このページの先頭です

景観まちづくり学習

最終更新日 2020年8月5日

TOPICS

目次

1.景観まちづくり学習のススメ


地域に誇りと愛着を持つことのできる美しいまちをつくり、育て、次世代へと伝えていくには、子供の頃から身近なまちや良好な景観に対する意識を高め、磨くことが大切です。
そのためには、小・中学校で景観まちづくりについての学習機会を持つことが有意義であると考えます。

景観まちづくり学習の意義は次のとおりです。

  • 子供たちの好奇心と感動する心を育む体験的な学習
  • 多くの人とのコミュニケーションを通じてまちや暮らしに愛着を持てる地域を舞台とした学習
  • 「総合的な学習の時間(以下、総合学習)」で取り組む題材としてピッタリな広がりと深みのある学習

また下図のように、「総合学習」で取り組む題材としてだけではなく、他の教科等の学習と組み合わせて展開することもできます。

景観まちづくり学習は、総合学習のみでなく他教科との学習の組み合わせができる



2.景観まちづくり学習の手引きについて

横浜市では、地域の個性を活かした魅力的な景観づくりを推進しています。
国土交通省で行っている景観まちづくり助成事業では、市内で毎年たくさんの学校が選ばれ、総合的な学習の時間(以下、総合学習)等で取り組んでいただいています。

このたび、総合学習や社会科の授業で「まち探検」等を行う際に、「景観」を切り口にまちを見ることで、子どもたちにもっと自分たちのまちを好きになってほしいという思いから、先生用の手引きを作成しました。
景観まちづくり助成事業に取り組んだ学校の先生のヒアリングや報告書等の内容をもとに作成させていただいております。

この手引きが、総合学習等の授業を検討する先生の手助けになり、魅力的な景観まちづくりの推進につながれば幸いです。

※先生向けのため、一部のみ公開しております。
授業等で手引きを使いたい場合は、景観調整課(tel:045-671-3470)までお問い合わせください。
(先生以外で手引きが欲しい方はご相談ください。)

3.「景観」で学校での総合学習を支援!きらきら☆景観まち探検

総合学習の時間、特に地域に出てまち探検を行う際に「自分たちの地域には特色があまりない」と悩むことはありませんか?

「景観」の視点を用いることで、地域にある様々な資源をもっと見つけやすくすることができます。
それが、私たちが支援する「景観まちづくり学習」です。

3-1.きらきら☆景観まち探検(きら☆まち)

地域のことがもっとよくわかる、新しいまち探検の仕方を提案しています。
地域の悪いところではなく、子どもたち一人ひとりにとっての大切な場所、つまり、まちのきらきらした良いところを見つけることができます。
景観の視点や、まち探検・話し合いの際のポイントをわかりやすくまとめた「きらきら☆景観まち探検」動画をご覧ください。
また、横浜市景観ビジョン改訂版の実践ガイドにて、市内の良好な景観の事例やその仕組みをご紹介しています。


なお、この動画の中の「レクチャー」や「まち探検」などのパートを頭出しで見ることもできます。

  1. レクチャー:「景観」とは(外部サイト)
  2. まち探検(外部サイト)
  3. 話し合い(外部サイト)
  4. 発表とその後(外部サイト)

3-2.きら☆まちリーフレット

きら☆まち動画の紹介や、これまでに小学校の総合学習の時間で出前授業を行った事例集、景観まちづくり学習のヒントなどをまとめたリーフレットを作成しました。
きら☆まちを実施する際の補助教材として、ぜひご覧ください。

3-3.景観のキーワード

きら☆まちで使う「景観のキーワード」には、「空間」「営み」「感性」の3つの種類があります。

印刷用フォーマット

ワークショップツールとして、カードやシールにして簡単に使えるよう、印刷用フォーマットを公開しています。

カード印刷用フォーマット
シール印刷用フォーマット

このフォーマットで印刷が可能であることを確認している市販のラベルシールは以下の通りです。

  • エーワンラベルシール 品番31555(マット紙・ホワイト/A4判/70面/四辺余白付/角丸)

