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キャリアアップ
最終更新日 2024年7月29日
Q1.絶対に譲れない採用のポイントはありますか?
株式会社協進印刷 代表取締役 江森克治さん
会った瞬間、「いいかも」と思わない人は採用しません。面接で「ちょっと違うかも」と思いながら採用した人で、長く働いた人はいません。でも、それは、会社を選ぶ求職者側も同じだと思います。もし、社長や働いている人と会ってみて「ちょっと違うかも」と思ったら、その会社への就職はあまりお勧めしません。条件より、直感。なぜなら、気分良く働かないと幸せになれないですからね。
株式会社MIC 代表取締役 増田信夫さん
当社の考え方や価値観に共感してくれることです。企業理念にあるポリシーや「MICマインド」を理解して一緒に働いてくださる人を採用したいと考えています。また、程度の問題はありますが、一緒に働く仲間に対して、自分のことや家族のことをオープンに話してくれる人がいいですね。それぞれの置かれている状況や背景を知ることで、信頼関係もより深まります。仕事の能力があるかないかではなく、そういった価値観が合うかどうかが採用の重要なポイントであると考えています。
株式会社イーツー・インフォ 代表取締役 原 江里子さん
採用は責任あるものです。その人の人生や、家族にも関わります。人の確保はしたいけれど、そう簡単には決めません。私自ら2回面談しますし、必要であれば食事にも行くようにしています。お互いにできるだけ緊張しない状況で、「これまでに自分がぶつかった壁やその時の対応」を聞いたり、仕事に対する考え方を聞いたり。その人のことをきちんと理解して採用しようと心がけています。
株式会社和久環組(WAKUWAKU.Inc) 代表取締役 鎌田友和さん
私は特に20代の働き方をとても大切だと考えています。働くことには当然リスクは伴いますが、それを避けていては成長することは難しいのです。失敗を怖がらずに自らの意志でリスクがあるところに積極的に進んでいける「リスク思考」を持っていることを、採用においては大切にしています。また、夢や目標も高く設定してほしいです。どの山を登るか?を決めた時点で、結果は大きく変わります。不退転の意思を持って、どんな思考をするのかによって、自らの行動を支配し、自分の可能性は無限大なものになると信じてます。
Q2.これから女性が身につけるべき能力は何だと思いますか?
サンタクシー株式会社 代表取締役 馬場正治さん
性別関係なく勉強する必要があると思います。仕事に関係することもそうですし、それ以外のことも勉強して、自分の強みになる専門性を身につけていくべきです。それによって、自信を持って主体的に働くことができるのではないでしょうか。
ニッパ株式会社 代表取締役 秋本りつ子さん
男性に頼ることなく、個で仕事ができることだと思います。海外では、「自分はこれができます」「得意なことはこれです」と自信を持って言える女性が多いです。私であれば、「管理マネジメントができる」と言います。個人の力で仕事ができること。生涯働くということは、個の力で必要になります。向上心を持ち、自らスキルアップしていかないといけません。
株式会社キクシマ 総務部マネージャー 兼本有紀子さん
採用面接に携わっています。当社への採用のポイントは柔軟性を持ち、前向きな人。そして、未経験の業務であってもやる気とモチベーションを保って取り組める人です。自分の能力に自分で限界を決めてしまうと、成長もそこで止まります。しかし、限界を決めないと道が開けてくると思います。ぜひ、柔軟に考え、限界を決めずに仕事に取り組んでください。
日総ブレイン株式会社 代表取締役社長 清水智華子さん
女性がライフステージの変化にしなやかに対応し、キャリアを積んでいくためには、資格を取得するなどの“武器”を持つことが必要だと思います。私自身、子どもが1歳になる前に社会復帰をした時、仕事を進めるためのスキルを持ち合わせていないことに苦労しました。その時は仕事と育児を並行しながら数々の資格を取得しましたが、時間の制約がある中での勉強は大変なものでした。ですから、若いうちから、自分の市場価値を高める努力をすることが大切。“武器”を持ち、成長していくことで、社会はもっと女性を受け入れてくれるのではないかと思います。
岩井の胡麻油株式会社 営業部 宣伝・広報 マネジャー 岩井理恵子さん
さまざまな事態に対応できる多様性と、なにがあっても自分が受け止めるから大丈夫、という“根性”が女性にも必要だと思います。働くことは、決して楽しいだけではなく、つらいことももちろんあります。だからといって、あれも嫌、これも嫌、と仕事を選り好みしているうちは、働く楽しさが見いだせないのではないでしょうか。思い切って、がむしゃらにチャレンジしたら、きっと、大きく成長できるのではないかと思います。
Q3.失敗をしたときに、どんな気持ちで乗り越えてきたのかお聞かせください
株式会社ダッドウェイ 代表取締役社長 白鳥公彦さん
危機を迎えた時は、いつも愚直に取り組む姿勢で乗り越えてきました。過去、リコールを行わなければならなかったことがあったのですが、この時は会社全体で一致団結し、全社員で一つひとつ真摯に対応しました。多くのお客様にご心配をおかけしてしまった中で、逆に「白鳥さんの姿勢が伝わったから、今後もよろしく頼むね」という言葉をくださったパートナー企業がありました。本当にありがたかったし、さらに誠実に対応していかなくてはと思いました。そういう意味でも、たとえ危機に直面しても、愚直さを忘れずに気持ちを保ちながら前に進んでほしいと思います。
株式会社荏原精密 IT推進事業室 清水悠さん
仕事上で困難なことが起こった時でも、常に理想とすべきビジョンを持ち、挑戦することを心がけました。すると、今起こっている問題点や課題が見えてくるように。また、上司のフォローにも助けられました。なぜできなかったか、これからどのように進むべきかの道筋を作ってくれたので、困難を乗り越えることができました。どんな時でも前向きに取り組み、周囲の声に耳を傾けることが大切だと思います。
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