このページの先頭です

都市計画公園・緑地の見直しについて

最終更新日 2020年7月1日

本市では、747箇所・約1,464ha(令和2年3月末現在)の都市計画公園・緑地が決定されています。現在、全く整備に着手していない公園・緑地はありませんが、部分的に整備が完了した後、長期にわたり未整備区域が残っている公園があり、都市計画公園・緑地の見直しを進めています。

都市計画公園・緑地の課題と見直しの経緯

1.長期にわたり整備ができず、民有地に対して、都市計画法に基づく建築等の制限を長期間かけ続けていることが全国的な課題となっています。
2.平成23年11月に国土交通省が「都市計画運用指針」を改定し、都市計画施設等を定期的に見直す「マネジメントサイクルを重視した都市計画」の考え方が示されました。
3.平成27年3月に神奈川県が「都市計画公園・緑地見直しのガイドライン」を作成し、都市計画公園・緑地の見直しに対する考え方が示されました。
4.平成28年6月に改定された「横浜市水と緑の基本計画」において「都市計画公園・緑地の見直しを検討する」と記載されています。

1~4を踏まえ、本市の「都市計画公園・緑地の見直しの基本的な考え方」をとりまとめ、平成28年8月の横浜市都市計画審議会にて報告しました。

見直しの基本的な考え方

見直しの5つの視点
法令及び関連計画との整合 都市計画法や市民一人あたりの公園整備目標、配置・規模の基準を定めた「横浜市公園条例」等の関係法令や「横浜市水と緑の基本計画」、「横浜みどりアップ計画」等の上位計画との整合を図ります。
公園機能の検証 公園緑地に求められる機能については社会経済状況や周辺地域の変化も考慮し、当初求められていた機能だけでなく、現在求められている機能も含めて検証します。
周辺まちづくりとの整合 周辺の都市施設等の配置状況や、隣接する道路や河川等の整備状況との整合を図ります。
歴史的資産、地域の現状への配慮 文化財や社寺等の歴史的資産、及び人口動態の変化や公園・緑地に対する市民要望などの地域の現状に配慮します。
実現性及び代替性の検証 当該公園の整備状況や周辺の公園・緑地の整備状況を考慮した優先度や、依然として厳しい財政状況を踏まえて検証します。
機能を確保するため、区域変更の可能性や周辺の代替地の検証、周辺で代替可能な施設を検証します。

都市計画公園・緑地に求められる機能及び計画面積について、都市計画決定区域の変更、又は代替公園の整備等により、同等以上を確保することを原則としながら総合的に判断します。

見直しの対象

直近の公開後20年以上未整備の区域を含む都市計画公園・緑地を見直しの対象とし、19公園が該当しました。
該当の公園については個別に「見直しにおける視点」から検証を行い、結果として都市計画変更が必要と判断された場合は横浜市都市計画審議会に附議しています。

見直しの進捗状況

令和2年3月末時点で、見直し対象としている19公園のうち3公園の都市計画変更が完了しています。
平成28年度:神の木公園都市計画変更
令和元年度:戸部公園及び弘明寺公園都市計画変更

このページへのお問合せ

環境創造局みどりアップ推進部緑地保全推進課

電話:045-671-3534

電話:045-671-3534

ファクス:045-550-4238

メールアドレス:ks-ryokuchihozen@city.yokohama.jp

前のページに戻る

ページID:516-533-900

先頭に戻る