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緑区中山町地区
最終更新日 2022年8月23日
概要
緑区中山町地区は、周辺の幹線道路を避けて対象区間(ゾーン30区域内及び通学路)をスピード を出して通過する車が多く、横断歩道部では歩行者が渡りにくい状況にありました。また、 ETC2.0ビッグデータの分析結果からも速度超過等が確認されており、通勤・通学する方や地域の皆さまにとって危険な状況であり、早急に対応を講じる必要がありました。
地域の課題を受けて平成30年度に地域住民と小学校、警察、国土交通省、横浜市等で構成される「交通安全対策協議会」を設立し、安全対策の検討を進めることにしました。
区名 | 内容 | 資料 |
---|---|---|
緑区 | 交通安全対策ニュース | ・中山町地区交通安全対策協議会ニュースvol.1(PDF:2,290KB) |
記者発表資料 | 【平成30年11月15日】 |
実証実験(平成30年11月20日~平成30年12月17日)
平成30年に「交通安全対策協議会」で意見交換を行い、実証実験(スムース横断歩道、ハンプ等の試験施工)を行いました。
スムース横断歩道
ハンプ(凸部)
狭さく
【スムース横断歩道とは】
横断歩道を歩道の高さまで上げることで、ドライバーが認識しやすくなり、車の速度を低下させ、歩行者が安全に横断できます。
【ハンプとは】
道路に台形状の凸部を設置することにより、車の速度を低下させます。
【狭さくとは】
道路を狭くすることにより、すれ違わず、ゆずりあうことで車の速度を低下させます。
【交差点カラー舗装とは】
交差点内を赤く塗ることにより、ドライバーに注意喚起します。
本施工
実証実験(スムーズ横断歩道、ハンプ等の試験施工)の速度抑制効果を確認することができたため、対策内容について地域住民と意見交換を行い、令和2年3月にスムーズ横断歩道やハンプ等を設置しました。
緑区中山町地区実施箇所
効果検証結果
スムーズ横断歩道やハンプ等の設置による速度抑制効果が発揮されているかを検証するため、対策前、対策後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年後、1年6ヶ月後と車の走行速度のデータを分析しました。
対策実施から1年6ヶ月後の令和3年9月現在も効果が継続していることが確認できています。
本施工後の効果検証結果グラフ
ゾーン30プラス
ゾーン30プラスとは、生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備の更なる推進を図るため、 最高速度30km/hの区域規制 「ゾーン30」とハンプやスムーズ横断歩道といった「物理的デバイス」との適切な組合せにより交通安全の向上を図ろうとする区域のことで、道路管理者と警察が連携しながら整備を進めています。
このたび、「緑区中山町地区」を「ゾーン30プラス」に設定しました。
ゾーン30プラス設定区域
ゾーン30プラス写真
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このページへのお問合せ
道路局道路政策推進部道路政策推進課
電話:045-671-3644
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ファクス:045-550-4892
メールアドレス:do-seisaku@city.yokohama.lg.jp
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