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図書館の本棚から

毎月23日は「市民の読書の日」、毎年11月は「市民の読書活動推進月間」です。横浜市立図書館が所蔵する本を、各図書館の司書がご紹介します。

最終更新日 2024年2月23日

画像をクリックすると、蔵書検索ページにジャンプします。横浜市立図書館での所蔵状況が分かります。

3月

タイトル:われはロボット 決定版(ハヤカワ文庫)
著者名:アイザック・アシモフ/著 小尾芙佐/訳
発行者:早川書房
出版年:2004年

有名な「ロボット三原則」を生み出した傑作SF。科学者でもある作家・アシモフのこの三原則は、現実のロボット工学にも大きな影響を与えました。ロボットと倫理の問題など、70年以上前の作品とは思えない先見性に驚くばかり。今の時代にぜひ読み返したい一冊です。

(本の紹介文は、南図書館広報よこはま南区版2023年7月号に掲載したものです。)

2月

タイトル:ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ
著者名:ヤマザキマリ/著
発行者:文藝春秋
出版年:2019年

『テルマエ・ロマエ』などの漫画作品でおなじみの、ヤマザキマリ氏の子ども時代と、お母さんのリョウコさんの話です。
お嬢様育ちだったリョウコさんは、音楽がやりたい一心で、東京の家を飛び出して札幌の楽団に入ります。そこで結婚するも早くにご主人と死別し、演奏家としてヴィオラ1本で二人の娘を育て上げます。
好きな音楽に邁進し、いきいきと生きて、自分や子供たちが人と違うことに一切頓着しないリョウコさん。自分の仕事が休みの時は、子どもたちに学校を休ませ、愛車のタウンエースで一緒に北海道の自然の中を駆け巡ります。
生きることの厳しさと楽しさを自ら体現したリョウコさんの子育てが清々しく感じられる1冊です。

(本の紹介文は、神奈川図書館タウンニュース神奈川区版Web版(外部サイト)に掲載したものです。)

1月

タイトル:日本伝承遊び事典
著者名:東京おもちゃ美術館/編
発行者:黎明書房
出版年:2018年

お正月のお楽しみ、凧揚げ、すごろく、かるたなど昔から親しまれて、後世に伝えていきたい季節の遊びを紹介している本です。
デジタル全盛の今こそ、子どもたちとこれらの伝承遊びを楽しんでみませんか。

(本の紹介文は、鶴見図書館広報よこはま鶴見区版令和5年1月号に掲載したものです。)

12月

タイトル:東海道五拾三次 描かれた人々の「声」を聴く
著者名:藤澤紫/編著
発行者:NHK出版
出版年:2021年

歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次之内 戸塚」は、見たことがある人も多いと思います。では、そこに描かれているのはどんな人たちで、何をしているのか考えたことはありますか?
この本は、絵の中の登場人物に注目し、 服装や持ち物、職業などを説明しています。 絵からインスピレーションを受けた短編小説も13本掲載。道幅や渡河事情といった旧東海道に関するコラムも載っています。戸塚の場面には小説がついていないので、絵を見ながら「もしかしたらこんな会話をしているのかも」と想像をふくらませてみるのも楽しいですよ。

(本の紹介文は、戸塚図書館広報よこはま戸塚区版令和4年6月号に掲載したものです。)

11月

タイトル:読書嫌いのための図書室案内
著者名:青谷真未/著
発行者:早川書房
出版年:2020年

読書嫌いなのに図書委員になった高2男子の 荒坂(あらさか)は、本好き女子の 藤生(ふじお)と共に図書新聞作成を任されてしまい、同級生や先生に紙面に載せる読書感想文を依頼する。感想文を通じて人の思いに触れる、恋愛あり・ミステリーありの青春ストーリー。

(本の紹介文は、10代向けブックリスト「ヨコハマノティーンズ」2023に掲載したものです。)

10月

タイトル:小さな庭を自分でつくる簡単アイデア 狭い場所や駐車場に玄関脇、ベランダで楽しむガーデニング
著者名:主婦と生活社/編
発行者:主婦と生活社
出版年:2021年

玄関やベランダ、駐車場など、小さな場所から始められるガーデニングの本です。
ご自宅のさまざまな場所に工夫を凝らすことで、彩り豊かな空間を演出できるかもしれません。きれいに見せるための小道具やおすすめの植物なども幅広く紹介しており、ご自宅でガーデニングを始める際の参考になる1冊です。

