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郷土資料の基本リスト
最終更新日 2023年12月28日
都筑図書館には、次の資料を都筑資料(都筑区の郷土資料)として扱っています。
- 都筑区誕生以後の行政資料
- 北部2区から4区への分区以前の行政資料(港北区・緑区・北部支所の資料)
- 歴史・地理・民俗・自然に関する資料(『新編武蔵国風土記稿』の都筑郡の範囲にあたる資料)
- 港北ニュータウンに関連する資料
その他に、都筑という地域について記録されたもの全てを都筑資料としています。
まずは基本から:さくっとわかる都筑区の概要
タイトル | 出版者 | 出版年 |
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新しいふるさと都筑区 都筑区誕生記念 | 横浜市都筑区役所総務部総務課 | 1994年 |
都筑区の誕生にあたり、都筑区の歴史・区名の決定経過・地名の由来・概要・将来像等をコンパクトに紹介したパンフレットです。
タイトル | 著者名等 | 出版者 |
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広報よこはま都筑区版 | 横浜市都筑区役所広報相談係/編 | 横浜市都筑区役所広報相談係 |
毎月1日に発行している都筑区役所からのお知らせです。都筑区誕生の節目ごとに特集記事を掲載しています。都筑区の歩みなどがコンパクトにまとめられています。
『都筑区誕生5周年』(1999年11月号別刷り)
『都筑区誕生10周年記念(はるか昔から未来まで)』(2004年11月号別刷り)
『都筑区誕生15周年記念特別号』(2009年10月別刷り)
『都筑区誕生20周年記念特別号』(2014年10月別刷り)
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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港北ニュータウン今昔物語 | 高齢者住宅財団住宅管理部/企画・制作 | 都市基盤整備公団神奈川地域支社居住環境整・再開発部 | 2000年 |
歴史、自然、民俗など港北ニュータウンエリアを様々な観点から紹介しています。
- 早苗地蔵
- 早渕川物語
- 茅ヶ崎八景
- 都筑の杉山神社
- 昔の道今の道
- 都筑の街づくり:古代から現代へ
- 都筑の湧き水
- 都筑の地名
- 都筑の歳時記
- 都筑の街づくり:横浜丘の手
- 港北ニュータウン誕生と歩み、そして未来
- 人と歴史、文化
- 人と自然
- 人と街
- 人と人
- 人と住まい
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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わが町いいとこ、いいこと、こんな人 都筑区まちの魅力紹介冊子 | 都筑区役所区政推進課/編 | 横浜市都筑区役所区政推進課 | 1995年 |
都筑区誕生を祝って平成6年10月に開催されたイベント「都筑区民出会いのフォーラム」を冊子にしたものです。お祭り・歴史・自然など都筑の12地域の“自慢合戦”を写真入りで再現しています。
都筑区の通史・民俗:古代から港北・緑区の時代まで
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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図説 都筑の歴史 | 都筑区ふるさとづくり委員会/編 | 都筑区ふるさとづくり委員会 | 2019年 |
区制25周年を記念し、刊行した都筑区の歴史を知るための基本資料です。
都筑区ふるさとづくり委員会が中心となって編さんを行い、子どもから大人まで都筑区への関心を高め、ふるさと意識やより一層の絆づくりにつなげることを目的に、図説形式により原始から現在までの都筑区の歴史を総合的にまとめました。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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港北区史 | 港北区郷土史編さん刊行委員会/編 | 港北区郷土史編さん刊行委員会 | 1986年 |
横浜緑区史 通史編 | 緑区史編集委員会/編 | 緑区史刊行委員会 | 1993年 |
横浜緑区史 資料編第1巻 | 緑区史編集委員会/編 | 緑区史刊行委員会 | 1985年 |
横浜緑区史 資料編第2巻 | 緑区史編集委員会/編 | 緑区史刊行委員会 | 1986年 |
都筑区は1994年に旧緑区・旧港北区から分区しました。また旧緑区も旧港北区からの分区で、もともとはすべて港北区でした。内容は古代から1980年代までの歴史・自然・民族など幅広くとりあげています。
『緑区史資料編第1巻』には、池辺村の村誌編輯草稿(年代不明、明治初期)、明治10年河輪村地誌編輯調を収載しています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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緑区10年の記録 みどり新聞創刊10年記念誌・縮刷版 昭和45年~昭和55年 | みどり新聞社 | 1982年 | |
