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SDGs分科会

最終更新日 2023年9月14日

本市は、アジア太平洋地域の都市間ネットワークであるシティネットのSDGs(持続可能な開発目標)分科会の議長を令和5(2023)年から務め、シティネット横浜プロジェクトオフィス(CYO)とともに、SDGs分野の国際協力を推進しています。

▶次世代におけるSDGs推進
 - 2023年度の取組(交流事業等
 - 2022年度の取組(アジア・太平洋の海外都市間協力によるSDGs推進事業
▶都市間協力によるSDGs推進
 - 2023年度の取組(ベトナム・ダナン市におけるVLR策定支援
▶国際会議・セミナー、視察受入等を通じた知見の共有
 - 2023年度の取組(SDGs分科会セミナー等

次世代におけるSDGs推進

coming soon

事業の目的

横浜市と海外都市の小学生・大学生が、SDGsを自分事ととらえ、達成に向けて自分たちでできる目標を設定し、意見交換等をしながら共に取り組むことで、SDGsの推進を図るものです。
その取組をSDGsセミナーで広く市民と共有することで、市民の皆さんにも、持続可能な世界の実現のための行動を意識していただくことを目的としました。

参加学校とテーマ

~小学校~                  
・横浜市立みなとみらい本町小学校:「校歌づくり」   
・ウランバートル市立第23番学校:「環境問題」    
~大学~ 
・神奈川大学:「教育と差別」                      
・韓国の大学:「高等教育と専門性」
・ジョン・ビー・ラクソン財団海事大学:「コミュニティ防災力の向上」
・ネパールの大学:「障害者のメンタルヘルス」     

「次世代とつながるSDGsセミナー」【終了】

学生達の取組内容の発表の場として「次世代とつながるSDGsセミナー~小学生・大学生たちと一緒に、身近なところから考えてみませんか?~」を令和5年1月13日(金曜日)に横浜市役所1階アトリウムにて行いました。SDGsの市民への普及も目的としていた当セミナーでは、環境マンガ家で「ムズカシそうなSDGsのことがひと目でやさしくわかる本」の著者の本田亮氏による講演も行われました。


神奈川大学・韓国・フィリピン・ネパールの参加学生と国際局長

セミナーの概要

テーマ:「次世代とつながるSDGsセミナー~小学生・大学生たちと一緒に、身近なところから考えてみませんか?~」
次 第:1. 開会挨拶 
    2. SDGs概要の講演 「ユーモアイラストで紐解くSDGs」(登壇:本田亮氏)
    3.取組紹介・報告 

- 「ウランバートル市立第23学校の取組」

- 「横浜市立みなとみらい本町小学校の取組」

- 「神奈川大学の学生グループの取組」

- 「韓国の大学生グループの取組」

- 「フィリピン ジョン・ビー・ラクソン財団海事大学の学生グループの取組」

- 「ネパールの大学生グループの取組発表」


◆SDGs概要の講演 「ユーモアイラストで紐解くSDGs」

環境マンガ家で国連WFP協会理事等を務め、「ムズカシそうなSDGsのことがひと目でやさしくわかる本」の著者である、本田亮氏による講演を行いました。
(講演の様子はアーカイブ動画をご覧ください)

◆「ウランバートル市立第23学校の取組」(ビデオによる紹介)

モンゴルのウランバートル市立第23学校の子どもたちは、プラスチックごみの削減を目標に取り組みました。衛生的で安心できる飲み水が不足していること、そのための設備が不十分であること、結果としてペットボトルの飲み水を毎日使うことになり、ごみの問題が大きいことが課題としてあげられたからです。
学校の各フロアにフィルター付きの貯水槽を設置したり、ペットボトルの再利用に関する実験、モンゴルの廃棄物統計やリサイクル工場、廃棄物の分類に関する情報、廃棄物の輸送やスーパーマーケットでのリサイクルの状況などを調べたりしました。
また、子どもたちは「エコスクール」プログラムに参加し、教室で「エコクラブ」活動を実施しています。ラスチックごみを利用して、椅子や植木鉢、ごみ箱などを作る実験をしたり、教室内にエコ・コーナーの看板を設置したりしました。

~SDGsのターゲット番号~
・目標4「質の高い教育をみんなに」
・目標6「安全な水とトイレを世界中に」
・目標12「つくる責任、つかう責任」
・目標13「気候変動に具体的な対策を」

(取組の様子はアーカイブ動画をご覧ください)

◆「横浜市立みなとみらい本町小学校の取組」(ビデオとオンラインによる報告)

モンゴル・ウランバートル市立第23学校の子どもたちとの交流の様子や、その交流体験から得た学びを取り入れて新しい校歌を作っていることが紹介されました。また、オンラインで、制作中の校歌のメロディを紹介したり、校歌づくりを通してSDGsについて気づいたことを発表しました。