(本の紹介文は、磯子図書館広報よこはま磯子区版令和4年8月号に掲載したものです。)

9月

タイトル:避難所に行かない防災の教科書 被災体験で分かった!2週間の自宅避難を乗り切る技術
著者名:西野弘章/著
発行者:扶桑社
出版年:2020年

この本では、著者の被災体験を生かし、地震や風水害に備えたDIYなどによる自宅の防災力の高め方、お薦めの防災グッズをはじめ、2週間の自宅避難を乗り切る技術を写真やイラストで分かりやすく紹介しています。

(本の紹介文は、鶴見図書館広報よこはま鶴見区版令和4年9月号に掲載したものです。)

8月

タイトル:図説英国ファンタジーの世界
著者名:奥田実紀/著
発行者:河出書房新社
出版年:2016年

英国ファンタジーと一言に言ってもいろいろな作品があります。『ハリー・ポッター』にはじまり、『不思議の国のアリス』や、児童文学としても有名な『くまのプーさん』など。
いくつかの作品と作者について取り上げられ、物語の舞台だけではなく作者の経験や思いがどのように作品に反映されたかを知ることができます。小ネタとして英国の文化や歴史、当時の著作権問題なども触れられており、今までとは違う視点で物語を楽しむきっかけになる本です。

(本の紹介文は、旭図書館広報よこはま旭区版令和4年5月号に掲載したものです。)

7月

タイトル:ドライブイン探訪
著者名:橋本倫史/著
発行者:筑摩書房
出版年:2019年

昨今では目にすることも少なくなったドライブイン。
旅の途中で初めてそこに立ち寄った著者は、その後、全国各地のドライブインを巡り、現在も営業を続ける人の話に耳を傾けます。土地、店、そしてそこで生きる人の人生や思いが詰まったルポルタージュです。

(本の紹介文は、南図書館広報よこはま南区版令和4年8月号に掲載したものです。)

6月

タイトル:雨のことば辞典
著者名:倉嶋厚/編著、原田稔/編著
出版社:講談社
出版年:2014年


雨が多い季節になると、窓の外や天気予報に気を取られがちですが、この機会に雨という言葉に親しみを持ってみてはいかがでしょう。
『雨のことば辞典』は、雨についてのことば、言い回し、方言などに解説が加えられています。
例えば「夜雨」、と聞けば金沢八景のひとつ「小泉夜雨」を思い浮かべる人も多いと思います。では「夜雨の奇」という言葉は?歌川広重の小泉夜雨に夜雨の奇を感じる人もきっと多いはず。意味は本を実際に開いてぜひ確認してください!

(本の紹介文は、金沢図書館広報よこはま金沢区版令和4年7月号に掲載したものです。)

5月

タイトル:深呼吸の必要
著者名:長田弘/著
出版社:晶文社
出版年:2021年

 詩人、長田弘さんの詩集をご紹介します。詩はちょっと…という苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、この本は、たっぷりとした余白に、淡いグリーンの活字が目にもやさしく、肩の力を抜いて味わえる詩が33篇入っています。この本が出版されたのは1984年で、私が出会ったのは古書店でしたが、昨年復刊され、とてもうれしかったです。
 冒頭の詩「あのときかもしれない」は、いつ自分が子どもから大人になったのかを問いかける内容で、確かにそこにあるのに、見落としてしまいがちな日常の美しい瞬間を、ひとつひとつ再発見させてくれるような詩です。忙しい毎日の中、深呼吸が必要だと感じていたら、ぜひ手にとってみてください。

(本の紹介文は、神奈川図書館広報よこはま神奈川区版令和4年12月号に掲載したものです。)

4月

タイトル:「印象」の心理学 認知バイアスが人の判断をゆがませる
著者名:田中知恵/著
出版社:日本実業出版社
出版年:2021年

 私たちの「人を見る目」、つまり私たちが、自分自身や他人、組織などをいかに不確実にとらえているかを気づかせてくれる本です。本書がテーマとして扱っているのは、社会心理学の「対人認知」です。多くの研究(調査)結果から導き出される結論は、私たちが持つ、自分や他人への「印象」には、大いなるあいまいさがあるのだということです。先入観やイメージなどが、「印象」捉える際にどれほど大きな影響を及ぼすかを知り、何よりも柔軟な心を持つことが大切だと教えてくれます。

(本の紹介文は、緑図書館が緑図書館ホームページ「今月の本棚」2022年6月に掲載したものです。)

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メールアドレス:ky-libkocho-k@city.yokohama.jp

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