緑区の記録2上 みどり新聞創刊20周年記念 | みどり新聞社/編 | みどり新聞社 | 1991年 |
緑区の記録2下 みどり新聞創刊20周年記念 | みどり新聞社/編 | みどり新聞社 | 1991年 |
緑区誕生の翌年創刊した地域新聞の「みどり新聞」、その創刊10周年・20周年を記念して出された縮刷版です。
「著しい人口増加二年余の間に倍増」「幼稚園残酷劇入園申込に深夜の行列」(30年前の見出しから)
まるで今の都筑区を思わせるような記事や緑区時代の都筑を知ることのできる大変貴重な資料です。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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港北百話 | 港北ニュータウン郷土誌編纂委員会 | 港北区老人クラブ連合会 | 1976年 |
昔話・伝説などの言い伝え、昔から地域で営まれてきた生活や民間信仰、古老が昔に経験した出来事や見聞などを地域の人々に伝える目的で編纂されました。「茅ケ崎八景」など、今は失われた昔の都筑に触れることができます。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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都筑の民俗 横浜市・港北ニュータウン郷土誌 | 港北ニュータウン郷土誌編纂委員会 | 港北ニュータウン郷土誌編纂委員会 | 1989年 |
横浜市計画局の委託を受け、昭和49年から延べ11年間にわたって行われた港北ニュータウン歴史民俗調査をまとめたものです。ニュータウンのムラの暮らし衣食住・生業・信仰・年中行事・民俗芸能・いいつたえなど様々な面から取り上げた貴重な資料です。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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港北ニュータウン地域の暮らし | 横浜市歴史博物館,横浜市ふるさと歴史財団/編 | 横浜市歴史博物館 | 1996年 |
1996年4月から6月に開催された企画展の展示図録です。景観の移り変わり・様々な生業・講と信仰の世界など図や写真が豊富です。付録の2枚のニュータウン地域の地形図(明治後期と平成7年)も比べてみると興味深いものとなっています。
時代を追って:古代から近世・近代そして都筑区の誕生
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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古代のよこはま | 横浜市港北ニュータウン埋蔵文化財調査団/編 | 横浜市教育委員会 | 1986年 |
横浜市域の北部は、とくに多数の遺跡が密集しています。図版を多く掲載して古代の遺跡を概観しています。中世の遺跡として茅ケ崎城はじめ4つの城郭が紹介されています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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解き明かされる横浜の原始・古代 | 佐藤安平/著 | 横浜歴史研究普及会 | 1987年 |
横浜市域は考古学の対象となる遺跡が数多く存在しています。特に都筑区を含む北部は全国的に見ても密度の濃い分布図状態を示し、数多くの学者・研究者が調査を行っています。それらの研究成果を紹介しながら遺跡を概観しています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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茅ケ崎城 | 横浜市埋蔵文化財センター/編 | 横浜市埋蔵文化財センター | 1991年 |
茅ケ崎城Ⅱ | 横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター/編 | 横浜市教育委員会 | 1994年 |
茅ケ崎城Ⅲ | 横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター/編 | 横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター | 2000年 |
茅ケ崎城は、「新編武蔵国風土記稿」によると多田山城守屋塁跡と呼ばれ、15世紀末には北条氏にも利用されました。築城当時の遺構を良好な姿で残す城郭では唯一の中世の城郭として注目されていました。平成2年より行われた調査の成果を報告したものです。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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歴史の舞台を歩く 横浜・緑区 | 相澤雅雄/著 | 昭和書院 | 1991年 |
旧緑区の内、現都筑区にあたる都田エリアの項では、都筑郡役所が移転後政治の中心地であった川和や、「江戸名所図会」に所収の淡島神社や、佐藤惣之助詩碑の建つ真照寺などのある折本が紹介されています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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港北の遺跡をたずねて 案内は石仏さん | 港北の遺跡をたずねて編集委員会/編 | 横浜市港北区 | 1992年 |