~SDGsのターゲット番号~
・目標4「質の高い教育をみんなに」
・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」

(取組の様子のビデオ、および当日の発表は、アーカイブ動画をご覧ください)

◆「神奈川大学の学生グループの取組」 (ビデオとセミナー会場による報告)

神奈川大学の学生グループは、貧困、気候変動、ハラルなどの文化による食の問題、差別など幅広く課題意識を持ちながら議論を進め、最終的に、「教育と差別」にテーマを絞り、議論を進めました。セミナーでは、これまでの取組の様子をビデオで紹介するとともに、自分たちで実施したアンケートやインタビューの結果も踏まえて取組を報告しました。

~SDGsのターゲット番号~
・目標4「質の高い教育をみんなに」

(取組の様子のビデオ、および当日の発表は、アーカイブ動画をご覧ください)

◆「韓国の大学生グループの取組」(ビデオとオンラインによる報告)

韓国の大学生グループは、大学卒業後の就職、特に文系学生の就職競争の激しさを紹介し、調査やインタビューの結果を発表しました。彼らは、より標準化された早期学習体験と多様な学習体験のどちらが、学生の社会人デビューまでの準備に適しているかという課題に取り組みました。

~SDGsのターゲット番号~
・目標4「質の高い教育をみんなに」

(取組の様子のビデオ、および当日の発表は、アーカイブ動画をご覧ください)

◆「フィリピン ジョン・ビー・ラクソン財団海事大学の学生グループの取組」(ビデオによる紹介)

フィリピンのジョン・ビー・ラクソン財団海事大学では、地域コミュニティの防災シミュレーション研修、災害リスクに関する青少年教育、海岸の清掃活動に取組みました。
この大学がある地域、イロイロ市には、高潮のリスクが高い地域があり、人口の半数以上が水害を受けやすい地域に住んでおり、地盤の揺れの影響を受けやすい地域であるとも指摘されています。
学生は、「自然災害が起きることを防ぐことはできないけれど、自然災害に対応する人々の能力を高め、回復する力を身につけることで、リスクを最小化できる」と語っています。
また別の学生は、「かつて台風の被害に見舞われた経験を語っており、コミュニティのリスクや被害を小さくするために、そこに住む人たち全員が何をすべきかを知っておく必要がある」と話しています。
予防は復旧に勝るという信念のもと、応急措置の研修をしたり、災害発生を想定した訓練をしたり、ゲームボードを使って青少年に啓発活動をしたりする取組の様子や災害後の海外の清掃の様子が紹介されています。
「活動はまだ始まったばかりです」と締めくくられていて、これからの引き続きの取組への熱意が感じられました。

~SDGsのターゲット番号~
・目標4「質の高い教育をみんなに」
・目標11「住み続けられるまちづくりを」
・目標14「海の豊かさを守ろう」

(取組の様子はアーカイブ動画(英語)をご覧ください)

◆「ネパールの大学生グループの取組発表」(ビデオによる紹介)

ネパールの学生たちは、視覚障害のある方にインタビューを行い、メンタルヘルス関係の施設やそのサービスのしやすさについて、質問をしました。
インタビューからは、障害がある人の多くは、心のケアをしてくれる施設があることを知らず、利用すること自体が難しいことがわかりました。「利用しやすくするためには、どうすべきか」との質問に対しては、「視覚障害者の場合、家族や友人の集まりのときに孤立してしまい、徐々に心の健康が損なわれることがあること、病院にカウンセリングを受けに行こうとしても、手話通訳がいなかったり、病院へ行く道に点字ブロックがなかったりという問題がある」と答えがありました。
また、「今まで障害を理由に不当な扱いを受けたり、孤立したりして心に影響を受けた時にどうしたか」という質問については、「ギターを弾いたり、歌ったり、自分の気持ちや考えを詩にして書き留めたりして、ネガティブな気持ちを切り替えたりした」との話がありました。
インタビューをしたところ、スポーツや文学、音楽にはアクセスできるものの、心のケアのサービスについては、利用することが困難であるとの状況が良くわかりました。

~SDGsのターゲット番号~
・目標3「すべての人に健康と福祉を」
・目標4「質の高い教育をみんなに」

(取組の様子はアーカイブ動画(英語)をご覧ください)

都市間協力によるSDGs推進

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国際会議・セミナー、視察受入等を通じた知見の共有

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このページへのお問合せ

国際局国際協力部国際協力課

電話:045-671-4393

電話:045-671-4393

ファクス:045-664-7145

メールアドレス:ki-kyoryoku@city.yokohama.jp

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