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街路樹の種類
最終更新日 2024年11月14日
代表的な樹種の紹介
横浜市内の道路上には、様々な街路樹(歩道や中央分離帯、環境施設帯などに植えられた高木)があります。そのうち、主なものついて紹介します。
樹種名 | 樹の写真 | 代表的な場所とコメント |
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イチョウ | 黄葉が美しく、病害虫や大気汚染、せん定に強いので、街路樹として国内でも最も多く植えられています。雌木には「銀杏(ぎんなん)」がなりますが、最近の街路樹には実のならない雄木を植えるようにしています。 中区の山下公園通りや日本大通りにある並木が有名です。 | |
ユリノキ | 北米原産で生長が早く、大木になります。葉の形が半纏(はんてん)に似ていることから別名「ハンテンボク」とも呼ばれ、花の形から英語では「チューリップツリー」の名がついています。 | |
サクラ類 | 代表的なソメイヨシノのほか、早春に咲くものや、八重咲きのものなどもあります。花の美しさは格別ですが、せん定や病害虫に弱いのが難点。狭くて環境の厳しい街路樹には向いていないようです。 大岡川、柏尾川などの川沿いのプロムナードに昔から親しまれた並木があります。 | |
ケヤキ | 大木になるので、広い場所で大きく育てることができると美しい樹形になります。 青葉区みたけ台ともえぎ野、泉区の中田さちが丘線(岡津町から中田東一丁目まで)、金沢区能見台などで見事な並木を見ることができます。 | |
ハナミズキ | 北米原産。サクラに続いて花が咲き、秋の赤い実や紅葉も美しいので、全国的に街路樹に増えていますが、乾燥や日本の暑さ、せん定に弱いのが玉にきず。 青葉区あざみ野周辺、南区の平戸桜木道路(南太田三丁目から六ツ川一丁目まで)ほか、市内あちらこちらで登場します。 | |
トウカエデ | 「唐楓」の名の通り中国原産。カエデの仲間なので、紅葉がきれいです。 青葉区すすき野~あざみ野、南区六ツ川、旭区二俣川一丁目、栄区庄戸などで連続した並木になっています。 | |
ハナノキ | 春の初め、新葉の前に赤く小さな花を咲かせるのが名前の由来。紅葉もきれいなカエデの仲間です。 青葉区美しが丘~港北区綱島西、戸塚区舞岡町~港南区日限山などに長く連続して植わっています。 | |
クスノキ | 冬も葉がある常緑樹で、大木になります。樟脳(しょうのう)がとれ、昔からいろいろと利用されています。 国際大通り(西区みなとみらい五丁目~中区新港一丁目)、栄区上之町、港南区港南台、都筑区港北ニュータウンなどで連続した並木になっています。 | |
アキニレ | 秋に花や実ができるニレの仲間なのでこの名がつきました。小さく細かい枝葉が軽やかな印象で、乾燥したやせ地にも耐えます。 中区馬車道に植えられており、都筑区東山田一丁目~東方町などの港北ニュータウンにも多くあります。 | |
プラタナス | 明治末期に渡来したスズカケノキの仲間の総称で、日本には3種類あります。世界各地に街路樹として植えられており、昔は市内にもたくさん植えられましたが、成長がとても速いことや害虫が発生しやすいことから、近年はあまり植えられていません。 |
その他、モミジバフウ、シラカシ、ヤマボウシ、カツラ、クロガネモチなどがあります。
※市庁舎3F『市民情報センター』で販売している「横浜市公園緑地配置図」(環境創造局)におもな街路樹路線、樹種などが載っていますのでご利用ください。
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