旧港北区を七つのエリアに分け、それぞれ旧跡を紹介しています。現都筑区の中川・山田・茅ケ崎・勝田地区が含まれています。
都筑区の誕生
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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横浜市行政区の再編成に関する答申 | 横浜市行政区再編成審議会/編 | 横浜市行政区再編成審議会 | 1992年 |
平成3年4月に市長の諮問を受け発足した横浜市行政区再編成審議会による答申です。行政区再編成の必要性・港北区及び緑区の再編成・行政区再編成に必要な事項及び今後の行政課題について答申しています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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区名に関するアンケート調査 報告書 | 横浜市区名選定委員会/〔編〕 | 横浜市市民局行政区調査室 | 1993年 |
港北区及び緑区の再編成に伴い必要となる新区の名称の選定にあたり、市民参加を勧める観点から、区名の公募に先立って望ましい区名の基準等について意見を聴くために行った調査の報告です。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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横浜市行政区再編成の記録 | 横浜市総務局行政部区連絡調整課/編 | 横浜市市民局行政区再編成担当 | 1995年 |
平成元年「よこはま21世紀プラン」を見直す中で、第3次実施計画に「港北区及び緑区の再編成を実施する」ことを盛り込み、平成6年度の実施に向けて行われた整備、準備の記録です。区名決定までの経緯や記念式典の様子も紹介されています。
タイトル | 出版者 | 出版年 |
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港北区・緑区・青葉区・都筑区図 | 横浜市市民局 | 1993年 |
港北区・緑区を4区に再編成するにあたり作成された区域を記した地図です。裏面に町名別の区域表があります。
タイトル | 出版者 | 出版年 |
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都筑区シンボルマーク/ロゴタイプ | 横浜市都筑区役所 | [1995年] |
都筑区のシンボルマークは、TSUZUKIの「T」をモチーフに、緑と整備された町並み、豊かな水、都筑区の未来を表しています。
タイトル | 出版者 | 出版年 |
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都筑区基礎調査区民意識調査報告書 | 横浜市都筑区区政推進課企画調整係 | 1999年 |
区民の日常生活や意見を把握し、変化の激しい都筑区において、区民ニーズにあった行政サービスを提供していくための基礎資料とすることを目的に実施した調査の報告書です。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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都筑区まちづくりプラン | 横浜市都筑区区政推進課/〔編〕 横浜市都市計画局都市計画課/〔編〕 | 横浜市都筑区区政推進課 | 2002年 |
都筑区まちづくりプラン 横浜市都市計画マスタープラン・都筑区プラン[素案] | 横浜市都筑区区政推進課/[編] | 横浜市都筑区役所区政推進課 | 2001年 |
都筑区まちづくりプラン 横浜市都市計画マスタープラン・都筑区プラン[原案] | 横浜市都筑区区政推進課/[編] 横浜市都市計画局都市計画課/[編] | 横浜市都筑区役所区政推進課 | 2002年 |
おおむね20年後のまちの将来像を描いたまちづくりプランです。平成14年5月に確定しました。
都筑の中へ:地域の歴史・地名
地誌
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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新篇武蔵風土記稿 第3 | 〔間宮士信/等編〕 | 歴史図書社 | 1969年 |
文化・文政期(1804年から1829年、化政文化の時期)に編まれた武蔵国の地誌です。内務省地理局が編纂した物を全8冊にまとめて1969年(昭和44年)に歴史図書出版社が発行したものの復刻版を所蔵しています。都筑区域は第3巻に収録されています。
- 総説:p381、382
- 正保年中改定図(絵図):p384
- 元禄年中改定図(絵図):p386
- 都筑郡四神奈川領
- 青砥村:p449から451
- 川向村:p455から457
- 東方村:p457から459
- 折本村:p464から466
- 大熊村:p466から468
- 新羽村:p469から474
- 吉田村:p475から479
- 都筑郡五神奈川領
- 高田村:p481から484
- 牛久保村:p484から486
- 山田村:p487から491
- 茅ヶ崎村:p491から496
- 池辺村:p496から503
