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五輪塔形式の庚申塔

最終更新日 2018年10月23日

文化財は長い間受け継がれてきた大切な財産です。
原則として公的機関が所蔵するもの以外は非公開となっています。
見学等にあたっては所有者の意向に充分ご配慮いただきますようお願いいたします。

五輪塔形式の庚申塔

五輪塔形式の庚申塔

五輪塔形式の庚申塔周辺マップ


(画像提供:横浜市教育委員会事務局)

名称 (ふりがな)

五輪塔形式の庚申塔 (ごりんとうけいしきのこうしんとう)

分類/登録年月日

地域有形民俗 平成18年11月1日 市登録

概略

所有者野路光一家の屋敷神である稲荷社の祠の前に江戸時代前期の安山岩製の五輪塔があり、地輪の刻まれた銘文によって庚申供養塔であることが知られる。本庚申塔の位置は、現状では台地上の住宅地の裏にあたるが、本来は台地の下にある野路宅の裏山であった。空輪、風輪、火輪傾斜部、火輪軒部、水輪の正面に、五輪塔四方の梵字のうち、東方の発心門の梵字を刻む。
五輪塔は、中世においては供養塔婆として数多く造立され、江戸時代前期には旗本等の墓塔として使用された。五輪塔が庚申塔に使用された例は極めて少なく、また、庚申塔が盛んに造られるようになるのは、寛文年間以降のことであり、この庚申塔はそれに先行するものとしても貴重である。

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このページへのお問合せ

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電話:045-978-2221

電話:045-978-2221

ファクス:045-978-2411

メールアドレス:ao-kusei@city.yokohama.jp

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