鉄の獅子舞
最終更新日 2018年10月23日
文化財は長い間受け継がれてきた大切な財産です。
原則として公的機関が所蔵するもの以外は非公開となっています。
見学等にあたっては所有者の意向に充分ご配慮いただきますようお願いいたします。
鉄の獅子舞
(画像提供:横浜市教育委員会事務局)
名称 (ふりがな)
鉄の獅子舞 (くろがねのししまい)
分類/指定年月日
無形民俗 平成13年2月13日 県指定
概略
10月第1日曜日の鉄神社の祭礼に境内で奉納する。慶長(1596~1615)の頃、現在の東京調布方面から伝えられたとされる。獅子頭は三個で、剣角と巻角を持つ雄獅子二個と宝珠を戴く雌獅子一個である。いずれも黒塗りで羽毛をつけ、胸に太鼓をつける。他に露払い・蝿追い各一人、花籠・金棒曳・法螺貝各二人、笛・ササラ引き・唄い手各三人の総員20余名になる。舞は、隣接する牛込の獅子舞の獅子舞ほど力強くはないが花や弓などの道具とじゃれたり、格闘を表す舞振りがあり、変化に富んでいるところが特徴となっている。