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デザイン賞受賞者アンケートについて

令和3年度に第10回の募集を行うにあたり、これまで受賞された団体に、受賞以降の活動状況を調査し、今後の地域まちづくりに関する顕彰制度の参考にすることを目的としてアンケートを行いました。

最終更新日 2020年12月24日

アンケートの概要

1 目的
横浜まちづくり顕彰事業「横浜・人・まち・デザイン賞」(以下、デザイン賞)について、令和3年度に第10回の募集を行うにあたり、これまで受賞された団体に、受賞以降の活動状況を調査し、今後の地域まちづくりに関する顕彰制度の参考にすることを目的とします。

2 調査期間
令和2年10月9日~10月31日

3 調査対象
54団体(第1~3回まちづくり活動部門及び第4~9回地域まちづくり部門受賞)

4 調査方法
対象者に郵送又はメール配付、インターネット・FAX又は郵送回収

5 回収状況
回答数 25団体、回収率 46%

6 結果について
 デザイン賞の受賞によりメンバーの意欲が上がり活動がより活発になったことや、タウン誌などに広報されることで活動の認知度が上がり、来街者が増えた、講師・視察の依頼があったなど非常によい影響が見られました。
 活動を続けていく中で困っていることは、新型コロナウイルス感染症の影響により高齢者や子育て世代との活動が難しく、さらに経済的事情から企業の支援も受けられなくなるなどの問題点がありました。また、新規メンバーの加入や後継者の育成に苦労している面もあります。
 デザイン賞についての自由意見では、賞の知名度が低いのでもっと広く発信してほしいという意見が多くありました。また、市民のまちづくり活動を表彰するという趣旨をよく理解していただいており、今後もデザイン賞の継続を希望する声や、受賞団体間の交流会があれば参加したいとの意見もありました。

回答者属性

Q1 デザイン賞を受賞される前と後で活動に変化はありましたか(複数回答)

デザイン賞を受賞される前と後で活動に変化はありましたか

Q1の具体的内容
・会員のまちづくりへの興味関心が強くなり、定例会でも活発な意見交換がなされた。【環境】
・県外や市外からの来所見学研修など多数依頼があった。【コミ】
・変わらないことは、けっして悪い意味ではなく、色々なつながりや評価などがあって、30年以上も維持できている。【環境】
・受賞により会員のモチベーションが上がり活動が活発になった。【環境】
・行政、業者、企業等の支援者との連携がより強まった。【環境】
・まちづくり功労者国土交通大臣賞を受賞した。【コミ】

Q2 発足当初から現在に至るまで活動を続けるにあたり大事にしていることは何ですか(複数回答)

発足当初から現在に至るまで活動を続けるにあたり大事にしていることは何ですか

Q2の具体的内容
・人と自然との良好な関係を広げるため、地道に着実に活動を継続していく。【環境】
・地域の緑化に係わるイベントを開催し、ごみ捨て等がなくなることを目指している。【環境】
・防災に限らず、福祉にも取り組む事になった。【防災】
・活動が楽しくなければ駄目という考えから参加者は全て手上げ方式で活動している。【コミ】
・環境を守る、魅力発信、まちの活性化の趣旨に合ったガイドを心がけるようにしている。【魅力】
・街をあげてのおもてなしの実現。【活性】

Q3 活動を継続させる工夫はありますか(複数回答)

 活動を継続させる工夫はありますか

Q3の具体的内容
・年4~5回発行の広報活動。毎月のランチメニューのSNS 発信、HPでの情報発信。【コミ】
・会報を30年間、隔月で欠かさず発行し、会員と活動をつなげてきた。【環境】
・ブログでリアルタイムの自然情報や活動情報を発信している。【環境】
・中学校、学童、スポーツクラブの子と出来る限り協同で作業する。【環境】
・まちづくり川柳の募集等行い老若男女当事者意識を持ってもらっている。【防災】

Q4 活動の中で困っていることはありますか(複数回答)

 活動の中で困っていることはありますか

Q4の具体的内容
・コロナ禍で高齢者や子育て世代が活動に戻ってこられない状態が続いている。【コミ】
・感染予防対策での諸経費もかさみ、財政状況が厳しい。【コミ】
・会員同士の交流を図る行事等が再開できず厳しい状況。【環境】
・高齢者が高齢者を助ける活動をしているので後継者の育成に苦労している。【魅力】
・特に理事の積極的な成り手がいない。【魅力】
・活動を支えるメンバーが高齢化し、若手人材を増やすことが大きなテーマとなっている。【環境】

Q5 横浜・人・まち・デザイン賞についてどのようにお考えですか

・一般的には知られていない賞だと思う。まちを育てるひとをたたえて育てる賞として、もっと知名度のある賞にすれば、もっと人が育ってくれるのではないだろうか。【コミ】
・応募に要するエネルギーに比して世間に受賞の価値が伝わっていない。【環境】
・受賞団体を集めての交流会のようなものがあってもよいのでは、問題を共有することにより、課題の解決活動の更なる活性化につながる。【環境】
・受賞団体には報奨金のようなものが出れば更なる励みになる。【環境】
・ネーミング含め、素敵な賞なので是非継続して欲しい。【コミ】
・会員の活動モチベーションアップにつながった。【環境】
・継続は力なり。ぜひ又長年続けていることも評価してもらいたい。【防災】
・地域活動をする団体としては、今後もデザイン賞に入賞することが大きな目標となるので、今後もぜひ永く継続を実施してもらいたい。横浜市には、まち普請などで地域の活性化、魅力のあるまちづくりに貢献してほしい。【環境】

Q6 これから活動を始める方へのアドバイス、貴団体の次の目標などありましたら御記入ください

・当たり前に活動が持続しているということが、どれほど有難いことか、焦らず、地道に、着実に、続けていくことが、最大の宝であると考える。【環境】
・何のためにやるかその目的をはっきりさせること。【環境】
・はじめることは簡単だが継続することは大変である。【環境】
・こうなったらいいな、という思いがあれば始めてみてはどうか。きっと賛同者が集まってくるはず。【魅力】
・上に立つ人はその活動を楽しくすることを考えるのが重要、「楽しくなければ駄目」【コミ】
・連携の大切さ、志をしっかり持って基本理念はしっかり貫いてもらいたい。人を大切に誠実に活動すること。【防災】
・まずは、やれることからやる。無理はしない。【活性】
・当会でも会を支えるのは高齢者のスタッフ。若手の人材育成も大事だが、足元にある高齢者人材の取り込みも検討事項。【環境】

このページへのお問合せ

都市整備局地域まちづくり部地域まちづくり課

電話:045-671-2696

電話:045-671-2696

ファクス:045-663-8641

メールアドレス:tb-dshou@city.yokohama.jp

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