区の花は“キク”
最終更新日 2019年3月13日
区の花は“キク”
「キク」豆知識
キク科、きく属の総称。花期は9月から11月とされますが、種類も多く現在では一年中みることができます。
露ながら 折りてかざさむ 菊の花 老いせぬ 秋の久しかるべく (古今和歌集紀友則)
と和歌にも歌われるように、古来からキクは、不老長寿のシンボルとして親しまれ、日本の秋を代表する花です。
区内では、ノギクの一種であるヨメナ、ノコンギクなどが田畑のわきに自生しているのがみられます。また、観賞用のキクの栽培も盛んで、毎年11月には、菊花展が盛大に行なわれています。
区の花“キク”に決定 わたしをよろしく―平成3年11月の広報よこはま・栄区版から―
栄区では、8月に区制5周年を記念して、「緑豊かな生活文化都市」にふさわしい区の花を募集しました。1,300票を超える応募があり、制定委員会を開いて検討した結果、“キク”に決まりました。ご協力ありがとうございました。
心のふれあい・連帯のシンボルとして
区の花制定は、区制5周年を記念し、栄区のテーマである「緑豊かな生活文化都市」づくりを進めるとともに、花の普及を通じて区民の皆さんの心のふれあい、運帯を一層深めてもらおうとするものです。区の花の制定にあたっては、7月に制定委員会を設置し、花の募集方法などを検討しました。8月1日~31日にかけて、区の花の募集を行ない、1,323票、99種類(詳細は下表参照)の花が侯補として寄せられました。
この応募結果をもとに、9月6日に制定委員会を開催し、委員全員の賛成により“キク”と決定。選定理由としては、
- 応募票数が他の花と比較して圧倒的に多く、応募した人の意向に沿う
- 知名度が高く、種類も多いため幅広い年齢層の人に親しまれる
などがあげられました。
栄区では、今後“キク”を郷土の花として区民の皆さんに愛されるようその普及に努めていきます。区民の皆さんにも“キク”を区のシンボルとして温かくみつめ、広めていだけるようお願いします。
順位 | 花の名称 | 票数 |
---|---|---|
1 | キク | 200 |
2 | サクラ | 151 |
3 | タンポポ | 64 |
4 | ヒマワリ | 59 |
5 | コスモス | 55 |
6 | レンゲ | 52 |
7 | ナデシコ | 49 |
8 | サクラソウ | 46 |
9 | その他91種類 | 572 |