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案内サインの整備
最終更新日 2021年8月17日
西区歴史街道案内サインの整備~昔と今をつなぐ道~
またひとつ新たな魅力が生まれます
西区歴史街道シンボルマーク
(左)横浜絵図「横浜平沼橋ヨリ東海道神奈川台并カルイ沢茶店又遠ク大師河原ノ裏ヲ見ル」(横浜市中央図書館所蔵)と(下)新田間橋の手前から見た現在の様子
歴史を感じながら暮らしてみませんか
二つの顔を持つ西区
西区は、臨海部にみなとみらい地区が広がり、開発が進む新しい街がある一方、日本の開国、文明開化に深い関係を持つ場所として、歴史をはぐくんできた昔ながらの地域です。区内には、三つの古道、旧東海道、横浜道、保土ケ谷道が三角形をかたどるように通っています。そして、その周辺には歴史や文化資源が数多く残っています。これまで、それらに注目し、観光・統計を再発見するきっかけにしてはどうかという声がありました。
西区歴史街道をつくろう
そこで、平成14年度に区観光協会、町内会・自治会、商店街、区郷土史研究会などの代表者からなる「歴史と文化を活かしたまちづくり推進委員会」が立ち上げられました。そして、区民の皆さんからも意見を募り、三つの古道沿いに案内サインを整備する計画を検討してきました。
(左)一立斉広重画「神名川横浜港真景」
(横浜市中央図書館所蔵)
サイン設置工事について
計画に基づき、平成16年2月から平成17年3月にかけて案内サイン整備工事を行いました。管理は西土木事務所と区役所が行っていきます。
町内会・自治会をはじめ、商店街、地域の皆さんも案内サインがいつまでも残っていくよう見守っていってください。
訳がある!西区歴史街道シンボルマークとカラー
古道の三角形をモチーフにしてマークをデザインしました。また、古道それぞれのシンボルカラーを決め、表現しました。サインにも使っています。
旧東海道 最も有名な日本の動脈的古道を歴史性、重厚感をえび茶色で表現
横浜道 開港場(海)への道、世界、未来へ続く道を海や若々しさを感じるあい色で表現
保土ケ谷道 昔も今も掃部山公園・野毛山公園など緑がある道をすがすがしい草色で表現
これが全容「西区歴史街道」
おすすめスポットとして区民から紹介された駒ヶ嶽不動尊(旧東海道)
楽しみ方はいろいろ
例えば、散歩を兼ねて飛び石サインに沿って歩いてみたり、歴史資源を巡りながら、西区の昔に思いをはせてみたりするのはいかがでしょう。歴史を感じながらの生活はより心が豊かになることでしょう。
歴史だけではありません。街道沿いの商店や公園など、今まで知らずに通り過ぎていたことに気付く楽しみもあります。地域でサイン設置場所周辺を清掃したり、地域行事を開催したりすることで、地域のつながりを強めることもできます。いつも身近に感じることで、愛着がわき、いたずらや汚れなどから守ることもできます。
歴史街道案内サインは生活の中に根付いてこそ「みんなの財産」になります。いつまでも大切にしていきましょう。
住宅地の一角にひっそりとたたずむ天満宮(保土ケ谷道)
名木古木に指定されているタイサンボクが出迎える願成寺(保土ケ谷道)
福ねずみが願いをかなえてくれるという杉山神社(保土ケ谷道)
風情ある小道の奥に鎮座する岩亀稲荷(横浜道)
地図内の番号の場所に案内サインを設置します。
飛び石サインは路面上におよそ50~75メートル間隔で設け、街道の道筋を示します。
番号 | 内容 | 番号 | 内容 |
---|---|---|---|
楠町区境 方向サイン | 浅間下交差点 総合案内サイン | ||
浅間1丁目 方向サイン | 新田間橋 解説サイン | ||
岡野交差点 総合案内サイン | 平沼踏切付近 方向サイン | ||
平沼踏切付近 解説サイン | 平沼1丁目 方向サイン | ||
戸部7丁目交差点 方向サイン | 岩亀横丁入口 解説サイン | ||
戸部1丁目交差点 方向サイン | 野毛坂交差点 総合案内サイン | ||
伊勢町バス停付近 方向サイン | 区役所前広場 総合案内サイン | ||
藤棚町交差点 総合案内サイン | 久保町交差点 方向サイン | ||
浅間神社下 解説サイン | なし | なし |
案内サインの種類
総合案内サイン
高さ:約2メートル
幅:約1メートル
古道の結節点などに、区内の古道や歴史・文化資源の所在地を示します。
解説サイン
高さ:1.5メートル
方向サインに古道沿いの歴史・文化資源の解説を記載しています。
方向サイン
高さ:1.5メートル
古道に沿って散策できるよう、道筋を示します。
飛び石サイン(歩道用)
直径10センチメートル
路面上に設置し街道の道筋を示します。この他に同じデザインで四角形(約30cm)の飛び石サインがあります。
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