屋根改修工事について

■概要Overview■屋根改修Roof■屋根瓦Rooftile
■歴史History■構造補強Structure■避雷針Lightningrod
■保存Preservation■外壁改修Wall
■活用Renewal

赤レンガ倉庫は１号・２号両倉庫とも、屋根は寄棟造の桟瓦葺です。（ただし、１号倉庫は震災復旧によって西側が切妻になっている）既存の屋根は、両倉庫とも下地をシンダーコンクリートとして、葺き土を用いていましたが、葺土は流出して軒樋内に堆積し、瓦も耐用年限に達していました。そのため、平成６年から行われた屋根改修工事では、２棟合わせて１４万枚全ての瓦を撤去し、新たに作成した瓦に取り替えるとともに、土葺きから空葺き（瓦桟打付け）に変更しています。
瓦の取り替えのほか、既に腐食し機能していなかった避雷針を復元したり、飾り石の補修なども行いました。