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「Rマッピーに関する」よくあるQ&A

最終更新日 2024年4月12日

1.作業前の確認事項

2.位置の特定作業

3.作図した図面について

4.Rマッピーの表示に関して

5.Rマッピー掲載データの利用申請について

1.作業前の確認事項

1-1.位置の特定に使用する手持ちの図面(Rマッピーを含む)の縮尺が合いません。

図面データをお持ちであれば、正しい縮尺で印刷されているか印刷設定をご確認ください。出力時、倍率100%で、ページサイズ処理は「用紙に合わせる」ではなく、「実際のサイズ」で出力してください。
上記の方法でも合わない場合、以下の計算式で調整倍率が求められます。
図面に記載されている寸法÷スケールで測った数値×100
ただし、図面自体に歪みがある場合は、上記の方法でも調整できない場合があります。その場合は歪みのない別の図面をご用意ください。

1-2.調査地の測量図(地積測量図等)がない場合はどうすればいいですか。

調査地と都市計画決定線との位置関係を詳細に調査する際は、調査者自身で測量していただく必要があります。

1-3.これから測量をするのですが、何に気を付ければいいですか。

調査地周辺の区域線図または道水路等境界調査図を確認していただき、前面道路や近接する道路に市杭がある場合は調査地図面に市杭を記載することで位置の特定精度が向上します。

1-4.実測図ではなく、現況図・求積図・配置図・仮図を調査地図面として都市計画決定線を作図してもいいですか。

測量がされており、【方位・敷地周囲の寸法・縮尺・位置の特定ができる】図面であれば問題ありません。

1-5.調査地図面に市杭を必ず載せなければならないのでしょうか。

市杭の記載がない場合、位置の特定精度が低く、調査地と都市計画決定線の位置関係の精度が下がることをご認識の上、記載するか自己判断でお願いします。

1-6.調査地図面に周囲の寸法が載っていないものでも使用できますか。

使用する図面の縮尺が正しいか確認できないため、使用できません。

1-7.位置確認の申請は今後受け付けないのでしょうか。

Rマッピーに掲載している都市計画決定線については受け付けておりません。現在Rマッピーに掲載している都市計画決定線はこちらのHPをご参照ください。また、現道からの距離で決定されている用途地域界線や現道からの中心振分で決められている都市計画道路等は調査者自身による作図をお願いします。作図方法については、都市計画課までお問い合わせください。

2.位置の特定作業

2-1.調査地図面の杭とRマッピーの区域線図が完全一致しない場合はどうすればいいですか。

不利側に合わせて位置特定をしてください。
※不利側についてはこちらの資料(PDF:706KB)をご参照ください。

2-2.調査地図面以外の図面資料は何枚まで重ねられますか。

重ねられる枚数に制限はありませんが、重ねる枚数が多いほど位置の特定精度は低くなります。調査地の位置の特定方法については、こちらのHPをご参照ください。

2-3.印刷したRマッピーの縮尺である1/500に全ての図面を合わせましたが、図面が小さくなり、線や寸法が読み取れません。Rマッピーを拡大して、その縮尺に合わせて利用してもいいですか。

Rマッピーに掲載の図面の担保精度は1/500ですが、狭小な敷地に関しては、1/250程度の拡大での使用を認めています。ただし、1/500までの担保であることをご認識の上、自己判断でご利用ください。本件を起因とするいかなる問題について、関知しません。

3.作図した図面について

3-1.調査地の位置の特定方法が正しいか相談したいです。

都市計画課の窓口または電話にてご相談ください。

3-2.建築確認申請の際に参考資料として提出していいですか。

Rマッピーを使用して調査地の位置を特定し、都市計画決定線を作図した配置図や測量図を確認審査機関に添付資料として提出する際は、調査地の位置を特定した図面及び都市計画決定線の位置を調査した際に使用した図面を説明資料として添付してください。

3-3.建築確認申請の際に、確認審査機関から横浜市が発行した図面を添付するように言われましたが、Rマッピー掲載部分を作図してもらえませんか。

横浜市都市計画課では、Rマッピーに掲載している範囲に関しては、位置確認依頼を受け付けておりません。確認審査機関への提出書類にはRマッピーを使用して都市計画決定線を再現した方法が明確になる図面を敷地位置の特定に使用した資料とともに提出してください。なお、Rマッピーを用いてお客様ご自身で都市計画決定線の位置を確認できるようになったことは、確認審査機関にもお伝えしています。

4.Rマッピーの表示に関して

4-1.整備済の都市計画道路の線が私有地に抵触するのはなぜですか。

整備済の都市計画道路で道路台帳区域線図が未作成の区間は、道路台帳平面図・地形図の道路境界等をもとにデータを作成しています。官民境界を明示したデータをもとに作成されていないため、私有地に抵触しているように見える場合もありますが、整備済の都市計画道路が私有地に抵触することはありません。

