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トンボが教えてくれる、身近な環境の今
最終更新日 2025年10月2日
今回のタウンニュース「区長の人・まち探訪」(外部サイト)では、白幡池公園で開催された「秋のトンボとり大作戦」にお邪魔しました。
このイベントは、京浜臨海部の緑地の拡充、生物多様性の向上と保全を目指す「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」(外部サイト)が開催しています。トンボの種類や出現数は環境に大きな影響を受けやすく、羽に目印を付けて記録・追跡することで、京浜臨海部の環境のつながりや変化を知ることができるそうです。
この日は子ども約30名を含む50名以上が参加。アキアカネやギンヤンマなど6種・計65頭のトンボを捕獲しました。最後にはギンヤンマのつがいが捕獲され、大きな歓声が上がりました。私自身も網を手に取り、子どもたちと一緒にトンボを追いかけるひとときを楽しみました。
童謡にも歌われる「赤トンボ」は、昔はアキアカネが主だったそうですが、水田の減少、農法の変化などにより、アキアカネの数は減少しており、横浜で夏と秋に見かける赤いトンボは「ウスバキトンボ」のことが多いそうです。他にも温暖化の影響などにより、いつのまにか種が入れ替わっていることがあると、スタッフの方がおっしゃっていました。トンボを通じて、身近な環境の変化を実感できる貴重な体験でした。
区内企業もフォーラムに参加しており、事業所内にビオトープを設けるなどの取り組みを進めています。区役所も連携しながら、緑地の質を高める取り組みを広げていきたいと思います。
10月も京浜臨海部各地で同様の活動が予定されているとのこと。フォーラムのホームページに活動予定や報告書が掲載されているので、ぜひご覧になってください。
令和7年10月
神奈川区長 鈴木 茂久
参加者の皆さんと集合写真
元気よくトンボとり開始です
私もなんとか1頭捕獲しました
羽にマーキングしてリリースします
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