こどもの本　2020年11月

＜えほん＞
ジュリアンはマーメイド
ジェシカ・ラブ／作
横山和江／訳
サウザンブックス社

＜ちしき＞
ハクトウワシ
前川貴行／写真・文
新日本出版社

＜物語・文学＞
名探偵カッレ 地主館の罠
アストリッド・リンドグレーン／作
菱木晃子／訳
平澤朋子／絵
岩波書店

ジュリアンはマーメイド
ジェシカ・ラブ／作
横山和江／訳
サウザンブックス社
２０２０年５月発行
ページ数：１冊（ページ付なし）
本体価格：１８００円
ジュリアンは、きれいなマーメイドにあこがれる男の子。カーテンや葉っぱでマーメイドになっていたら、おばあちゃんはネックレスをくれて、ジュリアンをつれ出した。わあ、はなやかにきかざったマーメイドたちが、大ぜい集まってくる！

ハクトウワシ
前川貴行／写真・文
新日本出版社
２０２０年６月発行
ページ数：１冊（ページ付なし）
本体価格：１６００円
アメリカ先住民族に神の使いといわれるハクトウワシ。写真家は、けわしい崖(がけ)の上での子育てを、三カ月間見守った。するどい眼光。雪の中、卵(たまご)を抱(だ)く姿(すがた)。羽毛の一枚(まい)一枚(まい)までわかる鮮明(せんめい)な写真から、きびしい自然の中で生きる力強さが伝わる。

名探偵カッレ 地主館の罠
アストリッド・リンドグレーン／作
菱木晃子／訳
平澤朋子／絵
岩波書店
２０２０年４月発行
ページ数：２８６ｐ
本体価格：２１００円
冒険(ぼうけん)にかけまわっていた夏休み。カッレの友だちエヴァロッタが、殺人事件を目撃(もくげき)してしまう。彼女(かのじょ)に送りつけられた毒入りチョコレートをきっかけに、カッレの推理(すいり)が始まった。そしてついに、地主館で犯人と対決するが。シリーズ第２弾(だん)。