4-2.オンラインと表記されている区域で、民地に抵触しているように見える敷地がありますが、その土地は都市計画道路に抵触していますか。

オンラインとは、現況道路境界と都市計画道路決定線が一致していることを示しているため、抵触しません。

4-3.Rマッピーで都市計画決定線=道路境界のピンクのラインが引いていない場合でも、オンラインに見えるところはオンラインと判断してもいいですか。

Rマッピーで都市計画決定線=道路境界のピンクのラインのみオンラインと判断してください。また、整備済かつ区域線図が都市計画決定線と一致しているところもオンラインと判断して問題ありません。
ただし、都市計画決定線が区域線図の道路区域内にあれば、私有地には抵触しません。

4-4.Rマッピーの平面図、区域線図を道路台帳として使用できますか。

Rマッピーの利用規約に記載しているとおり、道路台帳としての使用はできません。Rマッピーは道路台帳の主要データの一部を抽出して表示しているため、道路台帳と完全に同一ではありません。よって、道路台帳としての使用は認められません。

4-5.地形図と道路台帳の道路境界が一致していないように見えます。

地形図は縮尺1/2,500の精度、道路台帳は縮尺約1/500の精度で作成されており、精度が異なることによる差分が生じるため、一致していないように見える箇所があります。また、地形図は航空写真を基に作成され、道路台帳区域線図は道路境界確定時のデータを基に作成されていることなどもズレが生じる一因となっています。

5.Rマッピー掲載データの利用申請について

5-1.シェープ(.shp他)とは何でしょうか。

シェープファイルは、GISデータフォーマットの1つであり、GISソフトで扱えるベクター形式のデータです。特定の建物を点で示す「ポイント」、河川や道路を線で示す「ライン」、湖沼や森林などを面で表す「ポリゴン」などで地形図上の空間要素を示します。また、属性情報も併せ持っているため、文字や図形の好きな形で地形図上に表示させることが可能です。「データセット」であるため、GISに投入する際は、同名で形式のみが異なる複数のファイルを同フォルダに格納して使用する必要があります。
シェープファイルについては、こちらのESRI社の基礎解説ページ(外部サイト)をご参照ください。

5-2.シェープファイルはどのソフトウェアで使用できますか。

CADまたはGISでの使用ができます。CADで使用する際は、各々で座標値を定義する必要があるため、座標値を考慮し使用可能な方向けです。

5-3.ジオデータベース(GDB)とは何でしょうか。

ジオデータベースは、ESRI社のArcGISpro等で使用可能なデータ形式です。地表の位置に関する情報を含むデータで、緯度と経度の座標で特定された特定の位置にマッピングできます。また、複数の種類のGISデータを格納できます。
ジオデータベースについては、こちらのESRI社の基礎解説ページ(外部サイト)をご参照ください。

5-4.ジオデータベースはどのソフトウェアで使用できますか。

ArcGISシリーズのみでの使用可能となっております。
ArcGISシリーズについては、こちらの ESRI社の基礎解説ページ(外部サイト)をご参照ください。

5-5.データの使用期限はありますか。

申請時の年度末までです。
ex1)令和5年4月1日に申請した場合・・・R5.4.1~R6.3.31まで
ex2)令和6年1月1日に申請した場合・・・R6.1.1~R6.3.31まで
 

5-6.どの程度まで拡大して使用していいでしょうか。

1/500程度の精度を担保しています。担保精度以上に拡大された際の位置の特定精度については、保証しません。

5-7.シェープファイルをCADへ投入する方法が分かりません。

お使いのCADソフトのマニュアル等をご確認ください。GISソフトでは、そのまま投入し、使用が可能です。

5-8.ArcGISproではなく、GISフリーソフトでも使用できますか。

シェープファイルに関しては、問題なく使用できます。ジオデータベースに関しては、ArcGISシリーズでご使用ください。

5-9.CAD形式のデータは利用申請できませんか。

横浜市がデータ利用申請対象としている形式は、シェープファイル形式とジオデータベース形式のみです。よって、CADの形式でのデータ提供はできません。利用申請によるデータ受領後に変換して使用することは可能です。

5-10.CADの座標設定ができません。Rマッピーの都市計画決定線をCADで再現したいのですが、どのような方法がありますか。

一例として、以下の方法で可能です。
Rマッピーを正しい縮尺でデータとして保存し、適した形式でCADに取り込みます。道路と線の位置関係を変更せずに調査地をRマッピーと同じ尺度で重ね、都市計画決定線を写し取ります。位置の特定方法については、こちらのHPをご参照ください。

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このページへのお問合せ

建築局企画部都市計画課指導係

電話:045-671-3510

電話:045-671-3510

ファクス:045-550-4913

メールアドレス:kc-tokei-shido@city.yokohama.jp

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