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心理職の魅力について
横浜市では、令和元年度から心理職区分での採用試験を始めました。これまでは、社会福祉職として採用され、福祉の広い視野を持つ職員の中から、心理的支援に携わる職員を育成してきました。本市には福祉や教育など、複数の領域に活躍の場があり、様々な仲間と専門性を高めていくことができる風土があります。
最終更新日 2024年7月19日
成長し続けられる環境
上司や先輩からのスーパーバイズをはじめ、職員間の相互研鑽、各職場での定期的なケースカンファレンスのほか、外部講師による職場内研修、外部機関への派遣型研修等、経験に応じた育成を行っています。特に、新採用職員は配属後の数か月、心理検査実施から所見作成まで先輩職員から丁寧な指導を受けながら、段階的にスキルアップできるような人材育成をしています。また、知識と経験を培った上で、責任職として、活躍の場をより広げていくこともできます。
他職種との協働
社会福祉職や医師、保健師など、ほかの専門職と協働して、多様な視点から支援を行っています。心理学的視点から、相談対象者の権利擁護と最善の利益のため、他職種とチームで方針や内容を検討し、支援を行います。互いの専門性を理解し、補完し合えるチーム支援は魅力の一つです。
領域を超えた活躍の場
市内4か所の児童相談所それぞれに複数の児童心理司が配属されています。そのほかにも、福祉施設や教育相談などの場で心理職が活躍しています。福祉領域や教育領域をまたいで人事異動があることで、行政で働く心理職としての視野を広げ、幅広い知識と技術を身に付けることができます。
心理職の配属先
こども青少年局
・各児童相談所(市内4か所)
養護相談、虐待対応、非行、不登校・ひきこもりの相談、里親支援、障害児への支援等を行います。児童心理司として子どもと親の心理診断、心理治療、関係機関との連携、コンサルテーション等を行っています。
教育委員会事務局
・特別支援教育総合センター
特別支援教育相談を担います。指導主事(教員)や他専門職(教育相談員、理学療法士等)と協働し、心理職として心理検査、心理支援を行っています。
・教育総合相談センター
教育相談や不登校児童生徒への支援を担います。学校や各区役所こども家庭支援課等と連携し、不登校、友人関係、性格行動、家族関係、しつけなど、小中学生の心理に関する専門相談を行っています。
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