- 佐江戸村:p503から506
- 都筑郡七小机領
- 川和村:p544から549
- 荏田村:p549から554
- 勝田村:p554から557
- 大棚村:p557から560
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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皇国地誌 横浜市港北区 | 横浜市港北図書館港北古文書を読む会/編 | 横浜市港北図書館 | 1984年 |
横浜市北西部の行政区画の、明治以降の変更について述べています。後半は資料として小机(港北区域)・池辺(都筑区域)・大綱(神奈川区、港北区域)・新田(港北区域)・城郷(神奈川区、港北区域)・中川(都筑区域)の各村の地誌・村誌を掲載しています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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武州都筑郡山田村由緒記 | 作者不明 | 吉野孝三郎 | [刊年不明] |
武州都筑郡山田村由緒記 武州都筑郡(現横浜市港北区)初代家康から九代家重まで | 作者不詳 吉野孝三郎/訳 | 吉野孝三郎 | 1985年 |
定本は「文政十二年七月男全久兵衛写之」です。江戸時代の山田村の村内事情について書かれたものです。写本のコピーと吉野孝三郎氏による清書本と吉野氏による現代語訳と解説本を所蔵しています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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吉田沿革史 | 港北ニュータウン郷土誌編纂委員会/編 | 港北ニュータウン郷土誌編纂委員会 | 1983年 |
港北ニュータウンに隣接する旧吉田村の医者であった藤沢三郎の記録です。明治43年春から3年間に農民の立場で書かれたものです。吉田村は鶴見川と早渕川の合流点にあるため水難に遭うことが多く、水難記録としても貴重な資料です。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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神奈川県農会報第15号 神奈川県都筑郡中川村々是調査書 | 神奈川県農会/編 | 神奈川県農会 | 1903年 |
村是調査書は、当時の中川村が進むべき方針である「村是」を定めるために行った調査とその記録です。明治後期の中川村の地勢・生業・生活など、暮らしの様子が記されています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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御大典記念都田村誌 | 都筑郡都田村役場/編 | 都筑郡都田村役場 | 1929年 |
昭和天皇の即位式(御大典)を記念して刊行された旧都田郡の村誌です。都田村を構成する池辺・川和・佐江戸・東方・川向・折本・大熊の各村の沿革・現勢・旧跡・産業などをまとめたものになっています。
タイトル | 出版者 | 出版年 |
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勝田のあゆみ 勝田会館竣工記念誌 | 勝田のあゆみ発刊委員会 | 1989年 |
勝田会館(勝田町公民館)竣工記念です。江戸時代から都筑区の分区前までの歴史と町内会の活動について触れています。後半資料編は、旧勝田村の名主を代々務めた関家に伝わる古文書を掲載しています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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佐江戸誌 | 横浜市緑区佐江戸町内会/編 | 横浜市緑区佐江戸町内会 | 1982年 |
港北ニュータウン計画の進展、時代の流れに伴って失われつつある郷土の様相を記録するための町内会の事業として編纂された郷土誌です。佐江戸町の歴史・地名・産業・教育・民俗などについてまとめています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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歴史の舞台を歩く 横浜・緑区 | 相澤雅雄/著 | 昭和書院 | 1991年 |
平成6年(1994)に再編成される前の緑区(現在の青葉区と都筑区の一部を含む)を山内、中里、田奈、新治、都田の5つのエリアに分け、遺跡や史跡、神社仏閣、石碑のいわれや伝説、その地域ゆかりの人物などをそれぞれ10項目前後取り上げて紹介しています。歴史散歩をする時の参考になるようにとの意図で作られており、1項目を見開き1ページでわかりやすく紹介し、写真も多数使用されています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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都筑の村々 絵図・古文書で探る区域のすがた | 横浜市歴史博物館/編 | 横浜市歴史博物館 | 2000年 |
