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やっぱり怖い、タバコの煙
最終更新日 2019年3月7日
タバコには様々な有害物質が含まれています。その数何と200種類以上!ここでは、タバコの煙の害について説明します。
ニコチン
ニコチンはタバコに含まれる依存性の物質です。時間が経つとタバコが吸いたいという気持ちになるのは、このニコチンが切れてくるためだと言えます。ニコチンは極めてよく吸収されるため、数秒後には全身に達します。タバコを吸うと気分が落ち着いたり、集中力が高まったりするのは、ニコチンが切れてイライラしていた状態がおさまるためです。
他にニコチンが体に及ぼす影響としては、末梢血管の収縮と血圧の上昇、心拍数の増加があります。
詳しくは、「禁煙したい方へ」の「禁煙を考える前に」のページへ
タール
タールは単一物質ではなく、タバコの煙中の粒子相物質(目に見えない細かい粒子)の総称で、フィルターを茶色に染める物質です。この煙には発がん性物質が多く含まれているといわれています。 1本のタバコに含まれるタールの量は微量ですが、喫煙の継続により蓄積され、1日20本のタバコを吸う人は、1年でコップ約1杯分のタールを体内に入れているといわれています。
一酸化炭素
一酸化炭素は体を酸欠状態にする物質です。ヘモグロビンは本来、酸素を運搬する役割がありますが、喫煙により一酸化炭素と結びついてしまうため慢性の酸欠状態がおこります。これにより、運動能力の低下や動脈硬化を促進します。
その他
普段吸っているタバコに含まれる有害物質は、実はこんなものにも使われています。
たばこの含有物 | 身近に使用されているもの |
---|---|
アセトン | ペンキ剥がし |
アンモニア | 床用洗剤 |
ヒ素 | アリ殺虫剤 |
プタン | ライターの燃料 |
カドミウム | 車のバッテリー |
一酸化炭素 | 車の排気ガス |
DDT | 殺虫剤 |
ナフタリン | 防虫剤 |
トルエン | 工業用溶剤 |
ビニル塩化物 | プラスチック |
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