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ひきこもりフェスティバル〈アート&ムービー〉を開催します!
最終更新日 2025年10月17日
「ひきこもり」をテーマにしたアート・映像作品を横浜市庁舎にて無料で楽しめます
「ひきこもりフェスティバル〈アート&ムービー〉」チラシ(PDF:3,844KB)
今、ひきこもりの当事者は、全国で146万人と推計されています。「親の甘やかしでは?」「怠けているだけでしょう?」「仕事しなくてうらやましい」そんな偏見や誤解がまだまだあります。
ひきこもるきっかけは、一人ひとり違います。自分の身を守るため、生きるためにひきこもる場合もあるようです。ひきこもりは誰にでも、どの家族にも起こりうることなのです。
この「ひきこもりフェスティバル」を通して当事者の様々な思いに触れ、「ひきこもり」について考える一つのきっかけになる、そんな時間になれば幸いです。
「ひきこもり」をテーマにした貴重な作品をぜひご堪能ください。
開催概要
日時
映像作品:2025年1月15日(水曜日)午前10時から午後3時30分まで
アート作品:2025年1月10日(金曜日)から2025年1月15日(水曜日)まで
※イベント最終日の1月15日には、1日限定のアート作品の追加を予定しています。
会場
横浜市役所1階アトリウム/展示スペースA・B
所在地:横浜市中区本町6丁目50番地の10

内容
- ひきこもりをテーマにした映像作品の上映【C:アトリウム】
- 現代美術家によるアート作品展示【A:展示スペースA】
- 青少年相談センター及び地域ユースプラザによる作品展示【B:展示スペースB】
※申込不要・入退場自由・入場無料のイベントです
アクセス
- みなとみらい線「馬車道駅」1C出口直結
- JR「桜木町駅」新南口(市役所口)から徒歩3分(約200メートル)
- 地下鉄「桜木町駅」1口から徒歩3分(約200メートル)
映像作品【1月15日(水曜日)のみ】
上映作品の紹介
出演者・あらすじ
2023年広島国際映画祭出展作品「ひきこもりという履歴」
出演:タツオ/タエ(がっちゃん)
生きづらさから動けなくなったとき、心の雨がやむまで軒先に入り、雨がやんだらスッと出て行けたなら…。主人公はその頃の状態を振り返り「立ち止まり」と語る。職場でのトラウマが引き金となり、27歳から約20年間ひきこもっていたタツオ。当時の職場を再訪した胸に去来するものとは…。一方、12歳から約4年間、27歳から約13年間ひきこもり状態だったタエ(がっちゃん)。夜間中学へ行くことを決意した20歳の頃の思い出の場所を辿る。ふたりは自立を目的とする就労支援施設で出会い結婚。支え合いながら広島に暮らしている。自立を望み働きたいと願ったとき「履歴書」では、悩み苦しみ生きることを諦めなかった年月が「空白」となる。空白部分をひきこもり当事者が語るドキュメンタリー。
「カンパニュラの夢」
出演:宮地真緒/六角精児/山田ルイ53世ほか
本作は、岸本家と谷口家のふたつの家族の視点で進行する。
谷口誠一は、自宅に20年以上ひきこもっている。両親と同居しているが、できるだけ顔を合わせないよう窮屈に暮らしている。岸本麻帆は、娘が高校生になったことを機に、近所の喫茶店「カンパニュラ」でパートとして働き始める。近所づきあいのなかで「(谷口家の)息子さん、ずっと働いてないみたいなの。気をつけて」と言われる。
ある日、岸本麻帆は、裏手にある谷口家から「出ていけ!」という怒鳴り声や大きな物音を耳にする。翌日、麻帆は谷口洋子に思いきって話しかけ、洋子の相談にのる。誠一がひきこもっていること、どうすればいいか分からず、不安を抱えていること等を聞き、なにか自分にできることはないかと、考え始める。
インターネットでひきこもり支援センターのことを調べた麻帆は、洋子に紹介。支援センターで洋子は相談にのってもらう。また、麻帆はケガした娘が自宅にこもりがちになったことをきっかけに、「ひきこもり」は誰にでも起こり得ることだと気づく。そこで喫茶店マスター引田啓介と共に、ひきこもりの方を集めて交流する「ひきこもりオフ会」を企画する。
誠一は、洋子から支援センターや喫茶店イベントの話を聞くが、それでも動こうとしない。
オフ会は何度か開催されて参加人数も増えてきた。引田のブロクで「がんばらなくてもいい。楽しく過ごすだけでいい」という言葉を見た誠一は、一度参加してみることにする・・・・
NHKスペシャル「ドラマ こもりびと」
出演:松山ケンイチ/武田鉄矢ほか
10年以上ひきこもり生活を送る倉田雅夫(松山ケンイチ)。重いストレスを抱え働けなくなったことがきっかけだった。厳格な父・一夫(武田鉄矢)は元教師。地元でも尊敬を集める存在だが、雅夫の存在を世間から隠し、立ち直らせることも諦めていた。しかし、自らの余命宣告を機に、最後にもう一度息子と向き合うことに。一方の雅夫は、閉ざされた部屋の中で人知れず、ひきこもりから抜け出す道を必死で探っていたー
| 時間 | 作品名 |
|---|---|
| 10時から10時30分まで | ひきこもりという履歴 |
| 10時40分から11時20分まで | カンパニュラの夢 |
| 11時30分から12時45分まで | こもりびと |
| 13時から13時30分まで | ひきこもりという履歴 |
| 13時40分から14時15分まで | カンパニュラの夢 |
| 14時15分から15時30分まで | こもりびと |
アート作品【1月10日(金曜日)から1月15日(水曜日)まで】
渡辺篤(アイムヒアプロジェクト)個展「風穴に月」
アーティストメッセージ
私はコロナ禍に、国内外のひきこもりを含む孤独・孤立を抱えている人々と共に、それぞれの場所から月の写真を撮る活動を行ってきました。ここに来られない人や、姿の見えない人に対しても想像力を持つことは、誰もが生きやすい社会を再構築することだと思っています。
会場
横浜市役所1階・展示スペースAにて作品を展示

青少年相談センター及び地域ユースプラザによる作品展示
会場
横浜市役所1階・展示スペースBにて作品を展示
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このページへのお問合せ
健康福祉局生活福祉部ひきこもり支援課
電話:045-752-8463
電話:045-752-8463
ファクス:045-664-0403
メールアドレス:kf-hkshien@city.yokohama.lg.jp
ページID:287-440-396