2000年3月開催の企画展の図録です。新しい街作りが進み、農業を中心とした旧来の生活が急速に変化している都筑区ですが、現在の生活の基盤を形成した江戸時代の様子を知るため、区内旧12か村の江戸時代の様相を、絵図と古文書で紹介しています。
地名考
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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中川の地名 | 吉野孝三郎/著 | 吉野孝三郎 | 1983年 |
中川の地名 | 吉野孝三郎/著 | 吉野孝三郎 | 1986年 |
新羽・吉田の地名 | 吉野孝三郎/著 | 吉野孝三郎 | 1987年 |
荏田の地名 | 吉野孝三郎/著 | 吉野孝三郎 | [199-年] |
『中川の地名』は旧都筑郡中川村の地名由来の考察しています。地名の発生から丘陵地帯の地名、開墾地の地名、地名と人名の関係など地名にまつわる様々な話題を紹介しています。後半は中川村を形成する江戸時代の旧5か村の地名について記録されています。続編は正編の訂正と新規にとりあげた地名、また同一地名及び類似地名について新たに考察を加えています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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ハマ線地名あれこれ 横浜篇 | 相澤雅雄/著 | 230クラブ新聞社 | 1996年 |
神奈川区、港北区、都筑区、緑区、青葉区の横浜線沿いの町名を題材に、地名の由来、歴史、行政沿革、そこで活躍した人物にまつわる話や神社・寺院の縁起、伝承などがコンパクトにまとめられています。(社)神奈川法人会の会報に『管内の地名あれこれ』と題して連載したものをベースに加筆及び一部修正をして、平成8年(1996)に刊行されました。
学校誌
タイトル | 出版者 | 出版年 |
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荏田のむかし 創立十周年記念郷土誌 | 横浜市立荏田東第一小学校 | 1993年 |
地域に関する主な内容
- 生活編:学区内の地域の移り変わり(柚木谷戸のくらし・渋沢谷戸のくらし・信仰・伝説など)
- 歴史編:近世の荏田村・荏田城址・真福寺・荏田宿・剣神社など
タイトル | 出版者 | 出版年 |
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わたしたちの荏田東 創立十周年記念 | 横浜市立荏田東第一小学校 | 1993年 |
地域に関する主な内容は次の通りです。
- 都筑ふれあいの丘・都筑地区センター
- 町のうつりかわり(貝塚・市ヶ尾古墳・荏田城跡・むかしの交通・山内村・港北ニュータウン(写真))
- 昔の古いものさがし(庚申塔・真福寺・荏田宿常夜燈・荏田城跡)
- 昔の年中行事(月別)・民話伝説(剣神社の由来)
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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かちだ 創立三十周年記念 | 横浜市立勝田小学校副読本編集委員会/編 | 横浜市立勝田小学校 | 1998年 |
地域に関する主な内容は次の通りです。
- 昔をつたえてくれるもの(勝田会館・最乗寺・杉山神社・力石・稲荷神社・早渕川・勝田橋・勝田人道橋・埋蔵文化財センター)
- 年中行事(虫おくり・杉山神社のお祭り)
- 勝田小学校ができたころ(勝田団地・分校・開校など)
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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川和の歴史 | 横浜市立川和中学校/編 | 横浜市立川和中学校 | 1983年 |
川和町の歴史(原始古代・中世・近世・近代)について書かれています。
資料編に次のものが収録されています。
- 都筑郡関係史料
- 信田家文書
- 岩沢家文書
- 城所家文書
- 横溝家文書
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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川和 横浜市立川和中学校創立十周年記念誌 | 横浜市立川和中学校10周年記念誌委員会/編 | 横浜市立川和中学校10周年記念誌委員会 | 1989年 |
地域に関する主な内容は次の通りです。
- 郷土の自然と歴史(Ⅰ:12000年のこと、Ⅱ:川和今昔)
- 川和の変遷
- 明治20年頃の川和(地図、年表、都田村物産表)
- 昭和22年頃の川和(地図、年表、物価)
- 川和そぞろ歩き(寺社・川和富士・名木等)
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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川和 創立四十周年記念誌 | 創立40周年記念誌編集委員会/編 | 横浜市立川和小学校 | 1988年 |
地域に関する主な内容は次の通りです。
- 町名・地区名の由来
- 伝説・行事(虫送り・大ずもう・川和の菊・川和の市・赤ひげ先生・屋号・大六天の井戸・見花山のてんぐ・おはやし・しし舞い・どんど焼き・お盆・念仏講と題目講など)
