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平成30年度病院指標
最終更新日 2020年6月1日
医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)(外部サイト)
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 0 | 27 | 37 | 49 | 121 | 288 | 457 | 727 | 550 | 105 |
当院は、脳卒中を中心とした脳血管疾患や脊椎脊髄疾患等に対して、高度な治療を行う専門病院です。脳血管疾患および脊椎脊髄疾患は、高齢者の発症が多いと考えられており、当院でも70代以上が全体の58.5%を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
DPCコード |
DPC名称 |
患者数 |
平均 |
平均 |
転院率 |
平均年齢 |
患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070343xx99x1xx |
脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等21あり |
108 |
2.56 |
2.79 |
0.00 |
70.94 |
|
070343xx01x0xx |
脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) |
61 |
25.03 |
21.39 |
0.00 |
69.07 |
|
070180xx97xxxx |
脊椎変形 手術あり |
37 |
26.76 |
23.98 |
2.70 |
40.70 |
|
070341xx99x1xx |
脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 手術なし 手術・処置等2あり |
37 |
2.59 |
3.17 |
0.00 |
68.35 |
|
070341xx020xxx |
脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等1なし |
32 |
33.97 |
20.71 |
3.13 |
68.31 |
脊椎脊髄外科では、脊柱管狭窄で入院される患者さんが最も多くなっています。脊柱には神経の通り道である脊柱管と呼ばれる管があり、長い年月で脊柱が変形し脊柱管が狭くなってきます。
脊柱管狭窄は、運動療法・内服薬・神経ブロックなどの保存療法で改善の得られない症例では、除圧術や脊椎固定術などの手術が必要となることがあります。
脊椎変形に含まれる脊柱側弯症は、脊柱管狭窄に次いで入院患者さんが多く、特に若年層が多いため平均年齢が低くなっています。脊柱側弯症に対する診断および治療には専門的な知識・技術・経験が必要となります。
また、放射線被ばくによる健康被害が重大な関心事となっている昨今、特に小児は成人より放射線感受性が高いため、側弯検診でも不必要なレントゲン撮像を減らすことが重要です。
当院では、脊椎、腰、股関節の形体・配列の評価を行うことができるX線撮影装置「sterEOSイメージングシステム」を県内で初めて導入しており、この装置では放射線量を従来のX線の1/10以下、CTscanの1/800にまで低下させ、さらに最近では自然被ばくの約6日分で全脊柱の撮影が可能となってきています。
さらに当院では、側弯症の診療機能を強化するため、専門医による外来診療を行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 20 | 31.65 | 24.26 | 0.00 | 74.95 | |
070230xx02xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 骨穿孔術等 | - | - | - | - | - | |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | - | - | - | - | - | |
070280xx01xxxx | 骨端症、骨軟骨障害・骨壊死、発育期の膝関節障害 骨切り術 前腕、下腿等 | - | - | - | - | - | |
070230xx99xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 手術なし | - | - | - | - | - |
整形外科が対象とする運動器は骨、関節、神経、筋肉から構成される器官であり、加齢に伴って各組織に退行性変化をもたらし、様々な疾患を発症します。膝や腰の痛みにより、歩行だけではなく日常生活に支障をきたし、内臓疾患や精神疾患を併発する可能性も高まります。
運動器退行性疾患の中でも膝の疾患、特に「変形性膝関節症」の頻度は高く、現在2500万人が罹患しており、そのうち800万人が痛みのある患者さんであると言われています。超高齢化社会を迎えた本邦では、今後更に患者さんの増加が予想され、介護予防、健康寿命の延伸という政策的医療の視点から「膝関節疾患」の治療にあたっています。
↵
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 26 | 10.50 | 9.69 | 0.00 | 76.96 |
|
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 10 | 16.00 | 7.35 | 0.00 | 73.00 | |
160100xx99x01x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり | - | - | - | - | - | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | - | - | - | - | - | |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | - | - | - | - | - |
脳神経外科では、脳血管障害の治療のうち外科的治療を担当しています。外科的治療の対象は、主に出血性疾患と脳梗塞予防のための脳血行再建です。
当院ではそれぞれの症例にあわせて、手術に固執することなく他科と共に治療にあたっています。また、脳血管疾患だけでなく三叉神経痛・顔面痙攣などの機能性疾患、良性腫瘍なども治療対象としています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010030xx9910xx | 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | - | - | - | - | - | |
010060x2992401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | - | - | - | - | - | |
