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道路がけ防災対策

最終更新日 2021年3月30日

概要

横浜市が管理する道路に面した、高さ2m以上かつ傾斜角30度以上の法面のうち、国の点検要領に基づき継続的な点検が必要とされた箇所など約400箇所において、道路を利用する市民の安全と交通機能確保のため、定期的な点検と防災工事を推進しています。

事業対象とする道路がけの分類

① 道路防災点検により継続的な監視が必要とされ「道路防災カルテ」を作成した箇所
② 道路がけ施設台帳に記載のある箇所(過去に横浜市が対策工事を行った箇所)
③ ①②以外で、道路の防災上対策が必要な箇所(道路局長が特に認めた箇所)


点検

●対象となる全ての道路がけについて、5年に1回防災点検を実施
●経過観察が必要な箇所は、土木事務所により年1回の目視点検を実施

優先実施箇所

①緊急輸送路及びバス路線に面した対策が必要な箇所
②過去に崩壊したままの状態で早期対策が必要な箇所
③放置しておくと崩落して通行に支障が生じる恐れがあり早期対策が必要な箇所 など

防災対策工事

道路区域内のがけについては、法面の崩壊を防ぎ道路を保護する構造物を設置します。
道路に面する民有地のがけ場合、所有者の方に対策を行っていただくのが原則ですが、対応が困難な場合は道路を守るという観点から市が対策を実施します。その場合、道路に対する上下の位置に応じて、それぞれ工事内容や土地の取り扱いを定めています。

民有地の道路がけの取り扱い
①道路の上側②道路の下側
工事内容:がけが崩れても土砂が道路に流出しないことを目的とした、仮設的な防護柵等の構造物工事内容:法面の崩壊を防ぎ、道路を保護することができる構造物
土地の取扱:原則として無償使用貸借契約により実施。状況に応じて寄附等により道路区域に編入土地の取扱:原則として土地の寄附を受け、道路区域に編入する。状況に応じて無償使用貸借契約等により実施


主な防災対策例
ブロック積擁壁工 法枠工 親杭横矢板工(仮設)

ブロック積擁壁

法枠

親杭横矢板


このページへのお問合せ

道路局道路部施設課

電話:045-671-2786

電話:045-671-2786

ファクス:045-651-5443

メールアドレス:do-shisetsu@city.yokohama.jp

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