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最終更新日 2024年3月1日
鉛製給水管は、水道が普及し始めたころから、昭和20年代まで、柔らかく加工や修理が容易なため、口径25mm以下の水道管として広く使われていました。しかし、鉛製給水管は漏水が多く、健康に影響があることから、横浜市は、昭和53年度から鉛管の使用を全面的に廃止しました。
水道局は、より一層安全で良質な水道水の供給、漏水の未然防止、災害に強い水道の構築などを目的に、お客さま所有の給水管に使用されている鉛製給水管の対応を行っております。
「宅地内鉛管改良工事助成制度」は、宅地内に使用されている鉛製給水管改良の推進及びお客さまの改良工事費用の負担の軽減を目的に、平成16年から導入してきました。
この事業が開始から10年経過し、事業が進捗したことに伴い申請件数が年々減少していること、また、「パイプイン・エコ工法」(水道メーターの満期取替えに伴い実施)により改良が進んだことから、事業継続について検討し、平成27年度をもって事業を終了しました。
平成28年3月31日
平成19年から開始した8年に一度の水道メーター交換の際に行っている「パイプイン・エコ工法」については、作業が一巡したことから、平成26年度で事業を終了しました。ただし、お客さまからご要望があった場合は、無料にて水道局が施工いたします。
パイプイン・エコ工法は、全国で初めて横浜市が開発(特許出願中)したもので、水道メーターを外してメーター部から鉛製給水管の中にポリブテン管を押し込んで内側を被覆し、鉛の溶出を防ぐ簡易的な工法で、掘削をしないで施工が可能であり、工事費も低廉です。
*ただし、メーター前後には極端に曲がって配管された鉛製給水管もあり、この場合挿入できないこともあります。
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