010070xx9910xx | 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | - | - | - | - | - | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | - | - | - | - | - | |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | - | - | - | - | - |
脳神経血管内治療科は、カテーテルという細い管を脳に関係する血管まで誘導し、そこからコイル・ステントなどのいろいろな治療器具を、直接病変に到達させて行う診療科です。
くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤(破裂・未破裂)や、脳出血の原因となる脳動静脈瘻、脳梗塞の原因となる(頭蓋内外)動脈狭窄、急性脳動脈、静脈閉塞症などを対象としています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり | - | - | - | - | - | |
010020x099x00x | くも膜下出血、破裂脳動脈瘤(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | - | - | - | - | - | |
010040x097x0xx | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) その他の手術あり 手術・処置等2なし | - | - | - | - | - | |
010040x197x0xx | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) その他の手術あり 手術・処置等2なし | - | - | - | - | - | |
010060x0992201 | 脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等22あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | - | - | - | - | - |
当院に救急入院した脳血管障害の患者さんに対しては、超急性期の段階から、多職種によるリハビリテーション介入を開始し、早期の離床を図ることで2次的な廃用性障害の発生を最小限にし、その後の機能回復を早めるよう努めています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし |
112 | 29.46 | 16.18 | 3.57 | 69.88 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 87 | 3.49 | 5.10 | 0.00 | 70.66 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 63 | 40.56 | 18.72 | 7.94 | 67.68 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 58 | 13.84 | 7.28 | 3.45 | 59.19 | |
010060x2990001 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
40 | 7.05 | 6.59 | 2.50 | 67.65 |
神経内科は、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の病気の内科的な診療をする科です。
代表疾患である脳卒中には、脳卒中集中治療室を設置し、24時間365日診療できる体制を整え、超急性期血栓溶解療法の治療にも対応しています。
また、前庭機能障害を含む、めまいの診療も積極的に行っています。当院のように、脳の専門家が同時にめまいの専門家として、最先端の医療機器を駆使して科学的にめまいを診断し、治療している施設は全国的にも希少です。
高齢者のふらつきや脳卒中後のめまい感に対する研究も進めており、国際的にも評価されています。
当院は地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟を有しており、急性期~亜急性期~回復期まで治療の段階に応じた適切な医療を一貫した環境で提供することが可能となっているため、平均在院日数が長めになっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
大腸癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
当院は、脳血管疾患や脊椎脊髄疾患等に対しての治療を行う専門病院のため、初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数は、全て10人未満でした。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | - | - | - |
重症 | 11 | 21.27 | 74.27 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
市中肺炎とは、普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎のことを言います。
重症以外は、全て10人未満でした。
脳梗塞のICD10別患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 485 | 36.81 | 74.21 | 7.53 |
その他 | 46 | 41.52 | 71.80 | 0.38 |
平成30年度の脳梗塞(ICD10 I63$)の患者さんは、合計531人で退院患者全体の22.5%を占めています。
当院は、脳卒中集中治療室を設置し、24時間365日診療できる体制を整え、超急性期血栓溶解療法の治療にも対応しています。
ICD10 とは 「疾病および関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems」の略であり、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈および比較を行うため、世界保健機関(WHO)が作成した分類です。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K1423 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) | 91 | 3.63 | 28.92 | 1.10 | 68.92 | |
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) | 61 | 3.89 | 25.36 | 1.64 | 71.54 | |
K1422 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定) | 33 | 6.48 | 32.64 | 0.00 | 66.85 | |
K142-21 | 脊椎側彎症手術(固定術) | 20 | 1.45 | 13.65 | 0.00 | 16.60 | |
K1342 | 椎間板摘出術(後方摘出術) | 19 |
5.37 | 9.16 | 0.00 | 49.79 |
