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ハチの巣を見つけたら

最終更新日 2024年1月22日

ミズキーとまなぶ「住まいの衛生~ハチ編~」(再生時間5分47秒)

スズメバチとアシナガバチの「見分け方」や「危険性」、「駆除方法」等について、動画にまとめました。
ぜひご活用ください。

ハチの巣の駆除

福祉保健センターでは駆除を行っていません。
なお、スズメバチは攻撃性が強いため、巣を駆除する場合は専門業者に依頼することをお勧めしています。
駆除業者については、インターネット等により、ご自身でお調べください。ただし、ご自身では駆除業者が分からない場合であって案内をご希望の場合は、次の協会を一例としてご案内しています。
駆除料金は全額自己負担となりますので、事前にお見積りを取るなど、よく確認したうえで、ご依頼ください。

〇一例〈公益社団法人神奈川県ペストコントロール協会〉
有害なねずみ・昆虫の駆除を行っている専門業者で構成される公益社団法人です。
電話番号:0120-064-643(神奈川県内固定電話に限る)、045-681-8585
ファックス:045-681-9502
受付時間:平日(月~金)9:00~17:00、土曜(第1、第3)9:00~12:00
ホームページ:https://kanagawa-pco.or.jp(外部サイト)

人を刺すハチとは

刺すハチとして気をつけなければならないのは、スズメバチ・アシナガバチなどのごく一部の種類です。
これらのハチの社会は女王バチ、オスバチ、はたらきバチからなり、巣を守るために外敵を攻撃します。
他のハチは針を持っていても、素手でつかんだりしない限り刺すことはありません。
森林の宅地開発が進んで、ハチが身近な場所に巣を作ることが多くなりました。
被害にあわないためにもハチの習性を知ることが大切です。

ハチの巣について

軒下、樹木の枝、屋根裏、戸袋の中、土の中など様々な場所に巣を造ります。
ハチは不用意に巣に近づいたり、巣に触れたり、振動を与えた場合は攻撃をしてきます。
樹木の剪定をするときなどは、ハチの巣がないか確認をしましょう。
もし、攻撃をうけた場合は姿勢を低くして、なるべく早くその場から離れましょう。
ハイキングの時などは登山道以外に踏み込まないようにしましょう。
また、黒色の物が攻撃の対象になりやすいので、暗色の服装はさけ帽子をかぶりましょう。
ハチは寒くなると活動しなくなり、冬にはいなくなります。
ハチの巣は1年限りで、次の年に同じ巣を使うことはありません。

スズメバチについて

4~7月頃までの巣の形

4月から7月くらいまでのスズメバチの巣は、巣の大きさは直径約7センチ程度、トックリや一輪挿しをひっくりかえしたような形です。
女王バチが1匹で巣をつくり、産卵をしています。
巣の大きさが直径約10センチ程度になると最初のはたらきバチが羽化しはじめます。その頃には、巣の形は野球ボールのように丸くなっています。

8~11月頃までの巣の形

直径20~30センチの円形で、マーブル模様のはちの巣です
スズメバチの巣

8月から11月くらいまでのスズメバチの巣は、巣の大きさは直径約20~30センチ程度(これ以上大きくなる場合もあります)、ボールのような丸い球状です。表面はマーブル模様のように柄が入っています。
ハチの出入口は1箇所です。

アシナガバチについて

1.自分で駆除をする場合

巣の表面にはハチが何匹もとまっており、形はお椀をひっくり返したような形です。下から見ると巣穴がたくさ
アシナガバチの巣

外被がなく、下からみるとたくさんの六角形の穴が見えます。
スズメバチより攻撃性は弱く、巣に刺激を与えなければ危険はありません。
スズメバチ同様、巣は1年限りで捨てられます。

1.準備

巣の位置を確認します。
作業のじゃまになるようなものを片づけます。

2.殺虫剤の用意

ハチ専用、またはハエ・蚊用のスプレー式殺虫剤を用意します。

3.作業時の服装の確認

長袖、長ズボンで帽子をかぶりましょう。
手袋、長靴を用意して首にはタオルを巻きましょう。
黒い色の服や帽子は避けましょう。

4.駆除作業

夕方から夜間に行います。
人通りがないことを確認します。
風向きを調べ、風上から巣に近づき、数秒間殺虫剤を噴射します。
巣の真下から噴射すると、ハチが落ちてきますので、真下には入らないようにしましょう。
懐中電灯を使用する場合には巣に光をあてないようにします。

5.後片付け

巣にハチがいないことを確認します。
落ちたハチは素手で触らないようにしてください。
※巣が軒下などの高所や茂った木の中など、殺虫剤の使用が難しい場合、専用の器具(竿状の噴射器具)を貸し出していますので、ご相談ください。

オンラインでハチの相談ができます

スズメバチかアシナガバチかをご自身で判断できない場合は、「【港北区限定】ハチの巣の相談について」(外部サイト)でも相談を受け付けています。ご投稿されたハチの巣の写真からハチの種類を判断し、対処方法をお答えします。
なお、画像の状態によっては判断できない場合もありますので、ご了承ください。判断できないものについては、再度撮影していただくか、直接電話をしていただくよう返信します。

注意事項

ハチの巣相談のイラスト
ハチの巣相談のイメージ

  • ご相談は港北区内にできたハチの巣に限ります。それ以外の場合は返信いたしません。
  • ハチを刺激しない距離から、可能な限り鮮明な巣の写真を撮影してください。ただし、撮影に不安を感じる場合は、無理せず、お電話でご相談ください。
  • 相談から当日中に回答申し上げることが困難な場合もありますので、ご了承ください。特に、休庁時の申請は回答に数日を要します。
  • 福祉保健センターでは直接駆除は行っていません。

ミツバチについて

定住しないことがほとんどですので、しばらく様子をみましょう
ミツバチの分封

春に巣分かれをし、このとき木の枝に集団で集まりますが、巣を造っているわけではありません。
これを分封(ぶんぽう)といいます。
分封はミツバチの巣でなくミツバチの塊です。
ミツバチは新しい巣になるところを探しているのです。
通常ミツバチの巣は木の洞、壁の間などの閉鎖空間に造ります。
分封中の蜂は人を襲うような攻撃性はほとんど無く、数時間か数日で移動しますので、しばらく様子を見てください。

刺されたら

ハチに万一刺されてしまったら、すばやく毒を吸出し、冷やしましょう。

  • 以前にもハチに刺されて具合の悪くなったことがある。
  • 動悸がする。
  • 気分が悪い。
  • 何か所も刺された。

などの場合は、すぐに病院に行ってください。
アンモニアは効きません。

このページへのお問合せ

港北区福祉保健センター生活衛生課

電話:045-540-2373

電話:045-540-2373

ファクス:045-540-2342

メールアドレス:ko-eisei@city.yokohama.jp

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