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新型コロナウイルス感染症

最終更新日 2025年10月9日

新型コロナウイルス感染症とは?

新型コロナウイルスに感染することで起こる病気です。
のどの痛み、鼻水・鼻閉などに加え、倦怠感、発熱、筋肉痛といった全身症状が現れることが多いですが、無症状の人もいます。
国内では、2020年1月以降、1年を通して患者が報告されています。
高齢者や慢性呼吸器疾患(COPD)、糖尿病などの基礎疾患のある方、妊娠後期の方、2歳未満と基礎疾患のある子どもなどで重症化することがあります。

主な症状

  • のどの痛み、咳、鼻水・鼻づまり
  • 倦怠感、発熱、筋肉痛など全身の症状

1週間以内に自然に症状が軽快することが多いですが、症状が長く続く場合(り患後症状)もあります。

症状が出るまでの期間

感染すると、1日から7日後に、のどの痛み、咳、鼻水・鼻づまりなどの症状が現れることが多いです。

感染経路

  • ウイルスが含まれたくしゃみや咳などに含まれるしぶきを吸い込むことで感染します(飛まつ感染)。
  • ウイルスがついた手で口や目などを触ることで感染します(接触感染)。
  • 空中に浮遊するウイルスを吸い込むことで感染します(エアロゾル感染)。

感染対策のポイント

こまめな手洗い

  • 外出後などには流水と石けんによる手洗いを行いましょう。鼻水や痰が手のひらについた時はすぐに手を洗いましょう。
  • 手洗いをした後は、十分に水で洗い流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく手指を拭きましょう。
  • アルコールによる手指消毒も有効です。

詳しくは、手洗いの方法(PDF)(PDF:316KB)をご覧ください。

咳エチケット

咳やくしゃみをする時はマスクやティッシュなどで鼻と口を覆いましょう。
マスク着用は個人の判断が基本となりますが、以下のような場合には注意しましょう。

  • 医療機関へ受診するとき
  • 高齢者施設へ訪問するとき
  • 通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗るとき
  • 流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所へ行くとき

個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。

生活の注意点

  • こまめな換気を行いましょう。
  • 適切な湿度(50%から60%)を保ちましょう。
  • 十分な休養やバランスのとれた食事を心がけましょう。

予防接種

予防接種が有効です。
詳しくは、新型コロナワクチン接種に関するお知らせをご覧ください。

抗原検査キットや解熱鎮痛薬の常備

抗原検査キットをご家庭に常備し、症状のあるときに活用しましょう。
また、症状が軽い場合は自宅で療養できますので、解熱鎮痛薬も備えておきましょう。

抗原検査キット

発熱などの症状が現れた場合は、抗原検査キットで自己検査をしましょう。
抗原検査キットは、国が承認した「医療用医薬品」、「一般用医薬品(OTC)」を選びましょう。

解熱鎮痛薬

受診について

発症後の生活の注意点

症状がある人

法律に基づく行動制限はありません。

  • 発症後5日間は他人に感染させるリスクが特に高いため、発症日を0日目として、5日間は外出を控えることが推奨されています。5日目に症状が続いている場合は、症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控えましょう。
  • 発症の2日前から発症後5日から10日間程度までは、他人に感染させる可能性があるといわれています。不織布マスクの着用や、高齢者などの重症化リスクの高い方と接触を控えるなど、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。

ご家族や同居者の方

「濃厚接触者」として法律に基づく外出自粛は求められません。

  • 可能であれば部屋を分け、症状のある人への対応はできるだけ決まった人が行いましょう。
  • 新型コロナウイルス感染症にかかった方の発症日を0日として、特に5日間はご自身の体調に注意しましょう。
  • 最終接触日から7日目までは発症する可能性があります。手洗いなどの手指衛生や換気などの基本的な感染対策のほか、不織布マスクの着用や、高齢者などの重症化リスクの高い方と接触を控えるなどの配慮をしましょう。

り患後症状について

り患後症状とは

  • 感染性は消失したにもかかわらず、他に原因が明らかでなく、り患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般を指します。
  • 疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などがあります。

詳しくは、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について(神奈川県)(外部サイト)をご覧ください。

受診先

り患後症状の多くは、時間経過とともに改善することが多いとされており、その過程で、各症状に応じた対症療法が行われることもあります。まずはかかりつけ医やり患後症状に対応している地域の医療機関(一次受け医療機関)へご相談ください。
詳しくは、罹患後症状に対応している医療機関(神奈川県)(外部サイト)をご覧ください。

支援制度

り患後症状によって社会生活に大きな制限が生じた際に、公的な制度が活用できる場合があります。
詳しくは、「新型コロナウイルス感染症のり患後症状の支援制度等について」をご覧ください。

施設での感染対策

持ち込みを防ぐ

  • 園児や入居者、職員などの健康観察を徹底する。
  • 体調不良時の管理者への報告を徹底する。
  • 職員や面会者にマスク着用を推奨する。
  • 必要時、面会制限を検討する。

手指衛生

  • 勤務前や、食事の前などは、石けんと流水で十分に手を洗う。
  • 石けんは十分に泡立てて手指を洗浄し、爪の間も洗浄する。
  • 流水で泡を流した後は、清潔なタオル又はペーパータオルでよく手指を拭く。タオルの共用は避ける。

詳しくは、手洗いの方法(PDF)(PDF:316KB)をご覧ください。

  • ケアや処置に入る前後は、アルコールによる手指消毒を行う。

換気

  • 対角線上にあるドアや窓を2か所開放し、換気を行う。
  • 窓が1つしかない場合は、部屋のドアを開け、扇風機などを窓の外に向けて設置する。

環境消毒

  • 人がよく触れる場所を、0.02%の次亜塩素酸ナトリウムや70%以上のアルコールで消毒する。

有症状者への対応

  • ケアや処置に入るときは、マスクや手袋、ガウン、エプロンを使用する。必要時は眼保護具などの感染防護具を適切に使用する。
  • 防護具は、1人ごと、ケアや処置ごとに交換する。
  • 使い終わった防護具にはウイルスに付着している可能性があるため、汚染された防護具の表面に触れないよう注意して脱衣する。脱衣後は手指衛生(石けんによる手洗いや手指消毒)を行う。


 

よくある質問

関連資料・データ等

参考

感染症に関するお問合せ先・相談先

【平日8時45分から17時00分の間】
お住まいの区福祉保健センター福祉保健課健康づくり係にご連絡ください

感染症に関する開庁時間外の緊急連絡先

  • 短時間(2から3時間)のうちに患者が急増している場合
  • 多数(10人以上)の患者発生がある場合
  • 感染症法に基づく患者などの届出に伴うご連絡【医療機関の方のみ】

などの場合は、感染症・食中毒緊急通報ダイヤルへご連絡ください

このページへのお問合せ

医療局健康安全部健康安全課

電話:045-671-2463

電話:045-671-2463

ファクス:045-664-7296

メールアドレス:ir-kenkoukiki@city.yokohama.lg.jp

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