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【テーマ4】地域コミュニティ・福祉

最終更新日 2018年10月16日

目標:地域による支えあいのあるまちづくり

地域コミュニティ・福祉の方針図(画像:110KB)
図III-1-4 地域コミュニティ・福祉の方針図


方針1 だれもが利用しやすい地域コミュニティ拠点・福祉拠点づくり

◆背景

  • 栄区の平均年齢は18区中5番目に高く、高齢化率は市内で最大の伸びを示しています。
  • 様々な地域活動が盛んに行われていますが、地域コミュニティ施設等が不足していたり、施設へのアクセスが不便な地区もあります。

具体的な取り組み

4-1-1 地域コミュニティ施設・福祉施設の機能充実とアクセス向上

区民のニーズをふまえ、地区センター地域ケアプラザなどの様々な地域コミュニティ施設・福祉施設において、地域活動の拠点としての機能の充実をはかります。 また、バス路線の再編と合わせて、公共施設を循環するルートなどを検討し、各施設へのアクセスの向上をはかります。

4-1-2 本郷台駅周辺の地域コミュニティ拠点・福祉拠点としての機能充実

区心である本郷台駅周辺には、様々な公共公益施設、福祉保健施設が集積しています。これらを栄区の地域コミュニティ拠点・福祉拠点として位置づけ、交流の場としての機能の充実をはかり、区民の多様な活動への支援を行います。

4-1-3 既存施設の有効活用等による身近な地域コミュニティ拠点の拡充

学校施設や自治会町内会館等の身近な既存施設において、子どもから高齢者まで多世代が交流できる場づくりを進めるなど、区民が気軽に立ち寄れる地域コミュニティ拠点としての機能の拡充をはかります。

方針2 区民が交流し、互いに支えあう地域コミュニティの形成

◆背景

  • 区内では様々なテーマについて、地域活動が盛んに行われています。その一方、「活動する時間がない」、「情報が少ない」などの理由により、地域活動に参加できないという声もあります。
  • 少子化の進行や就労形態の多様化のもとで、だれもが安心して子育てのできる環境づくりが求められています。
  • 行政による施策とともに、住民一人ひとりが地域の主人公として地域活動へ積極的に参加し、様々な地域課題を解決することが求められています。

具体的な取り組み

4-2-1 地域活動に参加しやすい仕組みづくり

自治会・町内会活動、地域活動情報のデータベース化や情報発信の充実をはかり、区民が地域活動を知る機会を増やすとともに、活動の発表、体験、交流の場を設けるなど、地域活動に参加しやすい仕組みづくりを検討します。

4-2-2 地域で支えあう子育て支援環境づくり

少子高齢化が進むなかで、若い世代の居住を促進するため、保育施設を整備拡充するとともに、放課後児童の居場所や一時託児の施設整備支援策として、市有地・既存施設の有効活用を検討し、子育てのしやすい環境の整備をはかります。

また、地域で互いに支えあう子育てネットワークや、気軽に子育ての相談、交流、情報交換ができる場づくりに対し支援を行います。

4-2-3 地域コミュニティの連携による安全・安心・快適なまちづくり

スクールゾーンなどでの交通法規の遵守、交通モラルの向上、道路上の放置物の撤去など、地域における安全なまちづくり活動に対し支援を行うほか、区民との協働による見通しを良くした公園の管理や住宅街における庭木や垣根の手入れの支援など、死角をつくらない防犯に配慮したまちづくりを進めます。あわせて、子どもたちへの防犯対策として、商店や一般家庭などの協力を得て、様々な施策を展開していきます。

また、快適で暮らしやすいまちづくりを実現するために、地域におけるまちの美化やポイ捨て・不法投棄防止の取り組みなどに対し、積極的な支援を行います。

住民同士の日常的なコミュニケーションを通して、地域住民の暮らしに関する意識の向上をはかり、区民全体で助け合う、安全・安心・快適なまちを目指します。

方針3 区民、事業者、行政の連携による暮らしやすいまちづくり

◆背景

  • 高齢者や障害者をはじめとして、だれもが地域で自立した生活をおくるためには、公共施設だけでなく、店舗等においてもバリアフリー化が求められています。
  • 商店街については、身近な生活サービスの場として、また、地域コミュニティの核としての活性化が期待されています。
  • 暮らしやすいまちづくりを進めるためには、区民、事業者、行政が積極的に連携していくことが必要です。

具体的な取り組み

4-3-1 区内全域におけるバリアフリー化の推進

大船駅の北口改札口の開設にあわせて、エレベーター、エスカレーターを設置し、 利用しやすい駅施設への改良を進めます。

また、公園や道路などの公共施設においても積極的にバリアフリー化を進めるとともに、店舗や地域におけるバリアフリー化の推進を呼びかけ、だれもが利用しやすいまちの環境の整備をはかります。

4-3-2 地域コミュニティと商店街の連携によるまちづくり

商店街は、区民にとって身近な生活サービスの場であることから、地域コミュニティと商店街の連携による暮らしやすいまちづくりを検討します。

高齢者が気軽に利用できる宅配サービス、移動サービスや、空き店舗の活用、地域情報発信の場づくりなど、地域のニーズに即して区民と商店街や個々の店舗が共同で行う取り組みに対して、各種商業振興施策を活用して支援をはかります。

4-3-3 区民の専門知識をまちづくりに活かすマイスター制度の構築

区内には、専門的な技術・技能を持った人材が豊富であり、こうした技術・技能を活かして地域活動に参加している事例が多くあります。

区全域でこれらの人材を共有できる「人材登録バンク」や、区民の持っている技術・技能を活かす栄区独自のマイスター制度など、区民の持つ技術・技能を、これからのまちづくりに積極的に活かす仕組みを検討します。

4-3-4 区地域福祉計画の策定・推進

「地域福祉」は、高齢者、障害者、子どもなど対象者ごとに捉えられている福祉に対して、地域社会を基盤に、住民参加による協働に基づいて身近な地域社会を構築することで、一人ひとりのよりよい福祉の実現を目指すものです。

「地域福祉」の実現のため、広範な区民参加により、地域社会全体で福祉や保健などの生活課題に取り組み、支えあっていく仕組みづくりを行う方法と手順を明らかにする目的で、栄区地域福祉計画を策定します。

このページへのお問合せ

栄区総務部区政推進課

電話:045-894-8161

電話:045-894-8161

ファクス:045-894-9127

メールアドレス:sa-kusei@city.yokohama.jp

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