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⾼圧ガス関係事業所の風⽔害対策について(注意喚起)
最終更新日 2021年8月4日
⾼圧ガスを取り扱う事業所の⽅へ
本件の概要
近年台風や豪⾬、⾼潮の影響により、⾼圧ガス設備等が損傷を受け、⾼圧ガスの漏洩が発⽣したり、⾼圧ガスの容器が流出する被害が
発⽣しています。
横浜市内においても、令和元年9⽉に発⽣した台風15号による⾼潮の影響で⾼圧ガス容器が事業所の敷地外へ流出し、その⼀部が海上へ流出してしまう事案が発⽣しており、今後も台風、ゲリラ豪⾬等の⾃然災害の発⽣が危惧されている状況です。
ひとたび被害が発⽣してしまうと、被災された事業所のみならず、周辺の事業所、住⺠の⽅々にも⼤きな影響が発⽣してしまう可能性
があります。
⾼圧ガスを取り扱う事業所の皆様におかれましては、風⽔害に対して、より⼀層の保安管理を推進していただきますようお願いいたし
ます。
対策の具体例
事前の対策
・⾼圧ガス容器が転倒しないよう、チェーン等で固定されているかを点検し、転倒防⽌対策をお願いします。
・強風の影響で⾶来した物が、⾼圧ガスの設備等に衝突し、損傷によるガスの漏えい(⾼圧ガスの事故)が発⽣する場合があります。⾼
圧ガス設備等の付近の状況を確認し、強風対策をお願いします。
・洪⽔、⾼潮等の影響により、⾼圧ガス容器が流出してしまう場合があります。容器が流出しないよう、網ネット等を活⽤した流出防⽌
対策をお願いします。
・ハザードマップ等で事業所の周辺の状況を確認し、浸⽔防⽌対策をお願いします。
・⾼圧ガス施設に関する書類・データ等が浸⽔し、失われてしまう可能性があります。書類・データの⼆元管理を⾏う等の対策お願いし
ます。
・非常時の連絡体制、避難場所及び避難経路を確認してください。
事後の対策
・設備が被害を受けていないか、⾼圧ガス設備等の被害状況の確認をお願いします。
・⾼圧ガスの容器が流出、損傷していないかの確認をお願いします。
・万が⼀漏えい等の事象が発⽣した場合には、速やかに安全を確保し、消防へ緊急連絡してください。
その他事業所の実情に応じて適切な対策を⾏っていただきますようお願いいたします。
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