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青崎有吾先生講演会&図書館ツアー 2019.7.27

最終更新日 2019年8月16日

2019年7月27日(土曜日)17時30分から、鮎川哲也賞受賞ミステリー作家の青崎有吾先生と東京創元社編集者の方をお招きして、講演会と図書館ツアー、終了後は著作販売とサイン会を開催しました。
青崎先生の著書『図書館の殺人』は、旭図書館が舞台のモデルとなっています。今回は、旭図書館(作中では「風ヶ丘図書館」)で起こった殺人現場を再現し、現場検証図書館ツアーを行いました。
当日の様子をレポートします。

準備

本の装備をする司書の写真

作中に登場する『ラジコン刑事』と『鍵の国星』は、実在しない作品ですが、東京創元社の編集者の方に作っていただきました!
図書館の本らしく見せるために、全装備(カバーつけ)や「風ヶ丘図書館」のバーコード・分類記号のラベル貼りを、司書が行います。

血のりの写真

図書館ツアーで登場する血痕は、ボンドに赤と緑の絵の具を混ぜて作りました。
乾くまで3日はかかります。赤黒い色を出すのに苦労しました。

講演会

青崎有吾先生と、東京創元社編集部長の神原様による対談式講演会を開催しました。
青崎先生からは、『図書館の殺人』を書かれるにあたっての苦労話も伺えました。
旭図書館の館内案内図の縮尺が不正確なため参考にならず、ご自身で館内を歩き回って歩数を測定し、そこから実際の距離を割り出したそうです。
最後には、次回作の仮題も明かされました…!参加者だけの秘密です!

『図書館の殺人』現場検証ツアー

『図書館の殺人』の殺人現場を再現し、作中の第一発見者がたどった順路通りに、皆様をご案内しました。
図書館のバックヤードツアーという観点からもお楽しみいただけるよう、実際の業務のお話もしつつ進めました。
凶器の『人間臨終図巻』(山田風太郎著・徳間書店刊)は、(はこ)入りのものを旭図書館で所蔵していなかったため、東京創元社の神原様の私物をお借りしました。
殺人現場の人形は、人工呼吸の練習用のものです。
散らばっている本も作中に登場したものを取り寄せました。
東京創元社で作っていただいた『ラジコン刑事』にはダイイングメッセージも付けました。
『鍵の国星』は棚に紛らせておいて、皆様に探していただきました。「あったあった!」という声が上がりました。

サイン会

終了後のサイン会も大盛況でした。
なんと、愛知県からお越しの方もいらしたとか!
青崎先生の人気ぶりを改めて実感いたしました。
旭図書館宛にもサインしていただきました。東京創元社マスコットの「くらり」とともにパチリ!
現在カウンターにて掲示しておりますので、どうぞご覧ください。

このページへのお問合せ

教育委員会事務局旭図書館

電話:045-953-1166

電話:045-953-1166

ファクス:045-953-1179

メールアドレス:ky-libkocho08@city.yokohama.jp

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