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心理職の職員紹介
最終更新日 2021年3月10日
INTERVIEW01 「こども青少年局北部児童相談所こころのケア係」
新人でも一児童心理司として
01 現在の業務について
児童心理司として、療育手帳の判定や社会的養護ケースの心理診断・支援を行っています。各種心理検査や面接、観察を通じて、子どもの特性や思いを理解し、他職種・他機関と連携しながら、家族関係の評価・調整を行うことに努めています。的確な支援につながるよう、先輩職員にご指導いただきながら、相談者に寄り添うことを意識しています。
02 入庁後に学んだこと
担当業務の基礎となる心理検査・面接方法、所見作成等について、段階的に学んでいます。特に、先輩職員の検査・面接場面に陪席したり、先輩職員に同席いただいたりすることで、面接態度を実践的に習得しています。また、新任心理職全体研修を通して、基礎的な理念や業務根拠、実務知識、市職員としての姿勢等を身に付けています。
03 仕事に生きた経験
大学・大学院で学んだ心理に関する専門的な基礎知識は、仕事をしていく上での基盤になっています。また、実習やアルバイト等を通して関係機関や子どもと関わった経験が、現在の仕事をする上でのヒントとなることもあります。入庁前の学びや経験の一つひとつが現在の仕事に生きており、心理支援や対人援助の奥深さを実感しています。
INTERVIEW02 「教育委員会事務局人権教育・児童生徒課」
専門職としてのアイデンティティを
01 現在の業務について
小・中学校のカウンセラーや各区役所のこども家庭支援課と連携し、不登校や友人関係、性格行動、家族関係など、小中学生の心理・医療に関する相談支援にあたっています。主にはインテーク時の支援機関の検討やカウンセラーの方々へのコンサルテーションなどを行っています。
02 大切にしていること
相談者がどんなことを考え、感じているか、どのような生活を送っているかなど、常に想像を働かせるよう心掛けています。また、家庭の数だけある価値観・文化も大切にするようにしています。関わりを通じて親子や家族の関係性が良いものに変わっていくのを目の当たりにした時、やりがいを感じます。
03 新人時代の思い出
入庁後は同職種がいない職場で、地域の方々や他職種の職員と一緒に仕事をしました。そこでは地域性や行政サービス、多職種連携の在り方を学ぶ貴重な経験ができ、人間関係もそこで広がったと思います。一見、遠回りにも見える体験が、視野を広げ、自分の専門性を高めると同時にキャリアを豊かにしていくと実感しています。
INTERVIEW03 「こども青少年局中央児童相談所こころのケア係 担当係長」
未来を複眼的に想像し、今できることを模索する
『心理職の責任職として』
職員時代には、児童相談所で係長を補佐する役割、教育相談機関の職場をまとめる役割を担いました。その経験を活かし、より広い視野で人材育成や運営に携わりたい、横浜市の心理職としての在り方の継承に関わりたいと考え、責任職を目指しました。
現在は、職員が意欲と責任感をもって働けるよう係内のマネジメントをするとともに、児童相談所としての援助方針を決定する会議においては、心理学的視点に基づいた発言をしています。また、市内4児童相談所の責任職と一緒に、所内他職種連携や他機関との協働、そして心理職全体の育成体制づくりにも取り組んでいます。
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