港北ニュータウン関連資料リスト

港北ニュータウン計画は、昭和40年に発表された横浜市の六大事業に始まります。それから45年以上、山林や田畑が90％以上を占めていた地域は、今や巨大な街に変貌をとげました。私たちの街がどのような経過をたどってきたか、都筑図書館で所蔵している資料の一部をご紹介します。

ニュータウン事業を施行した公団が、自ら事業の全容をまとめた記録。港北ニュータウン全般について知るには基本中の基本資料。年表も詳しい。

開発事業の経過を年表と写真で紹介している。港北第一・第二地区土地区画整理事業竣工記念パンフレット。

港北ニュータウンの権利者や当時の新聞記事、ミニコミ記事、区画整理の担当者、公団担当者など、公の刊行物としては残りにくい生の声を編集した資料。

１から124号までを合冊したもの（41、55号は欠号）。1971年８月創刊、1997年３月終刊。26年間にわたって、港北ニュータウンに関する計画、事業の進行状況、地元の港北ニュータウン開発対策協議会（横浜市港北ニュータウン事業推進連絡協議会に改組）の活動、関連事業の状況、用語解説などを提供した広報紙。1997年に縮刷版を刊行。本紙・縮刷版・コピー版など複数の版を所蔵。

港北ニュータウン開発や、開発前の様子が豊富な写真で紹介されている。

横浜市の都市プランナーとして六大事業の推進にあたった著者による都市づくりの記録。“まちづくり”に対する考え方、事業推進の手法、市民や企業との協働など、戦後の横浜がどのような都市計画に基づいて作られたのかを具体的に紹介。

「調査季報」は、市政課題や自治体施策について、横浜市職員、市民、専門家が自由に意見を発表し、討論・交流することで政策立案に反映することを目指す横浜市発行の政策研究誌。
6大事業を特集した本号では、「港北ニュータウン ニュータウンの開発」「港北ニュータウン 農専地区の形成」の２記事を収録。都筑図書館ではコピー版を所蔵。

日本都市計画学会に公団が委託した「港北ニュータウンの基本的条件の検討」、横浜市が委託した「港北ニュータウン基本計画原案報告書」双方のうち、港北ニュータウンに関する部分を一つにまとめたもの。

第１部総括編の他に、第２部総論編、第３部各論編（６分冊：交通輸送計画、社会施設計画、商業・業務施設成立の条件の検討、工業立地の検討、特定地区開発計画、総合建設費の検討）がある。

六大事業発表後、幾多の調査・検討・地元説明会等を経てまとめられた港北ニュータウンの実施計画。策定までに約９年の歳月を要した。前年にまとめられた『港北ニュータウン基本計画案』はコピー版を所蔵。

日本住宅公団が日本都市計画学会に検討を委託。各種交通網の条件のもとで、住宅都市としての交通システムを住民の利便性、経営の可能性などを検討し、各機関との相互調整をはかりながら、諸施設を総合的な立場で検討することを目的とした。

上記の検討により交通システムの骨格が決まり、ニュータウンの計画条件を決定するため、交通量の推計、交通施設計画について検討された。

見直し原案（1989年）、第２次実施計画1985－1989（1985年）、第３次実施計画1990－1994（1989年）もある。

５か年計画1997－2001（1997年）、基本計画（1994年）、区別計画（1994年）、都筑区計画（1994年）、５か年計画（素案）2002～2006（2001年）など。

1996年４月創刊、1999年８月11号で終刊。港北ニュータウン地域の施設・人物の紹介や最新情報を提供。

1992年SPRING創刊準備号～1996年SPRING終刊。「街づくり通信」に吸収。近隣センター街づくり情報誌。地権者勉強会の状況や共同化に向けた課題、先進事例の紹介など街づくりに役立つ情報を提供。

1996年SUMMER創刊、1999年SPRING終刊。「ふれあい」に吸収。港北ニュータウンの魅力や最新情報を提供。

1986年１月創刊。港北ニュータウン生活対策協会の広報活動の一環として港北ニュータウンの現状と協会の活動状況を報告。

年１回程度発行。港北ニュータウンの主要施設の案内や生活便利ガイド。