脊椎脊髄外科では脊椎固定術を受ける患者さんが多くを占めています。
手術治療において、金属などを使用するインストゥルメンテーションは、術中・術後感染のリスクを最小限にすることを目的として、バイオクリーンルーム(空気清浄度クラス100:約28L中に0.5ミクロン以上の微粒子が100個以下)の手術を基本としています。
また最新鋭の3次元画像の構築可能なX線透視診断装置(Ziehm Vision FD)と、ナビゲーションシステムを組み合わせ、精度の高いインストゥルメンテーションを行います。
脊髄疾患と側弯症などの脊柱変形の手術では、脊髄誘発電位による術中モニタリングという頭や脊髄に電気刺激をして下肢の神経筋に電気が正常に伝わっているかを確認する方法を用いて、安全に手術を行います。
近年増加傾向の骨粗鬆症をともなった脊椎椎体骨折に対する椎体形成術(BKP: バルーン カイフォプラスティ)では、二方向からの同時撮影が可能な透視機器(バイプレン)を用いて、安全に手術を行います。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0821 | 人工関節置換術(肩,股,膝) | 20 | 1.90 | 28.75 | 0.00 | 74.95 | |
K0542 | 骨切り術(前腕,下腿) | 11 | 1.18 | 29.82 | 0.00 | 67.91 | |
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) | - | - | - | - | - | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(肩,股) | - | - | - | - | - | |
K066-21 | 関節鏡下関節滑膜切除術(肩,股,膝) | - | - | - | - | - |
整形外科では、変形性膝関節症や膝骨壊死に対しては、高位脛骨骨切り術による間接温存手術を積極的に行っています。
人工膝関節では、病態に応じて全置換術や単顆片側置換術の手術療法を行っています。人工膝関節全置換術は、高齢者または重度の変形がある患者さんを対象とし、下肢アライメントの矯正や人工関節の各コンポートネントの設置に関して、コンピュータ支援機器を用いて精度の高い手術を実施しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 34 | 2.68 | 17.91 | 5.88 | 76.76 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 17 | 6.24 | 60.88 | 17.65 | 58.35 | |
K1742 | 水頭症手術(シャント手術) | - | - | - | - | - | |
K145 | 穿頭脳室ドレナージ術 | - | - | - | - | - | |
K1492 | 減圧開頭術(その他) | - | - | - | - | - |
脳神経外科の外科的治療の対象は、主に出血性疾患です。また、脳卒中発症後の治療だけではなく、予防のための原因除去の治療も行っており、患者さんの状態に応じて、脳を守ることを最優先に、最適な治療方法を選択します。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K1781 | 脳血管内手術(1箇所) | - | - | - | - | - | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | - | - | - | - | - | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | - | - | - | - | - | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | - | - | - | - | - | |
K178-2 | 経皮的脳血管形成術 | - | - | - | - | - |
脳神経血管内治療科では、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤(脳内の動脈にできたふくらみ)の破裂を防ぐため、コイルと呼ばれるプラチナ製のやわらかい糸状の金属を動脈瘤の中につめる「コイルによる脳動脈瘤塞栓術」や、 頚動脈狭窄(頚動脈が動脈硬化により狭くなってしまっている状態)などに対して、ステントと呼ばれる、網目状で拡張することのできる金属製の筒をいれて、血管を広げる「ステント留置術」などを多く行っています。
急性期脳梗塞に対しては、カテーテルと呼ばれるビニール製の細い管を血管に挿入して、“ステントリトリーバー”という先端がメッシュになっているワイヤーで血栓をからめとったり、“ペナンブラ”という器具で血栓を吸い取ったりする「血栓回収療法」などを多く行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | - | - | - | - | - |
胃瘻造設術とは、脳卒中などの後遺症で経口摂取が出来ない患者さんに、お腹から栄養剤を与えて全身状態を改善させることが目的で、胃の内視鏡を使って胃瘻を造設する小手術です。
当院では、経口摂取不能な患者さんには症例をよく検討した上で、患者さん本人、家族の方との相談のうえ、胃瘻造設術を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 18 | 51.89 | 33.00 | 5.56 | 71.89 | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 17 | 0.12 | 34.41 | 11.76 | 74.59 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | - | - | - | - | - | |
K597-3 | 植込型心電図記録計移植術 | - | - | - | - | - | |
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) | - | - | - | - | - |
胃瘻造設術とは、脳卒中などの後遺症で経口摂取が出来ない患者さんに、お腹から栄養剤を与えて全身状態を改善させることが目的で、胃の内視鏡を使って胃瘻を造設する小手術です。
当院では、経口摂取不能な患者さんには症例をよく検討した上で、患者さん本人、家族の方との相談のうえ、胃瘻造設術を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 10 | 0.42 |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
当院では、平成30年度のDIC(播種性血管内凝固症候群)、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生数は、全て10件未満でした。
また、敗血症(入院の契機となった傷病名が異なるもの)の発生数も10件未満でした。
更新履歴
2019年9月27日 新規掲載
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