下水を処理した後の微生物は、どのように処理されますか？

反応タンクで増殖した微生物は、下水処理に再利用されます。
微生物と有機物のあつまりである活性汚泥は、下水と一緒に反応タンクから最終沈殿池へ送り、沈殿させて集めます。
集めた活性汚泥の一部を反応タンクへ戻し、再度下水処理に利用しています。残りは汚泥調整タンクで処理します。

おおむね１か月程度で下水を処理できる活性汚泥を作ることができ、ほとんどの水再生センターでは反応タンクと最終沈殿池の循環で活性汚泥を生産しています。
また、他の水再生センターへ活性汚泥を輸送する場合もあります。