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全国熱中症患者救急搬送状況(2018年)
最終更新日 2024年10月24日
全国熱中症患者救急搬送状況:2018年第39週(9月24日~9月30日)まで
熱中症は暑い夏に患者発生が多く、日本全国の5月から9月までの熱中症患者救急搬送状況を総務省消防庁がまとめています。日本全国の5月から9月までの熱中症患者救急搬送人員数は、2017年に52984人(内、死亡48人)、2016年に50412人(内、死亡59人)、2015年に55852人(内、死亡105人)となっています。2018年については、日本全国の熱中症患者救急搬送人員数は、5月から9月までで、95137人(内、死亡160人)となり、非常に多かったです。月間の熱中症患者救急搬送人員数が一番多い月は、2017年は7月で26702人(内、死亡31人)、2016年は8月で21383人(内、死亡24人)、2015年は7月で24567人(内、死亡39人)、となっています。7月、8月の救急搬送人員数が多いです。2018年については、7月が54220人(内、死亡133人)と大変多く、月間の熱中症患者救急搬送人員数及び死亡者数とも、総務省消防庁による平成20年(2008年)の調査開始以来、過去最多となりました。2018年の8月についても、救急搬送人員数は30410人(内、死亡20人)と多いです。また、週間の熱中症患者救急搬送人員数が一番多い週は、2017年は第28週(7月10日~7月16日)で7796人、2016年は第31週(8月1日~8月7日)で6749人、2015年は第31週(7月27日~8月2日)で12064人となっています。2018年については、第29週(7月16日~7月22日)に、23191人(内、死亡67人)と週間の熱中症患者救急搬送人員数及び死亡者数とも、総務省消防庁による平成20年(2008年)の調査開始以降の最大値となりました。
2018年の夏は熱中症患者の発生が非常に多いです。下のグラフをご覧ください。週間の熱中症患者救急搬送人員数で見ると第28週(7月9日~7月15日)以後、大変に発生が多くなりました。第29週(7月16日~7月22日)には、23191人と平成20年(2008年)の調査開始以降の最大値となりました。その後は徐々に減少し、第39週(9月24日~9月30日)では、117人の発生となりました。
なお、総務省消防庁ホームページ 熱中症情報「過去のデータ一覧(平成20年~)(外部サイト)」発表の数値を用いて、上のグラフを作成しています。グラフ中の週間の熱中症患者救急搬送人員数について、すべて、確定値となっています。
また、熱中症について詳しくは、当・横浜市衛生研究所ホームページ「熱中症(熱射病、日射病)を予防しましょう」をご覧ください。
参考ウェブページ
- 総務省消防庁「熱中症情報(外部サイト)」・「過去のデータ一覧(平成20年~)(外部サイト)」
- 横浜市衛生研究所「熱中症情報」
- 横浜市衛生研究所「全国熱中症患者救急搬送状況(2019)」
- 横浜市衛生研究所「全国熱中症患者救急搬送状況(2020)」
- 横浜市衛生研究所「全国熱中症患者救急搬送状況(2021)」
2018年8月9日初掲載
2018年11月15日改訂
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