地域連携で誕生　かめ太郎スイーツ

10月12日に開催された区民まつりでは、神奈川工業会のブースで、区のマスコットキャラクター 「かめ太郎」のクッキーやマドレーヌが景品として配られました。 これらのスイーツは、神奈川工業会と区内の障害者就労施設の皆さんの連携により誕生しました。今回のタウンニュース「区長の人・まち探訪」（外部サイト）では、その製作現場の一つ「もくもく第二」の作業所にお邪魔しました。

かめ太郎スイーツ誕生のきっかけは、工業会の加盟企業と作業所が結んでいた置き菓子の契約でした。工業会の皆さんが「区民まつりでも何か地域に貢献できる取組みを」と発案し、製作が始まったそうです。 現場に足を運ぶと、まず感じたのはマドレーヌの甘い香り。作業者の皆さんが、丁寧にひとつひとつの工程を心を込めて行っている様子が印象的でした。かめ太郎の焼き印を慎重にマドレーヌに押し当てていくと、かめ太郎マドレーヌの完成です。

今回、残念ながら私は訪問できませんでしたが、Café Turtleではかめ太郎のアイシングクッキー が、おおぐち工房第２では亀の形のクッキーが製作されました。どちらも区民まつりでは大人気でした。

かめ太郎はこれまで約40年にわたって区民の皆さんに親しまれてきた存在です。そのかめ太郎をあしらったスイーツが地域の皆さんの連携によって誕生したことは、神奈川区のつながりを実感する、とても嬉しい出来事でした。今後、さらに活動の輪が広がるよう、区としても取り組んでいきたいと考えています。

令和７年10月

神奈川区長　鈴木　茂久