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共同住宅ならではの備えとは?
最終更新日 2024年8月5日
共同住宅ならではの備えとは?
横浜市では約6割の市民が、マンションなどの共同住宅に住んでいます。中高層の共同住宅では、ライフライン(水道、ガス、電気等)の停止によって日常生活が困難になり、各階の住人の安否確認、救護、被災後の生活などに問題が起きることが想定されます。
エレベーターが停止すると、階段の昇降が多くなり外出にも苦労する場合があります。特に、高齢者や高層階の住人などにこれらの問題が考えられます。
高層ビルの揺れについて
・高層階では、大きくゆっくりした揺れ(長周期地震動)により、家具類が転倒・落下・移動する可能性が高くなるため、特に家具の固定などの対策が必要です。
・地震管制運転装置付エレベーターへの改修も必要です。
備蓄について
・各家庭での備蓄のほか、共同住宅全体でも担架や救急用品、救助用資機材などを備蓄しましょう。
・エレベーター内の備蓄も検討しましょう。
管理組合や住人同士での協力
・集合住宅では、同じフロアの住人など隣近所での協力が特に必要です。
防災設備の点検や防災訓練のお知らせなど、管理組合からの連絡に目を通しましょう。
・フロアの世帯数や年齢層などを把握し、管理組合と協力し、災害時の行動のマニュアルなどを作成しましょう。
避難路について
・災害時には、エレベーターの使用や玄関からの出入りができなくなる可能性があるため、
非常階段や非常扉の場所、ベランダの避難ハッチ(非常脱出口)や蹴破り戸の使い方を確認しましょう。
・避難器具の周りに物を置かないようにしましょう。
このページへのお問合せ
総務局危機管理部地域防災課
電話:045-671-3456
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ファクス:045-641-1677
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