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全国熱中症患者救急搬送状況(2019年)

最終更新日 2019年11月12日

全国熱中症患者救急搬送状況:2019年第40週(9月30日~10月6日)まで

 熱中症は暑い夏に患者発生が多く、日本全国の5月から9月までの熱中症患者救急搬送状況を総務省消防庁がまとめています。日本全国の5月から9月までの熱中症患者救急搬送人員数は、2018年に95137人(内、死亡160人)、2017年に52984人(内、死亡48人)、2016年に50412人(内、死亡59人)、2015年に55852人(内、死亡105人)となっています。2018年については、日本全国の熱中症患者救急搬送人員数は、5月から9月までで、非常に多かったです。月間の熱中症患者救急搬送人員数が一番多い月は、2018年は7月で54220人(内、死亡133人)、2017年は7月で26702人(内、死亡31人)、2016年は8月で21383人(内、死亡24人)、2015年は7月で24567人(内、死亡39人)、となっています。7月、8月の救急搬送人員数が多いです。2018年7月については大変多く、月間の熱中症患者救急搬送人員数及び死亡者数とも、総務省消防庁による平成20年(2008年)の調査開始以来、過去最多となりました。2018年の8月についても、救急搬送人員数は30410人(内、死亡20人)と多いです。また、週間の熱中症患者救急搬送人員数が一番多い週は、2017年は第28週(7月10日~7月16日)で7796人、2016年は第31週(8月1日~8月7日)で6749人、2015年は第31週(7月27日~8月2日)で12064人となっています。2018年については、第29週(7月16日~7月22日)に、23191人(内、死亡67人)と週間の熱中症患者救急搬送人員数及び死亡者数とも、総務省消防庁による平成20年(2008年)の調査開始以降の最大値となりました。
 2019(令和元)年は、5月の下旬に熱中症患者の発生が例年になく増えた時期がありました。下のグラフをご覧ください。2019年第21週(5月20日~5月26日)に2128人(内、死亡5人)と例年になく増えているのが目立ちます。2019年5月25日~5月27日は日本上空に入り込んだ強力な暖気の影響で、全国的に大変暑く、北海道でも5月26日(日曜日)には佐呂間町で最高気温39度5分という猛烈な暑さが見られました。熱中症患者救急搬送人員数は、5月25日が652人(内、死亡0人)、5月26日が850人(内、死亡5人)、5月27日が529人(内、死亡3人)でした。その後は、例年と比較して目立った増加は第29週(7月15日~7月21日)まで見られませんでした。第29週(7月15日~7月21日)でも、まだ梅雨が明けておらず、2015~19年の5年間では週間の熱中症患者救急搬送人員数が最低レベル(2001人[内、死亡0人])になっています。第30週(7月22日~7月28日)では、5792人(内、死亡13人)と増加が見られ、関東甲信地方は、7月29日(月)、梅雨が明けました。梅雨明け後、週間の熱中症患者救急搬送人員数が急増し、第31週(7月29日~8月4日)に、18615人(内、死亡58人)とピークになりました。その後、第32週(8月5日~8月11日)は12970人(内、死亡22人)、第33週(8月12日~8月18日)は7515人(内、死亡8人)、第34週(8月19日~8月25日)は3298人(内、死亡2人)、第35週(8月26日~9月1日)は1313人(内、死亡0人)と徐々に減少しました。9月に入って、前半では、第36週(9月2日~9月8日)に3653人(内、死亡4人)、第37週(9月9日~9月15日)に4298人(内、死亡4人)、と再び増加が見られましたが、9月後半では、第38週(9月16日~9月22日)に543人(内、死亡2人)、第39週(9月23日~9月29日)に693人(内、死亡0人)、第40週(9月30日~10月6日)に511人(内、死亡0人)と減少しています。
 2019(令和元)年の日本全国の5月から9月までの熱中症患者救急搬送人員数は、71317人(内、死亡126人)であり、2015-2019年の5か年では、2018年に次いで多かったです。月別では、8月が36755人(内、死亡78人)と多く、2015-2019年の5か年でも、一番多かったです。9月も9532人(内、死亡10人)と多く、2015-2019年の5か年でも、一番多かったです。7月は、16431人(内、死亡25人)と少なく、2015-2019年の5か年でも、一番少なかったです。都道府県別では、9月に千葉県が多かったのが目立ちます。9月の都道府県別では、1位が千葉県790人(内、死亡2人)、2位が大阪府748人(内、死亡3人)、3位が愛知県660人(内、死亡0人)、4位が東京都574人(内、死亡0人)、5位が兵庫県459人(内、死亡0人)でした。熱中症の発生場所別救急搬送人員について、住居(敷地内全ての場所を含む)が9月の全国で29.1%、9月の千葉県で42.0%と、9月の千葉県では住居での熱中症発生が多かったです。2019年9月9日に台風15号が千葉県を直撃し、千葉県ではしばらく大規模な停電が続きました。千葉県では、停電のため冷房が使えなかったため、9月に熱中症発生が増加した可能性があります。

[図]2015-2019年全国熱中症患者週間救急搬送数推移
2015-2019年全国熱中症患者週間救急搬送数推移

 2016年の関東甲信地方の梅雨明けは7月29日で、梅雨明けの週の翌週(第31週:8月1日~8月7日)に週間の熱中症患者救急搬送人員数のピークが見られました。2017年の関東甲信地方の梅雨明けは7月6日で、梅雨明けの週の翌週(第28週:7月10日~7月16日)に週間の熱中症患者救急搬送人員数のピークが見られました。

熱中症患者の救急搬送の初診時における死亡者数(2019年)のグラフ
熱中症患者の救急搬送の初診時における死亡者数(2019年)

 なお、総務省消防庁ホームページ「熱中症患者救急搬送状況」(外部サイト)発表の数値を用いて、上の二つのグラフを作成しています。グラフ中の2019(令和元)年の週間の熱中症患者救急搬送人員数及び死亡者数について、5月から9月までは月報(確定値)の数値、4月と10月は週報(速報値)の数値を使用しています。
 また、熱中症について詳しくは、当・横浜市衛生研究所ホームページ「熱中症(熱射病、日射病)を予防しましょう」をご覧ください。

参考ウェブページ

2019年7月4日初掲載
2019年11月12日更新

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