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電線類地中化の方式
最終更新日 2019年3月6日
電線類を地中化する方式は様々あります。
現在、横浜市では、電線共同溝方式による地中化を実施しています。
また、既に東京電力、NTTが単独で地中化を行っている路線においては、CATV線等が残されている場合、雑線類共同収容溝による地中化を図っています。
以下に電線類を地中化する方式を紹介します。
電線共同溝(C・C・BOX)
電線共同溝イメージイラスト
- 根拠法令
- 電線共同溝の整備等に関する特別措置法
- 概要
- 2以上の電線管理者の電線を一括して収容する施設で、分岐部や接続部を除いて管路で構成されている
- 収容物件
- 電気事業者の電力線、電気通信事業者の通信線、有線音楽放送線、CATV線等
- 設置主体
- 道路管理者
- 実施箇所
- 中区大通公園周辺、港南台駅周辺、中華街大通り、西区藤棚一番街等
- 備考
- C・C・BOXとは、3つのCの意味を込めたケーブル・ボックスであり、3つのCとは、「Community(地域・共同)」、「Communication(通信・伝達)」、「Compact(小型・軽量)」です。
雑線類共同収容溝
- 根拠法令
- 道路法
- 概要
- 電気事業者、電気通信事業者が単独で地中化した場合、それ以外の電線を収容させるための施設
- 収容物件
- 有線音楽放送線、CATV線等
- 設置主体
- 道路管理者
- 実施箇所
- 関内駅周辺、新横浜駅周辺等
共同溝
- 根拠法令
- 共同溝の整備等に関する特別措置法
- 概要
- 2以上の公益事業者の公益物件を収容するため、道路の地下に設ける施設
- 収容物件
- 電力線、通信線、ガス管、水道管、工業用水管、下水道管
- 設置主体
- 道路管理者
- 実施箇所
- みなとみらい21地区
キャブシステム
- 根拠法令
- 道路法
- 概要
- 電線を一括して収容する施設で、道路と一体に設けられた蓋がけ式の構造物
- 収容物件
- 電力線、通信線、有線音楽放送線、CATV線等
- 設置主体
- 道路管理者
- 実施箇所
- 新横浜駅前、本郷台駅前、鎌倉街道(上大岡駅付近)等
単独地中化
- 根拠法令
- 道路法
- 概要
- 電気事業者、電気通信事業者が、それぞれ単独で管路を埋設する
- 収容物件
- 電力線、通信線
- 設置主体
- 電気事業者、電気通信事業者
- 実施箇所
- 関内駅周辺、新横浜駅周辺等
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