熱中症（ねっちゅうしょう）に気（き）をつけてください
最終更新日 2021年2月19日
熱中症とは
熱中症とは、夏にたくさん汗をかいて、体の中の水分や塩分が少なくなったり、体温を調整することができなくなって、体の具合が悪くなることです。気温や湿度が高くなると、熱中症になる人が増えます。
熱中症になると、体が重く感じる、めまいがする、頭が痛くなる、たくさん汗をかく、吐き気がするなどの症状が出ます。
体温が高くなったり、けいれんがあったり、意識がはっきりしないときは、とても危険です。死ぬこともあります。すぐに病院に行ってください。
熱中症にならないためにすること
暑さを避ける
- 暑い日に外に出るときは、太陽が当たらないように、日傘や帽子を使ってください。涼しくて、汗を吸いやすい木綿や麻などの服を着ましょう。
- 家にいるときは、扇風機やエアコンを使って部屋の中を涼しくしてください。窓にカーテンやブラインドをつけて、部屋に入る太陽の光を弱くしてください。
水分・塩分をとる
- のどが渇いていなくても、水を飲んでくさい。
- たくさん汗をかいたときは、スポーツドリンクなどを飲んで、水分と塩分をとりましょう。
暑くなる前にしておくこと
- 運動をしましょう。運動する前には、水分や塩分をとってください。
- 寝る時間が少ないとき、お酒をたくさん飲んだ次の日、風邪のような症状があるときは、熱中症になりやすいです。いつも、体の調子に気をつけてください。
熱中症になったとき
- 涼しい場所に行く。外にいるときは、日かげに行く。家の中にいるときは、エアコンや扇風機がある涼しい部屋に行く。
- 服を脱いだり、体を冷たいもので冷やして、体温を下げる。
- 水分や塩分をとる（自分で水を飲むことができないときは、すぐに病院へ行ってください）。
新しいコロナウイルスにかからないために、 「新しい生活様式」で熱中症に気をつけること
- 夏の気温や湿度が高いときにマスクを着けると、いつもより熱中症になりやすいです。外で、人と人の間が２メートル以上あるときは、熱中症にならないように、マスクをはずしてください。
- マスクを着けているときは、運動はしないでください。のどが渇いていなくても、水を飲んでください。周りの人と離れている所では、マスクをはずして休んでください。
- 毎日体温を測って、体の調子に気をつけてください。体調が悪いときは、外に出ないで家で休んでください。
注意すること
- 熱中症になる人の半分は、６５歳以上のお年寄りです。お年寄りは、暑さやのどが渇いていることを感じにくいため、熱中症になりやすいです。また、熱中症になったとき症状が悪くなりやすいです。
- 子どもは、大人と違って体温を整える力が弱いので、熱中症になりやすいです。
- 子どもや障害のある人は、体の調子が悪くなっても自分では感じにくいので、周りの人が気をつけて様子を確認してください。
| 質問したいこと | 連絡する所 |
|---|---|
| 熱中症について | 健康福祉局健康推進課（※日本語） |
