令和３年度　旭区の予算「個性ある区づくり推進費」

令和４年度に相鉄東急線の直通を控え、都心への近接性が一層高まっていく中、旧上瀬谷通信施設のまちづくりや国際園芸博覧会開催に向けた取組が始まるなど、まちづくりの動きが活発化している機をとらえ、水・緑・花に身近に触れ合える環境など旭区の魅力を高め、財産を増やしていきます。一方で、超高齢社会の進展を始め様々な課題に対応するため、地域福祉保健計画を着実に推進するとともに、ＳＤＧｓの視点で様々な地域課題に取り組むパートナーとの連携により、複合課題解決のチャレンジを加速させます。新型コロナウイルス感染症や多発する自然災害により社会情勢が大きく変化する中で、これらの動きを止めないためにも、新しい生活様式等の社会の変化に対応しながら事業を推進していく視点を踏まえて取り組みます。

地域で支え合い、安心して自分らしく暮らせるまちを目指して、多様性を認め合い、身近な地域での見守り・支え合い、つながりづくりを推進します。

昨今の多発する自然災害などに備えるため、「となり近所」といった身近で小規模な単位で地域の防災力を強化していくとともに、要援護者・医療体制を含めた災害対応力の向上に取り組みます。また、詐欺被害防止の取組等を通して、防災・防犯が一体となった安全で安心なまちづくりを推進します。

旭区の魅力・財産である身近な地域での花や緑、誰もが参加できるスポーツ活動や文化活動を支援します。また、地域での活動を途切れさせることなく継承していけるよう、オンラインやＷｅｂ配信等の新しい取組による情報発信や新しい地域活動スタイルの支援を行います。

企業・団体や学校、様々な分野の専門家や芸術家、学生など多様なパートナーシップにより、大規模団地再生や移動手段の確保といった地域課題の解決やＳＤＧｓの観点のチャレンジを加速させます。