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生活騒音の種類と対策
最終更新日 2024年4月11日
音は人によって感じ方が違うものです。ある人にとっては「快適な音楽」でもお隣の人にとってはうるさい音となることがあります。
また、家の外に置いている設備から思わぬ騒音が発生しているかもしれません。
日ごろから、家庭用機器、音響機器など日常生活の音に注意を払い、近隣への配慮を忘れないことが生活騒音によるトラブルを減らすことにもつながります。
足音など
- 階下の人へ配慮をしましょう。
- 走り回る音やとびはねる音などに注意しましょう。
- マットやスリッパの使用も効果的です。
フローリング(板床)
木目でしゃれた雰囲気とダニ予防で人気がありますが、材質や使い方次第では騒音トラブルを生じかねません。
改装にあたっては、施工業者・製品メーカー・工法等の選定に細心の注意が必要です。
下階から苦情がでた場合、部分的にじゅうたんを敷いたりテーブルや椅子の足にゴムやフェルトを張ると効果があります。
床の遮音
日本建築学会では生活実感という面から床の遮音等級をわかりやすく表現した表を作っています。生活実感に見合った遮音等級のフローリングを選びましょう。
遮音等級 (JIS A1419) |
L-35 | L-40 | L-45 | L-50 | L-55 | L-60 |
---|---|---|---|---|---|---|
適用等級 (集合住宅) |
特級 | 特級 | 1級 | 2級 | 2級 | 3級 |
人の足音やとびはねなど |
ほとんど聞こえない | かすかに聞こえる | 聞こえるが気にはならない | 小さく聞こえる | 聞こえる | 発生音がかなり気になる |
椅子の移動音、ものの落下音など |
通常では聞こえない | ほとんど聞こえない | 小さく聞こえる | 聞こえる | 発生音が気になる | 発生音がかなり気になる |
生活実感・プライバシーの確保 |
上階の気配を感じる場合がある | 気配は感じるが気にはならない | 上階の生活状況が多少意識される程度 スプーンを落とすとかすかに聞こえる |
上階の生活状況が意識される 椅子を引きずる音は聞こえる |
上階の生活行為がある程度わかる 椅子を引きずる音はうるさく聞こえる |
上階の生活行為がわかる |
掃除機、洗濯機、高圧洗浄機、草刈機及び手持ち式ブロワ(落ち葉掃除用)など
- 利用時間に注意しましょう。
- 洗濯機などは置く場所にも十分注意しましょう。
- 低騒音タイプを選ぶのも効果的です。
- 洗濯機などは床に消音マットなどの対策をするのも効果的です。
エアコン、ボイラー、家庭用コージェネレーションシステムやヒートポンプなど
- 置き場所に配慮しましょう。
- 異音がしていないか適宜メンテナンスをしましょう。
- 防音・防振グッズの利用も効果的です。
- 防音塀などをつくることも効果的です。
テレビやオーディオ機器などの音響機器
- 音が近隣へ漏れないようにしましょう。
- ヘッドホンやイヤホンの利用も効果的です。
- 集合住宅の場合スピーカーを壁などに密着しないようにするのも効果的です。
楽器
- 使用時間や音量に配慮し、防音対策を行いましょう。
- 厚手のカーテン、じゅうたん等の使用は吸音効果があります。
- カプセルタイプの防音室、または一室を防音構造化する方法もあります。
- ピアノの使用時は弱音ペダルの使用や、裏側へのボードやピアノ用遮音板の取り付けも効果的です。
ドア・ふすまなどの開閉
- 丁寧に行いましょう。
- すきまテープなどの緩衝材も効果的です。
車・オートバイなど
動物(ペットなど)
- 鳴き声などに配慮しましょう。
- 室内飼いやしつけで近隣への配慮をするのも効果的です。
夜間・早朝は特にご配慮を
- 静かな時間帯です。より一層騒音の発生に配慮をしましょう。
このページへのお問合せ
みどり環境局環境保全部大気・音環境課
電話:045-671-2483
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