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「ヨコハマノティーンズ」Instagramアカウント

最終更新日 2024年10月1日

アカウント概要

横浜市立図書館では、ティーンズ世代の皆さんへ本や図書館の魅力を発信することを目的に、
公式アカウント「@yokohama_no_teens」を運用しています。
隔週でおすすめ本紹介のほか、各横浜市立図書館のティーンズコーナーの紹介など様々なトピックを投稿します。
アカウントをお持ちの方はぜひフォローをお願いします!
https://www.instagram.com/yokohama_no_teens(外部サイト)
また、「ヨコハマノティーンズ」では年1回、紙のブックリストを発行しています。

過去の投稿PICK UP

令和6年9月27日投稿

表紙の画像『こうくん』上橋菜穂子/著 文藝春秋
9月27日の投稿画像1

本の紹介文。
9月27日の投稿画像2

オアレ稲という特別な稲によって栄えるウマール帝国、そこには香りで万象を知る活神〈香君〉がいた。
人並外れた嗅覚を持つ少女・アイシャは、数奇な運命から当代の香君に仕えることになる。
時を同じくして、虫はつかないとされていたオアレ稲を食べる害虫が現れ、オアレ稲に依存していた帝国は食糧危機に陥った。
しかしそれはまだ、すべての始まりに過ぎなかった。
人々を救うため、アイシャはオアレ稲の謎に迫る――!
あらすじから気になって読み始めたら、続きが気になって手が止まらなくなった作品です!
主人公のアイシャは、植物や昆虫たちが香りで行っているコミュニケーションを声のように感じ取れる。
こうした物語の着想は実際にある現象をもとに考えられているのですが、その活かし方がすごすぎる!
何をどう考えたらこんな話を考えつくのかと、読み進めるほど、
そのストーリーの緻密さに感動しました。
ちりばめられていたものがどんどんハマっていく後半は特に止まらない!
この感覚を、ぜひ読んで体験して欲しいです。

令和6年9月19日投稿

表紙の画像。『宇宙人のための せんりゅう入門』 暮田真名著 左右社
9月19日の投稿画像1

本の紹介文。
9月19日の投稿画像2

川柳っていったい、なんだろう?
私にとっていちばん身近な川柳のイメージは、お茶のラベルなどに書いてあるいわゆる「サラ川」(=「サラっと一句!わたしの川柳」。第一生命主催の川柳コンテスト)。
世の人々が愚痴や悩みをダジャレっぽく詠んだ五七五の作品です。
しかし、この本で紹介される川柳は、今まで見てきたものと違う様子。
たとえば…。
未来はきっと火がついたプリクラ(暮田真名)本文p31
本の作者でもある暮田真名さんの川柳です。
これを読んだ時のファーストインプレッションは、「なんじゃこりゃ!」でした。
俳句や短歌は、季節のことや自分の気持ちを詠むことが多いのでなんとなく意味がわかるけど、
暮田さんの紹介する川柳は、いざ読んでみると、書いた人が何を思ってるのか、何を伝えたいのかわからない!
本の中で暮田さんがひろった宇宙人=“せんりゅう”も、私と同じように大混乱。
そこで、「マジで川柳をやっている人」=川柳人の暮田さんは、“せんりゅう”に「川柳とはなんなのか」を教えることにします。
読者である私たちは、暮田さんと“せんりゅう”の1週間の対話を追いかけることで、川柳がなんのかを知っていきます。
川柳とはなにか、を“せんりゅう”に教える暮田さん。
ところが、「書きたいことはないよ」「遠目に見たら五七五でしょ」「最後の五音が合っているからセーフ」…。
そんな感じで、いいの!?と思うような言葉ばかり目に飛び込んできます。
でも、暮田さんの紹介する川柳を読んで、“せんりゅう”も「わからないけど一周回って面白いかも」と思うのです。
かけがえのないみりんだったね(暮田真名)本文p77
コングラチュレーション寝ない子コングラチュレーション(暮田真名)本文p77
意味はよくわからない。けれど、おもしろい!
でも、どこがおもしろいのかも説明できないのに、いいんだろうか?
そんな風に“せんりゅう”がモヤモヤしているところに、暮田さんは「『わからない』ってことと『作品に魅力を感じない』ってことはぜんぜん違う」と言い切ります。
その後も、新しくやってきた宇宙人と句会をして川柳を作ったりすることで、“せんりゅう”は「川柳」とはなにかを学んでいきます。
宇宙人でもわかるように説明されているので、読めば地球人のあなたもきっと川柳がわかるはず。
川柳人・クレダと宇宙人・“せんりゅう”の川柳を知る1週間を、あなたも覗いてみませんか。

令和6年9月6日投稿

表紙の画像。『学校に行かない僕の学校』尾崎英子著、ポプラ社
9月6日の投稿画像1

本の紹介文。
9月6日の投稿画像2

あることがきっかけで学校に行けなくなった中2の「僕」は、自分で選んだ全寮制のフリースクールに行くことにする。
東京とは思えない森と川に囲まれた「昭和感がすごい」建物で、世話人の大人たちと小5から中3までの十数人との共同生活が始まった。食事や洗濯、掃除はみんなでする。午前中は晴れていれば森や川に出かけ、午後は自習だけれども、好きなことをしてもいい。
あまり勉強もしていないし、こんなふうに過ごしていて大丈夫なのかと迷う「僕」に世話人の「まど兄」は言う。
「不安になってるなら、もくろみどおりや」
どういうこと?
森で過ごす時間はゆっくりと流れ、考える時間はたっぷりとある。
「僕」は少しずつ変わっていく。
悩みなんかなさそうなのに、実は心に抱えるものがある友人たちも、それぞれ自分の道を見つけていく。
今いる場所がすべてではない。
自分がもっと楽にいられる場所がきっとある。
思い切って飛び出すことができなくても
「そういう場所がある」と思うだけでも、きっと。
あなたがあなたでいられる場所が見つかりますように。
その一つに、図書館がなれれば嬉しいです。

運用ポリシー

アカウント名

yokohama_no_teens|横浜市立図書館ティーンズ担当

アカウントURL

https://www.instagram.com/yokohama_no_teens

情報発信者

横浜市教育委員会事務局中央図書館サービス課

発信内容

  1. ティーンズ世代向けの図書紹介を隔週程度の頻度で発信します。
  2. ティーンズ世代に向けた図書館のイベントや利用の案内等の情報を随時発信します。

運用管理責任者

横浜市教育委員会事務局中央図書館サービス課長

コメントの管理

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  4. 収集した個人情報については厳重に管理し、万が一、漏えい、不正流用等が発生した場合又は発生する恐れがあると判断した場合は、速やかに対応します。

運用ポリシーの変更

当アカウントの運用ポリシーについては、事前に予告なく変更する場合があります。

アカウントの公開終了について

当アカウントについては、事前に予告なく公開の終了又は閉鎖する場合があります。

このページへのお問合せ

教育委員会事務局中央図書館サービス課

電話:045-262-0050

電話:045-262-0050

ファクス:045-231-8299

メールアドレス:ky-libkocho-s@city.yokohama.lg.jp

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