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河川・市街地路上の散乱ごみ実態調査

最終更新日 2024年12月19日

河川や市街地路上に散乱したごみの問題とは?

路上などにポイ捨てされたごみや、正しく集積場所に出されたごみであっても散乱防止対策が不十分であれば、風雨で飛ばされて散乱ごみになります。散乱ごみは、河川を経由して海洋に流出し、海洋ごみの原因になります。

特にプラスチックごみは、ウミガメや海鳥などが餌と間違って食べたり、体に絡まったりすることでで、命を落とす原因となります。また、紫外線などで劣化、断片化することでマイクロプラスチックとなり、海洋の汚染や生態系への影響が懸念されています(海洋プラスチック問題・マイクロプラスチック)。

海洋へのごみの流出を減らすには、河川や陸上での対策が重要です。そこで、河川や市街地路上の散乱ごみの実態を把握するため、調査しました。

川辺に散乱するごみの写真
川辺に散乱するごみ

調査方法

調査方法
調査名調査方法調査場所
河川ごみ調査市内4つの河川の中流域にて水辺愛護会(注釈1)が河川清掃で集めたごみを調査

いたち川
和泉川
今井川
侍従川

市街地路上ごみ調査

駅周辺の路上清掃で集めたごみを調査

関内駅周辺
横浜駅西口周辺


注釈1:河川や水辺施設をきれいにしてくださっているボランティア団体です。河川ごみ調査では、以下の4団体にご協力いただきました。

  1. いたち川(天神橋~新橋)水辺愛護会
  2. 和泉川もぐり橋水辺愛護会
  3. 保土ケ谷宿松並木プロムナード水辺愛護会(今井川)
  4. 侍従川水辺愛護会

詳しくは、横浜市HP「水辺愛護会」をご覧ください。

調査結果

調査結果
調査名結果概要
河川ごみ調査

令和4年度の調査では、ごみの約4割をプラスチック類が占めていました。
プラスチック類の内訳をみると、半分をペットボトルや容器包装など使い捨てプラスチックが占めていました。その他には、カラーコーンなど比較的大きなプラスチック製品の断片がありました。

市街地路上ごみ調査

令和5年度の調査では、ごみの約2割を金属が占め、その約半分がアルミ缶でした。
ごみの個数を数えると、たばこが大量に確認されたほか、ペットボトルやアルミ缶が多く確認されました。

令和5年度路上ごみ組成調査結果(組成割合)
図1 令和5年度路上ごみ組成調査結果(組成割合)

令和5年度路上ごみ組成調査結果(個数)
図2 令和5年度路上ごみ組成調査結果(個数)

参考リンク

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このページへのお問合せ

資源循環局政策調整部政策調整課調査等担当

電話:045-671-4565

電話:045-671-4565

ファクス:045-550-4239

メールアドレス:sj-chousa@city.yokohama.jp

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