拡大・縮小せず印刷してください。

※使いやすさのため、「感性」の印刷用フォーマットでは、12種類のキーワードの中から7種類を抜粋しています。

3-4.良好な景観の参考事例

下記HPでは、横浜市内の良好な景観をご紹介しています。ぜひ訪れてみてください。

4.景観まちづくり学習の取組事例

国土交通省では、「景観まちづくり学習」に取り組む小・中学校に対し、学校の「総合的な学習の時間」等で景観まちづくり学習に取り組む時に手がかりとなる11種類のモデルプログラム(題材)を用意しています。


一般財団法人都市文化振興財団では、「景観まちづくり学習」を支援するため費用の助成を行っています。

ぜひこれらをご活用いただき、景観まちづくり教育を進めてみませんか。


助成事業 平成26年度実施校
【横浜市立秋葉小学校 6年】 完了報告書(PDF:350KB)

実施モデルプログラム(題材)名:No5.地域カルタをつくろう
単元名

まちのよさを伝えるカルタを作ろう
(全9時間)

学習のねらい
  • 学校の創立30周年という節目に当たること、児童にとっては小学校生活最後の一年間であるということで、自分が住んでいる地域の人々や、地域の環境(景観のよさ)に目を向け、自分たちの地域について考える。
  • 景観を通して地域の伝統や文化などに対する理解を深めたり、地域に対する愛着をもたせたりしていく。
学習内容
  1. 国語「ようこそ、わたしたちの町へ」を入り口にし、町のよさを伝えるために地域の景観に着目してカルタ作りをすることを伝える。
  2. 地域のお気に入りの場所や、町のよさが伝わる場所を挙げさせ、実際にその場所へ行って情報収集をする。(写真に撮ったり、メモを書いたり、絵を描いたりする)
  3. 地域めぐりをして気付いたことや自分のお気に入りの場所について報告し合う。
  4. カルタの絵札として撮る写真に写すマスコットを作る。
  5. 絵札の写真を撮る。
  6. 絵札に合わせて、読み札の言葉を考える。
  7. できあがったカルタを見合ったり、カルタを行ったりする。
  8. カルタ作りを通して感じたことや、触れた地域のよさ、地域の景観に対する気付きなどをまとめる。
  9. 出来上がったカルタを学習発表会の場で、保護者や地域の方に紹介する。
参考資料 見本になるようなカルタ(今回は地域カルタ「戸塚カルタ」を使用)
準備品 使い捨てカメラ
実施場所等  

【横浜市立山王台小学校 3年】 完了報告書(PDF:1,118KB)

実施モデルプログラム(題材)名:No5.地域カルタをつくろう
単元名

山王台の素敵なところを伝えよう
(全12時間)

学習のねらい 自分たちの暮らすまちの特徴やよさに気付き、地域への愛着心を育てるとともに、身近な人たちに伝える関心を高める。
学習内容
  1. 地域のよさや特徴を考える。
  2. まちに出て、すてきなところを確かめながら、新たな発見をする。
  3. 地域カルタをつくる。
  4. カルタ遊びを通してまちのすてきなところを伝える。
参考資料 学区地図
準備品 参考となるカルタ、デジタルカメラ、プリンター
実施場所等 教室、学区域など

【横浜市立入船小学校 3年】 完了報告書(PDF:194KB)

実施モデルプログラム(題材)名:No11.地域景観プランナーになろう
単元名 入船わくわく・おもしろガイドブックプロジェクト
(全76時間 社会12時間 総合的な学習の時間64時間)
単元目標 地域の魅力を探る活動や、魅力を伝えるガイドブックを作る活動を通して、そこに生活する人々の思いに気付くとともに、地域のよさを感じて愛着をもち、自分たちも地域の一員という意識をもって、活動していくことができる。
本時目標(51/76) これまで作ってきたガイドブックの内容を互いに見合ったり、編集のプロの方から、アドバイスをいただいたりすることを通して、よりよいガイドブックづくりについて話し合う。
準備品 テレビ、パソコン
実施場所等 教室

ガイドブックの写真
ガイドブック

【横浜市立万騎が原小学校 3年、4年】 完了報告書(PDF:2,425KB)
実施モデルプログラム(題材)名:No.05 まきが原カルタをつくろう、No.06 塀はまちの顔
No.07 まきが原のまちにぴったりの学校の看板を作ろう、No.08 美しいまち まきが原写真展

