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麻しん(はしか)に注意が必要です

最終更新日 2025年3月13日

記者発表

市内で麻しん(はしか)患者の発生がありましたので、お知らせします。

  • 保健所が患者の行動について調査したところ、周囲へ感染させる可能性のある時期に、記者発表資料のとおり公共交通機関を利用していたことが判明しました。
  • 当該交通機関を同じ時間帯に利用された方で、利用後10日前後経ってから、麻しん(はしか)を疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に電話連絡のうえ、指示に従い受診してください。
    また、移動の際は、周囲への感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を避けてください。
    ※夜間、休日の医療機関案内は、#7119、かながわ救急相談センター
     045-232-7119、または、045-523-7119(24時間・年中無休)にご相談ください。

国内および横浜市内で麻しん(はしか)が発生しています。

横浜市内では今年に入り複数の発生報告があり、海外渡航歴がある事例のほか、海外渡航歴がない事例についても報告がありました。
国内では、新型コロナウイルス感染症流行中の報告数は少なく推移していましたが、今年に入り、2025年第9週(2月24日~3月2日)までに、大阪府・岡山県で各2例、宮城県・東京都・愛知県で各1例の発生報告があります。

麻しんは感染力が強く、予防接種が最も有効な予防策です。

  • 母子手帳などで接種歴を確認し、小学生以上の方で2回接種をしていない場合は、ワクチンを接種することをお勧めします。
  • 定期接種の対象となる1歳と小学校入学前(年長児)の方は、接種期間に適切に予防接種を受けましょう。
  • 海外渡航前には行先の流行状況を確認し、必要な予防接種を受けましょう。

流行地への渡航を計画している方、流行地から帰国した方へ

現在、麻しん(はしか)は東南アジアやアフリカなどで流行しており、海外で感染し、帰国後に麻しん(はしか)と診断された報告例も増えています。
流行地へ渡航を計画している方は、り患歴や予防接種歴を確認していただき、検査や予防接種を受けることをご検討ください。
流行地域から帰国後、体調不良がある場合には、速やかに医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。

  1. 海外渡航前は、渡航先でどんな感染症が流行しているか確認しましょう。
  2. 海外渡航前は、自身が麻しん(はしか)に感染したことがあるか、予防接種を受けたことがあるか確認しましょう。
    (上記が分からない場合)
    海外渡航前に医療機関ではしかの抗体価を測定することや予防接種を受けることを推奨します。
  3. 海外渡航後に体調不良になった場合は、医療機関に「いつ、どこへ渡航し、どんな症状が出ているか」を伝えた上で受診しましょう。

麻しん(はしか)について

麻しんウイルスによる感染症で、非常に感染力が強く、抗体がない人が感染するとほぼ100%発症します。
麻しん(はしか)は、一度かかった人及び2回の予防接種により十分な免疫をもっている人は、発病する心配はないと言われています。

  • 感染すると10~12日間の潜伏期間を経て、発熱、咳、鼻水など風邪のような症状が現れ、2~3日間発熱が続いた後に、39度以上の高熱と全身に赤い発しんがでます。
  • 症状が出現する1日前から解熱後3日くらいまで周りの人に感染させる力があります。

感染経路

  • 空気感染、飛沫感染、接触感染でせきやくしゃみ等の飛沫からだけでなく、麻しん(はしか)患者と同じ空間にいるだけで感染します。

麻しん(はしか)の予防方法

  • 麻しん(はしか)はワクチンで予防できます。母子手帳などで接種歴を確認し、小学生以上の方で2回接種をしていない場合は、ワクチンを接種することをお勧めします。
  • 麻しん風しん混合(MRワクチン)は予防接種法で定期予防接種の対象とされています。対象となる方は、接種期間に適切に予防接種を受けましょう。

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このページへのお問合せ

横浜市保健所(医療局健康安全課)

電話:045-671-2463

電話:045-671-2463

ファクス:045-664-7296

メールアドレス:ir-kenkoanzen@city.yokohama.lg.jp

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