道事業の広報など | 90 | 233,877 | |
| (3)社会活動コスト | 水源林のPR、道志水源林ボランティア助成など | 0 | 6,931 | |
| 合計 | 3,819,731 | 3,892,910 | ||
省電力設備の活用や水源林の管理などの環境保全に取り組んだ結果、二酸化炭素(CO2)排出量換算で1万8,846トンの削減効果がありました。
これは7,630世帯(注釈)が1年間に排出するCO2の量に相当します。また、工事において発生したがれき類27万8,174トンを再資源化し、工事材料に再生材29万8,402トンを利用するなど、資源の有効活用を図りました。
注釈:世帯当たりの年間CO2排出量2.47トン(環境省「令和5年度家庭部門のCO2排出実態統計調査結果の概要(確報値)」より)
| 温室効果ガスの削減効果 | 単位:トン・シーオーツー(t-CO2) | |
|---|---|---|
| ①設備の導入による 環境負荷物質の削減効果 | 省電力設備の活用による排出防止量 (省電力ポンプ・小水力発電・太陽光発電) | 3,946 |
| ②事業活動から 付随して生じる保全効果 | 漏水防止による排出防止量 | 324 |
| 水源林による吸収量 | 14,576 | |
| 削減量の合計 | 18,846 | |
| 資源の有効活用による環境保全効果 | 単位:トン | ||
|---|---|---|---|
| ③資源の有効活用 | がれき類の再資源化 | アスファルト | 140,373 |
| コンクリート・旧路盤材 | 137,801 | ||
| 再生材利用 | 再生アスファルト | 122,987 | |
| 再生砕石 | 175,415 | ||
環境保全に取り組んだ結果、得られた収益額とコスト削減額の合計は7億2,211万円でした。
収益額は、水道メーターの売却など廃棄物のリサイクルが2億519万円、小水力発電・太陽光発電の売電などが3,113万円となっています。
コスト削減額は、工事における再生材利用などが3億6,370万円、省電力設備の活用が1億906万円となっています。
| 経済効果の内容 | 単位:千円 | |
|---|---|---|
| 収益額 | 廃棄物のリサイクル | 205,187 |
| 小水力発電・太陽光発電の売電など | 31,126 | |
| 小計 | 236,313 | |
| コスト削減額 | 工事における再生材利用・発生土の再利用など | 363,699 |
| 省電力設備(省電力ポンプ・小水力発電・太陽光発電)の活用 | 109,057 | |
| 漏水防止 | 13,036 | |
| 小計 | 485,792 | |
| 合計 | 722,105 | |
水道局では、安全で良質な水をお届けするため、電力をはじめ多くのエネルギーを消費し、CO2などの温室効果ガスを排出しています。
表5、6は、ダムや河川を水源とし、様々な施設を利用して水をお届けするまでに消費したエネルギー・資源(=インプット)と排出した物質(=アウトプット)を表しています。
| 消費したエネルギー・資源(インプット) | |||
|---|---|---|---|
❶~❸取水・導水 | ❹浄水 | ❺~❻送水・配水 | インプット総量 |
| 〈エネルギー〉 電力:21,646千kWh 燃料:4,524リットル ガス:165m3 【資源】 薬品:158トン | 〈エネルギー〉 電力:74,383千kWh 燃料:33,017リットル ガス:2,428m3 【資源】 薬品:10,971トン | 〈エネルギー〉 | 〈エネルギー〉 電力:134,110千kWh 燃料:145,890リットル ガス:67,336m3 【資源】 薬品:11,129トン |

| 排出した物質(アウトプット) | |||
|---|---|---|---|
| ❶~❸取水・導水 | ❹浄水 | ❺~❻送水・配水 | アウトプット総量 |
〈温室効果ガス〉 | 〈温室効果ガス〉 | 〈温室効果ガス〉 | 〈温室効果ガス〉 57,380トン・シーオーツー 【廃棄物】 浄水処理発生土 3,549トン 水道工事発生土 218,314トン |
水道局の環境への取り組みについてはこちらのファイルをご確認ください。
•水道局と環境<環境への取り組み>(PDF:971KB)
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