<3年>
単元名 大すき まきが原
まきが原カルタでまちのよさを伝えよう
学習のねらい
  • 自分たちの暮らす身近な地域(まち)を探検し、よい景観をつくっている色々な要素に気づかせ、自分たちのまちに愛着をもつ。
  • まち探検での取材を通して、自分で見つけた「まちのよさ」を発信すること、またその表現方法を学ぶ。
主な学習活動
  1. 社会科のまち探検の学習を振り返り、詳しく取材したい地域を決める。
  2. まちを取材する。
  3. 取材したことを素にカルタ作りをする。
実施場所
  • 学区域(万騎が原、柏町、二俣川、さちが丘)
  • 教室

準備するもの
(参考資料含む)

学区地図、学習カード、たんけんバック(バインダー)、デジタルカメラ、腕時計、見本となるようなカルタ

<4年>
単元名

学級:天までとどけ緑の世界
学年:キラリ・チャレンジ・4年生

学習のねらい
  • 自分たちの暮らす身近な地域(まち)のよい景観をつくっている色々な要素に気づかせ、まちや学校でよりよい景観をつくるために自分たちに何ができるか考える。
  • グリーンカーテンについて興味や疑問を持ち、課題を見つけ解決への見通しをもって計画を立てる。
  • 自分たちが考えていることを進めていく上で、他学年の児童や教職員など関係する様々な人に取材をしたり、活動の許可を取ったりする経験を重ねることを通して、景観一つを変えるにも、多くの準備や必要なことを学ぶ。
  • 活動を通して、自分と違う考えや意見があることを認めたり仲間と力を合わせて活動に取り組んだりする。
  • 地域で農業を営んでいる人と関わり、プロの工夫や思いを知るとともに、自分たちが育てている植物との育ちの違いに気づき、自分たちの活動をさらに良いものにするために見直す。
  • 学習を通して気づいたり感じたりしたことなどを、相手に伝わるように分かりやすくまとめ表現する。
主な学習活動
  1. グリーンカーテンをつくるための計画を立て関係する人と調整する。
  2. ヘチマやゴウヤ、ヒョウタンが大きく育つためには何が必要かを考えて仲間と協力して取り組んだり、地域の農家から学んだりする。
  3. 学習したことを他学年や家族に伝えるために、ミュージカルを創る。
実施場所
  • 校舎の南側に設置したグリーンカーテン(ツル植物を育てる場所)
  • 地域の農家(取材する場所)
  • 体育館(ミュージカルを発表する場所)

準備するもの
(参考資料含む)

  • 植物の種や苗、グリーンカーテン用ネット、土、肥料、学習カード
  • デジタルカメラ、デジタルビデオ

【横浜市立本宿小学校 2年】 完了報告書(PDF:3,044KB)

実施モデルプログラム(題材)名:No1.ひそんでいるぞ!カオ・かお・顔
単元名 ひそんでいるぞ!カオ・かお・顔
ほんじゅくのまち たんけんたい
単元目標 地域をたんけんする活動を通して、まちの人とかかわることの楽しさを実感するとともに、自分の住んでいるまちの様子を知ったり、新しい発見をしたりしながら、まちや人々に親しみや愛着をもって生活できるようにする。
単元の評価基準
  • 生活への関心・意欲・態度:地域の人々や様々な場所に親しみや愛着をもち、繰り返し関わろうとしている。
  • 活動や体験についての思考・判断・表現:好きになった場所や親しくなった人々などのことを振り返り、自分なりの方法で表し、友達や地域の人々などに知らせている。
  • 親しみや愛着のある場所が増えたり、人々と適切に接したりすることができるようになった自分に気付いている。

5.学校で取り組む景観まちづくり学習・景観まちづくり助成事業 お問合せ先等

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページへのお問合せ

都市整備局地域まちづくり部景観調整課

電話:045-671-3470

電話:045-671-3470

ファクス:045-550-4935

メールアドレス:tb-keicho@city.yokohama.jp

前のページに戻る

ページID:676-877-319

先頭に戻る