- 昔と今(昔の中心地・川和公会堂・川和富士)
- 町を歩いて(神社・寺・名木など)
- 交通のうつりかわり(乗合馬車・乗合自動車・横浜線・路線バス・田園都市線)
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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すみれが丘 郷土読本 | 開校十周年記念実行委員会郷土読本編集委員会/著 | 横浜市立すみれが丘小学校 | 1985年 |
町のようす・人々のくらし・学区の自然など詳しいものになっています。
地域に関する主な内容は次の通りです。
- 地域の歴史(旧中川村全体・都筑区全体を含む)(花見山とけんか山・南堀貝塚・大塚・歳勝土遺跡・稲荷前古墳・市ヶ尾横穴墓群・長者原遺跡・杉山神社・鎌倉街道・茅ヶ崎城址・天領・旗本領・中川村の誕生・関東大震災・学童疎開・農地改革・多摩田園都市と田園都市線)
- 年中行事(悪魔っぱらい・どんど焼き・虫送り・大山参り・雨乞い・念仏講・秋祭り)
- 農業の移り変わり・おもな生産物・農業協同組合・日常のくらしなど
- 歴史散歩(東山田・北山田・南山田・牛久保・中川・大棚・茅ヶ崎・勝田・その他)
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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都田 創立百周年記念誌 | 横浜市立都田小学校創立百年記念事業実行委員会/編 | 横浜市立都田小学校 | 1995年 |
地域に関する主な内容は次の通りです。
- 都田小学校百年のあしあと(開校前史以降)・百年のうつりかわり(明治以降)
- 地域の移り変わり(都田村誕生〔池辺町・東方町・川向町〕)・道路・農業・食事・物価・伝承・屋号・年中行事・神社・寺院など)
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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なかがわ | 横浜市立中川小学校百周年記念事業実行委員会/編 | 横浜市立中川小学校百周年記念事業実行委員 | 1976年 |
地域に関する主な内容は次の通りです。
- 中川小学校百年の歩み(学校のうつりかわり、地域・社会のうつりかわり)
- 中川の歴史(中川の変遷・風土・地名・農業と商業・明治の名主・戸数人口・南掘貝塚・大塚遺跡・歳勝土遺跡・茅ケ崎城址)
都筑郷土史のさきがけ:戸倉英太郎氏の著作から
道はでこぼこの砂利道、交通の不便な時代(昭和20年代後半~30年代)に、自ら精力的に足を運んで、都筑の郷土史研究のさきがけとなった戸倉英太郎氏。『杉山神社考』『都筑の丘に拾う』など、都筑の歴史研究には欠くことのできない著作をご紹介します。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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杉山神社考 | 戸倉英太郎/著 緑区郷土史研究会/編 | 緑区郷土史研究会 | 1978年 |
鶴見川水系に数多く点在する杉山神社についての研究をまとめた労作です。原著は昭和31年に出されていますが、当館所蔵は昭和53年の復刊本です。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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都筑の丘に拾う | 戸倉英太郎/著 | さつき | 1955年 |
都筑の丘に拾う 続編 | 戸倉英太郎/著 | さつき | 1955年 |
旧港北区、緑区を調査中見聞した古文書、金石文、伝承などをもとにまとめられた様々な論考を集めたものです。淡島さま、折本の観音山、早苗地蔵縁起など都筑区関係の記述が多くあります。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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度会久志本の奥椁 | 戸倉英太郎/著 | さつき | 1953年 |
旧港北区の勝田町、牛久保町、菊名町などに知行所を持っていた久志本氏についての考察です。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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郷土よこはま復刻合集版1 ナンバー1から10 | 横浜市図書館/編 | 横浜市図書館 | 1984年 |
「郷土よこはま」第2号(昭和32年5月15日発行)、第4号(昭和32年9月15日発行)に「都筑の歴史1・2」が掲載されています。
タイトル | 著者名等 | 出版者 | 出版年 |
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「戸倉英太郎さん生誕百年を記念する会」記念誌 早渕の流れは永遠に | 「戸倉英太郎さん生誕百年を記念する会」実行委員会/編 | 「戸倉英太郎さん生誕百年を記念する会」実行委員会 | 1982年 |
氏の業績・著作リストです。
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